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●フレッド・パリス(ファイヴ・サテンズの創始者)85歳で死去~初期ドゥーワップ・グループ・ブームの立役者

●フレッド・パリス(ファイヴ・サテンズの創始者)85歳で死去~初期ドゥーワップ・グループ・ブームの立役者

【Fred Parris Dies At 85】


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●フレッド・パリス(ファイヴ・サテンズの創始者)85歳で死去~初期ドゥーワップ・グループ・ブームの立役者

【Fred Parris Dies At 85】

訃報。

フレッド・パリス Fred Paris R&Bヴォーカル・グループ、ドゥーワップ・グループ、
ファイヴ・サテンズの創始者、2022年1月13日に死去。85歳。

https://bit.ly/3rfKTVG 
 
死因は明らかにされていないがしばらく闘病していたという。

フレッド・パリスは、1936年3月26日アメリカ東部コネチカット州ニューヘヴン生まれ。1954年頃フレッド・パリスが友人ら5人(計6人)とR&Bヴォーカル・グループを結成。その後メンバーの出入りがありグループ名も変わったが最終的に5人組となり、ファイヴ・サテンズとなった。

1956年(昭和31年)2月19日、コネチカットの「セント・バーナデット教会」の地下室で録音された曲「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」は当初シングルのB面だったがDJがかけるようになり、じわじわヒット。フレッドはこの曲を書いている。A面は「ザ・ジョーンズ・ガールズ」という曲。

THE JONES GIRL - The Five Satins [Ember #1005] 1956


https://www.youtube.com/watch?v=_f6GHbe-mdU

In The Still Of The Night (Nite) - The Five Satins


https://bit.ly/3Ab2KkY (4人編成の珍しい映像) 

同名曲がすでにあったために、「Night」のスペルを「Nite」にした。しかし、その後、この曲のほうが有名になったので、再び、「Night」に戻っているようだ。

フレッドはこれが大ヒットするとは思わず、自身の当初の予定通りに、徴兵に応じ、軍隊入り。

だが、曲は1956年9月からチャート入りR&Bで3位。いわゆるドゥーワップ・ブームの先鞭をつけた。ヒットしていた頃は日本に駐在していたという。その間、グループは別のリード・シンガー、ビリー・ベイカーをいれ活動を続け、1958年1月兵役から戻りグループに復帰。

同曲はその後も浸透、オールディーズの定番に。

ただし、ドゥーワップ・ブームは長くは続かなかったが映画『アメリカン・グラフィティー』(1973年)、『ダーティー・ダンシング』(1987年)などに使用されスタンダード化し、「グラミー殿堂」「ロックンロール殿堂」入りを果たす。ちなみに、この曲はビルボード・ポップ・チャートで、3回チャートイン。ただしトップ10入りはしていない。

後のR&Bヴォーカル・グループに多大な影響を受け、ボーイズ・トゥ・メンもカヴァーした。

https://www.youtube.com/watch?v=X7RMiaVLBW8

なお、「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」は日本でも山下達郎、鈴木雅之、キングトーンズなどがカヴァーしており、なじみ深い。

いくつかカヴァーもでているが、カントリー・シンガー、ロニー・ミルサップが「ロスト・イン・ザ・フィフティーズ・トゥナイト(イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト)」と題して、1985年にカントリー・チャートで1位にしている。

Ronnie Milsap - Lost in the Fifties Tonight (In the Still of the Night)


https://www.youtube.com/watch?v=uHD4kGY7tbs

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映画『アメリカン・グラフィティー』でも使用されていたはずだが、同映画のサウンドトラックには収録されていない。映画では70曲以上が流れ、サントラに収録されたのは、40曲ほどだったので、漏れてしまったか、あるいは、権利関係で収録できなかったのかもしれない。サントラには別の曲が入っている。

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