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〇たとえば、ライターやシェフ、アスリートへ応用してみるチック・コリアの「安っぽいけど、よいアドヴァイス」

〇たとえば、ライターやシェフ、アスリートへ応用してみるチック・コリアの「安っぽいけど、よいアドヴァイス」

【Cheap But Good Advice For Writer, Chef, And Athlete】


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(本作・本文は約5000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ10分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと17分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇たとえば、ライターやシェフ、アスリートへの「安っぽいけど、よいアドヴァイス」

【Cheap But Good Advice For Writer, Chef, And Athlete】

クリエイティヴ。

昨日付(2021年2月17日)ノート/ブログでご紹介したチック・コーリアの「安っぽいけどグッド・アドヴァイス」は大変な反響を得た。タイプのメモを写真で掲載した最初のツイートは、24時間で40万以上のインプレッションを記録。ブログでは、ちゃんと訳して、この出自、解説などを載せた。これはクリエイティヴな人達全般に応用できるのではないかと書いた。そこでいくつかその応用編を考えてみた。

昨日(2月17日付けブログ)

チック・コリアのグループ内でプレイするミュージシャンのための「安っぽいけど、良きアドヴァイス」16か条

2021/02/17 


まずは、オリジナルの「グループ内でプレイするミュージシャン向け」のアドヴァイス。

1. 聴いたものだけをプレイしろ
2.  もし何も聴こえてこなければ、プレイするな
3.  指や手足をぶらつかせるな。常に(指や手足に)意識・目的を持て
4.  きりなく即興をするな。つねに、意識・目的を持って何かをプレイしろ、その即興を発展させるにせよ、しないにせよ、(意識がなければ)終われ、そして休みを取れ
5.  スペース(空間、間)を残しておけ、そのスペースを作り出せ、意識・目的をもってプレイしない場所を作れ
6. 自分の音を、他者と融合せよ、自身の音をよく聴け、そして、バンドの他のメンバーの音とその部屋の音に微調整せよ
7.  同時に複数の楽器をプレイするとき、たとえばドラム・キットや複数のキーボード、それぞれの(楽器のサウンドの)バランスを必ず取れ
8.  自身の音楽を決して(無意識に)機械的に作るな、自身の癖のパターンから作るな。それぞれの音、フレーズ、部分を意図的に慎重に作り出せ
9.  他の者が好きであろうものをプレイせず、自身の好きなものをプレイすることに進め
10.  様々な要素のコントラスト(明暗、強弱)とバランスをうまく取れ。その要素とは、高い音/低い音、(テンポの)速さ/ゆっくりさ、(音の)大きさ/ソフトさ、緊張/リラックス、密度の濃さ/薄さなどだ。
11.  他のミュージシャンをよく見せるようにプレイしろ。全体のサウンドをよく鳴らすようにプレイしろ。
12.  リラックスした体でプレイしろ。緊張の元凶となるものはすべて常に解放しておけ。
13.  曲の導入部分、発展部分(途中)にスペースを作り出せ、そして、意識的にフレーズを作り出して終了せよ。
14.   自身の楽器を決して叩いたりするな。やさしく、優雅にプレイしろ
15.  スペースを作り出せ、そしてそのスペースに何かを埋め込め
16.  真似は最小限に、他のプレイヤーのフレーズを発展させ、コントラストをつけたフレーズをクリエイトしろ

単独で仕事をする場合とグループ内で仕事をする場合で微妙に変わってくるが、たとえば、こんなのはどうだろう。ちょっと微調整しているものもある。

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1.ライター編 

① 例1 ライター編 横線で消したのは、該当しない部分

1. 読んだもの(取材したもの)だけを書け
2.  もし何も読めなければ(取材できなければ)、書くな
3.  指や手足をぶらつかせるな。常に(指や手足に)意識・目的を持て
4.  きりなくだらだらと長文を書くな。つねに、意識・目的を持って書け、そのだらだら長文を発展させるにせよ、しないにせよ、(意識がなければ)終われ、そして休みを取れ
5.  スペース(空間、間)を残しておけ、そのスペースを作り出せ、意識・目的をもって書かないことを作れ
6. (自分の音を、他者と融合せよ)自身の文をよく読め、(そして、バンドの他のメンバーの音とその部屋の音に微調整せよ)
7.  同時に複数の文章を書くとき、それぞれの文章のバランスを必ず取れ
8.  自身の文章を決して(無意識に)機械的に作るな、自身の癖のパターンから作るな。それぞれの文章、文節、フレーズ、単語を意図的に慎重に絞り出せ
9.  他の者が好きであろうものを書かず、自身の好きなものを書くことに邁進せよ
10.  文章における様々な要素のコントラスト(明暗、強弱)とバランスをうまく取れ。その要素とは、(文章のリズム感の)速さ/ゆっくりさ、(文章表現の)大げささ/ソフトさ、(文章内における)緊張感/リラックス感、密度の濃さ/薄さなどだ。
11.  他の書き手をよく見せるように書け。(これは、どうかな) 全体のサウンドをよく鳴らすようにプレイしろ。
12.  リラックスした体で書け。緊張の元凶となるものはすべて常に解放しておけ。
13.  文章の導入部分、発展部分(途中)にスペースを作り出せ、そして、意識的にフレーズを作り出して終了せよ。
14.   自身のペンや、(コンピューターの)キーボードを決して叩いたりするな。やさしく、優雅に書け
15.  (行間に)スペースを作り出せ、そしてそのスペースに何かを埋め込め
16.  真似は最小限に、他の書き手のフレーズを発展させ、コントラストをつけたフレーズをクリエイトしろ

ライター 顔なし

ライターにとっては、耳が痛い。(笑)

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2.シェフ、料理人

② シェフの場合

では、②料理を作るシェフの場合、どうだ? 


1. 食べたものだけを料理しろ
2.  もし何も味を感じなければ、作るな
3.  指や手足をぶらつかせるな。常に(指や手足に)意識・目的を持て
4.  きりなく即興で料理を作るな。つねに、意識・目的を持って料理をしろ、その即興を発展させるにせよ、しないにせよ、(意識がなければ)終われ、そして休みを取れ
5.  スペース(空間、間)を残しておけ、そのスペースを作り出せ、意識・目的をもって調理しない場所を作れ
6. 自分の音を、他者と融合せよ、自身の料理をよく味わえ、そして、バンドの他のメンバーの音とその部屋の音に微調整せよ
7.  同時に複数の調理をするとき、たとえば複数のフライパンなど、それぞれの(調理器具の)バランスを必ず取れ
8.  自身の料理を決して(無意識に)機械的に作るな、自身の癖のパターンから作るな。それぞれの味、フレーズ、部分を意図的に慎重に作り出せ
9.  他の者が好きであろうものを料理せず、自身の好きなものを料理することに進め
10.  様々な料理の要素のコントラスト(明暗、強弱)とバランスをうまく取れ。その要素とは、濃い味/薄い味、硬さ/柔らかさ、(料理の)大きさ/小ささ、(食べる時の)緊張/リラックス、(料理の)密度の濃さ/薄さなどだ。
11.  全体の料理をよく味わえるように、調理しろ。
12.  リラックスした体で調理しろ。緊張の元凶となるものはすべて常に解放しておけ。
13.  料理コースの導入部分、発展部分(途中)にスペースを作り出せ、そして、意識的にフレーズを作り出して終了せよ。
14.   自身の調理道具を決して叩いたりするな。やさしく、優雅に調理しろ
15.  スペースを作り出せ、そしてそのスペースに何かを埋め込め
16.  真似は最小限に、他の料理人のフレーズを発展させ、コントラストをつけた料理をクリエイトしろ

シェフ 顔なし

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3.アスリート、スポーツ選手、野球やサッカー

③ スポーツ選手の場合

それでは、③チームプレイの球技、サッカーや野球だったらどうなる?

1. 見たものだけをプレイしろ
2.  もし何も見えなければ、プレイするな
3.  指や手足をぶらつかせるな。常に(指や手足に)意識・目的を持て
4.  きりなく無駄な動きをするな。つねに、意識・目的を持って何かをプレイしろ、そのプレイを発展させるにせよ、しないにせよ、(意識がなければ)終われ、そして休みを取れ
5.  スペース(空間、間)を残しておけ、そのスペースを作り出せ、意識・目的をもってプレイしない場所を作れ
6. 自分のプレイを、他者と融合せよ、自身のプレイをよく認識し、そして、チームの他のメンバーのプレイと微調整せよ
7.  同時に複数のプレイヤーが(ひとつのボールを巡って)プレイするとき、各プレイヤーのバランスを必ず取れ
8.  自身のプレイを決して(無意識に)機械的にするな、自身の癖のパターンからやるな。それぞれのプレイ、しぐさ、パフォーマンスを意図的に慎重に作り出せ
9.  他の者が好きであろうものをプレイせず、自身の好きなものをプレイすることに進め
10.  様々な要素のコントラスト(明暗、強弱)とバランスをうまく取れ。その要素とは、高いボール/低いボール、(プレイ・テンポの)速さ/ゆっくりさ、(ボールの)強さ/弱さ、緊張/リラックス、プレイ自体の密度の濃さ/薄さなどだ。
11.  他の選手をよく見せるようにプレイしろ。全体のプレイをよくするようにプレイしろ。
12.  リラックスした体でプレイしろ。緊張の元凶となるものはすべて常に解放しておけ。
13.  プレイの導入部分、発展部分(途中)にスペースを作り出せ、そして、意識的にフレーズを作り出して終了せよ。
14.   自身の道具を決して叩いたりするな。やさしく、優雅にプレイしろ
15.  スペースを作り出せ、そしてそのスペースに何かを埋め込め
16.  真似は最小限に、他のプレイヤーのパフォーマンスを発展させ、コントラストをつけたプレイをクリエイトしろ

サッカー選手2人

さて、あなたのお仕事にこれは、応用できるか。

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