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〇続・佐藤剛さん、本人ツイッターで家族が発表

〇続・佐藤剛さん、本人ツイッターで家族が発表
 
【Still Go Sato】
 
発表。
 
音楽プロデューサーであり、作家でもあった佐藤剛さんの訃報が、2023年6月26日午前6時過ぎ、本人のツイッター・アカウント、会長を務めていたミュージックソムリエ協会などから発表された。25日に葬儀を終えてのもの。お別れの会が行われるという。詳細わかり次第、こちらでもお知らせします。
 
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本人名義のツイッター

 
ご報告
 
佐藤剛はかねてより大腸がんのため闘病していましたが
2023年6月20日(火)天国へ旅立ちました
葬儀は6月25日(日)に家族葬にて執り行いました
お知らせ遅くなったことをお詫びするとともに
生前多くのご支援 ご厚情いただいたこと 故人に代わりましてお礼申し上げます
 
家族一同
 
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ミュージックソムリエ協会

 

 
これらを受けて、また、その前からのツイートなどをトゥゲッターがまとめているが、かなり膨大な情報が流れている。いかに彼が多くの人々から愛されていたかがよくわかる。
 

 
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膨大な剛さんの思い出があふれているが、高山広さんの一人芝居『ルーサー物語』『アレサ物語』でお手伝いいただいた丸山茂樹さんのツイートにあった、剛さんの言葉がひじょうに印象に残ったので、引用する。
 

 
「たった一人のために訴えるのが歌です。たった一人のために歌うのがシンガーです。」
 
「丸山くん、世界というものは半径数メートルぐらいのものです。突き詰めれば2,3メートル以内のものです。だからこそ、君のように自分の足で歩き、人と話し、歌い、(笑)、泣いて、それを歌にする人が必要なのですよ。」
 
メッセージをもらって大号泣していました。
 
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「世界は半径数メートル」。これは、けだし名言。これで、本一冊書けるのではないか?
 
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マイケル・ジャクソンの自伝『ムーンウォーク』の日本語版のプロデュースをするときに、翻訳者に有名作家ではなく、音楽のことを語れる作家として田中康夫さんを選んだ。(もっとも、その時点で、田中さんも『なんとなく、クリスタル』のミリオン・セラーで、十分有名作家ではあったが)
 
頼まれた時点ではまだ翻訳文はあがっていなかったが、あがってきて読んでみて、見事な『なんとなく、クリスタル』調の田中康夫文体になっていて感銘した。剛さんの慧眼だ。
 
音楽・映画・本が大好きというところが、もうたまらない。
 
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OBITUARY>Sato, Go (1/21/1952 – 6/20/2023, 71 year old)
 
 

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