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〇テンプス60周年の重み

〇テンプス60周年の重み

【Temptations 60th Anniversary】


(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇テンプス60周年の重み

【Temptations 60th Anniversary】

重み。

テンプテーションズの2022年1月28日(金)に発売されたばかりの『60』を、おととい『ソウル・トゥ・ソウル』で特集したが、紹介をしている間に、改めて、その60年の重みを感じいってしまった。

1960年にオーティス・ウィリアムス&ザ・ディスタンツと別のグループが合体して、モータウンにやってきて、テンプテーションズとなり、いくつかヒットが出ない中、1962年に初ビット「ドリーム・カム・トゥルー」が生まれ、さらに続く「ザ・ウェイ・ユー・ドゥ・ザ・シングス・ユー・ドゥ」が大ヒット。テンプスは一躍人気ヴォーカル・グループとなっていく。

現在まで26人のメンバーがテンプテーションズに入り、そのうち、13人はすでに鬼籍に入っている。そのことをしゃべっているとき、改めて、すごいグループだなあ、と思った。

そして、このオリジナル・メンバー、唯一のサヴァイヴァー、オーティス・ウィリアムス、現在、80歳がこの「テンプテーションズ」というR&B史上に燦然と輝く金字塔のブランドを、名番頭のようにしっかりと守っている。

18歳くらいで作ったヴォーカル・グループを、その後60年続けるなんて、誰も夢にも思わないだろう。

ミニ特集の最後にかけた「カム・オン」。オーティス&ザ・ディスタンツが1960年に録音し、それを60年以上も経て、再録音し、それをアルバムの最後に持ってくる。その曲のイントロには、彼らが出始めた頃の昔話を、オーティス本人が語りかける。(大意のみ)

Come On = The Temptations
5,462 回視聴2022/01/27


https://www.youtube.com/watch?v=3Xbh1ukrT5M


「デトロイト・ミシガン、1960年。ある夜、コミュニティー・センターでライヴをやっていたら、スモーキー・ロビンソンとミラクルズが歌っているときに、横にミスター・ベリー・ゴーディーがいた。『なあ、お前たちのレコード、気に入ってるよ。今度私は新しいレーベルを始めるから、ちょっと話に来ないか』というので名刺をキープして、その後会いに行った。この『カム・オン』を再録音するのは、テンプテーションズのライフ・ストーリーを語るのに、もっとも卓越したものだと思うからだ。1964年、メルヴィン・フランクリン、デイヴィッド・ラッフィン、エディー・ケンドリックス、ポール・ウィリアムズ、そして私、オーティス・ウィリアムズがいた。スモーキーが1964年、『ザ・ウェイ・ユー・ドゥ・ザ・シングス・ユー・ドゥ』を書いてくれた。信じられるかい? 今は2021年だよ。いまだになんとか頑張っている。60周年記念アルバムだ。こんなはるかかなたまでたどりつくことなんて想像だにできなかった。愛が『千里の道も一歩から』を可能にしたんだ。ミスター・ゴーディー、改めてあなたにはお礼をいいたい、どんぴしゃのタイミングで、最高の場所にいてくれて。神は、どこにもいるから。あなたとモータウンとともに歴史を作り、その一部であることは永遠に続く。デイヴィッド・ラッフィン、エディー・ケンドリックス、ポール・ウィリアムズ、メルヴィン・フランクリン、デニス・エドワーズ、もはやテンプスではないすべての人、ロン・タイソン、テリー・ウィークス、名前が言えなかった人、この素晴らしき時を過ごせ、みなさんのご支援に感謝の意を表したい」

CDジャケットは、5人の手が映っている。新旧のメンバーもいるが、グループ「ザ・テンプテーションズ」の60年の歴史と強い絆を象徴するかのようだ。


今月の『AOR/ソウル・トゥ・ソウル』(JFN各局、毎週火曜日20時から生放送)でのテンプテーションズ特集もお楽しみに。


アマゾン・CD
Temptations : 60


https://amzn.to/3LbtPcX

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