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●シャロン・ペイジ死去~フィリー・ソウルの歌姫


●シャロン・ペイジ死去~フィリー・ソウルの歌姫



(本作・本文は約9000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、18分から9分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと30分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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●シャロン・ペイジ死去

【Sharon Paige Dies】

訃報。

フィラデルフィア・ソウルの人気グループ、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツのゲスト・シンガーとして活躍してきた女性ソウル・シンガー、シャロン・ペイジが2020年7月4日までに死去した。60代半ばとみられる。アメリカのソウルトラック・ウェッブサイトが報じた。例によって場所年齢死因など不明。


https://bit.ly/31Ucelz 

もともとプロデューサーのギャンブル&ハフが地元のタレントショーで見つけ、しばらく彼らのフィラデルフィア・インターナショナル・レコーズのオフィースで仕事をしていた。そこで、ブルーノーツのアルバム制作時にかねてから温めていてダスティー・スプリングフィールドで録音しながらもヒットには至っていなかった「ホープ・ザット・ウィ・キャン・ビー・トゥゲザー・スーン」で大抜擢して録音させたところ、大ヒットになり、注目のシンガーとなった。

ブログ シャロンページ ギャンブル&ハフ

(左・リオン・ハフ、右・ケニー・ギャンブル)

ブルーノーツのリーダー、ハロルド・メルヴィンとテディー・ペンダーグラスとのデュエットでこれがソウル・チャートで1位を記録する大ヒットになった。ちなみにアルバムは『トゥ・ビー・トゥルー』。

シングル盤ではグループ名よりシャロン・ペイジのほうが大きな字で書かれている。

ブログ シャロンページ トゥビートゥルージャケ写

sharon paige and harold melvin and the blue notes.HOPE THAT WE CAN BE TOGETHER SOON


https://www.youtube.com/watch?v=r4PVcjMEcFs

『ソウル・トレイン』出演時動画→


https://bit.ly/38y5YRq 

そして、司会がなぜかドン・コーネリアスではなく、コメディアンのリチャード・プライアーだ。

一番をシャロンが歌い、その次をグループのリーダー、ハロルド・メルヴィンが歌う。リードのテディ―はバックコーラスにまわり、最後だけ入る。

比較的新しいヴァージョン

Hope That We Can Be Together Soon (From Love Train: The Sound of Philadelphia - Live In...


https://www.youtube.com/watch?v=uWkTlPE-nSU

すでにテディー、ハロルドもいない。

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シャロンはこれまでに2度来日した。

2006年2月来日時ライヴ評→  



https://bit.ly/2C9gAdH 

February 27, 2006
Harold Melvin & The Blue Notes Live: The Legacy Still Continues
【ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツ・ライヴ】 

ブランド。

音楽いやあ、予想よりよかった。実はこのザ・ブルーノーツ、グループのリーダー格ハロルド・メルヴィンも他界しており、オリジナルのメンバーはいないので、一体どんなパフォーマンスを見せるのか若干心配ではあったのだ。ところが、バンド演奏が終わり、彼らが青いスーツに身を包んで華麗に登場した瞬間、そんな心配は吹き飛んだ。しかも、リード・シンガー、ダーネル(ダーネル・ガレスピー)の声や歌い方が、グループのかつてのリード・ヴォーカル、テディー・ペンダグラスを彷彿させる。実にいい声で驚いた。

観客はさすがに年齢層が高く、しかも、ソウルマニア度が高かった。ソウルバー関係者、いつも見かけるソウル好きファンが多数きていた。

あとは約1時間半にわたって、次々と彼らのヒット曲がこれでもかこれでもかと出てくる。スローあり、ミディアムあり、こうして曲を並べられると改めて彼らがフィラデルフィアで、オージェイズと並んで重要なR&Bヴォーカル・グループだったのだあ、と思った。そして、オールド・スクールのヴォーカル・グループらしく、曲に付随する振り付けが楽しい。ヒット曲の連続ということで、やはり彼らの作品群の良さというのが際立っていた。

1972年の大ヒット「イフ・ユー・ドント・ノウ・ミー・バイ・ナウ(邦題、二人の絆)」などのバラードでのダーネルのヴォーカルも圧倒的だが、「バッドラック」などのアップテンポでも実に聴かせる。時に、マイクを離し、ノーマイクで喉を聞かせるあたりすごい。

また「ホープ・ザット・・・」のレコード(CD)でも共演している女性シンガー、シャロン・ペイジは、レコードで聴かれるさわやかなイメージよりも、はるかにゴスペル臭が漂う本格派のシンガーだった。

ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツというグループ名は実にいいにくい。DJ泣かせである。しかも、初期のヒット「イフ・ユー・ドント・ノウ・ミー・バイ・ナウ」などタイトルにも長いものが多く、これまたDJ泣かせ。しかも、頭にハロルド・メルヴィンとつけながら、メルヴィンはリード・ヴォーカルではないからややこしい。内山田弘とクールファイヴのリードシンガーが前川清のようなものだ。しかも、一番人気のリードシンガー、テディーは抜け、メルヴィンもいない。だが、グループはひとつの「ブランド名」として、しっかりとそのグループの歴史と伝統を受け継いでいるわけだ。ブランド名が引き継がれ、レガシーも代々受け継がれていく。

年末のウィスパーズ、今年に入ってからマンハッタンズ、そして、このブルー・ノーツと良質のR&Bヴォーカル・グループのライヴが続いた。これからも、たくさんのグループに来て欲しい。


デュオのウェッブ

http://www.duomusicexchange.com/
開場6時、開演7時

■メンバー (ザ・ブルー・ノーツ)

John Morris, Anthony Brooks, Rufus Thorne, Darnell Gillespie, Sharon Paige

Setlist

show started 19:05
01. Intro Medley: Tighten Up
02. I Get Lifted
03. Bustin Loose
04. Play That Funky Music
05. Funky Broadway
06. (??) (01-06, band only)
07. Tell The World How I Feel About 'Cha Baby
08. Where Are All My Friends
09. If You Don't Know Me By Now
10. The Love I Lost
11. I Miss You
12. Bad Luck
13. Hope That We Can Be Together Soon (with Sharon Paige)
14. I'm Weak For You
15. You Know How To Make Me Feel So Good
16. At Last (Sharon solo)
17. Don't Leave Me This Way
18. I Should Be Your Lover
19. Wake Up Everybody
Enc. Yesterday I Had The Blues
show ended 20:44

(2006年2月26日日曜、渋谷デュオ[Duo}=ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Melvin, Harold & The Blue Notes
2006-40

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上記セットリスト15で歌われたシャロン入りの曲
Harold Melvin & Blue Notes feat Sharon Paige ~ You know how to make me feel


https://www.youtube.com/watch?v=iNMkDK2r3Oo

February 28, 2006
Harold Melvin & The Blue Notes: Behind The Scene



http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200602/2006_02_28.html

【ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ】  

伝統。 

音楽『ウェイク・アップ・エヴリバディー』のアナログ・ジャケットを持ってきたファンが何人もいる。ライヴ終了後、メンバーが出てきて、それぞれのアルバムやCDにサインをしている。だが、おもしろいことに『ウェイク・・・』の裏に映っている写真のメンバーは、今日は来ていない。だが彼らは何一つ嫌がることなく、サインしている。 

今回のブルー・ノーツのメンバーは一体どれくらいやっているのか気になったので、ちょっと尋ねてみた。まず、もっとも長くグループに在籍しているのは、ルーファス・ソーン。彼は80年代初期から在籍、ブルー・ノーツの初来日(80年代初期)の時にも来ていたという。(ブルー・ノーツは80年代に2度来日している。1度目はアイシャ・コーポレーションが呼び、二度目は今回と同じチョコレート・クリームが招聘していた。青山のカイでやったのは、後者) ルーファスは、『リーサル・ウィポン』の俳優ダニー・グローヴァーに似ていると僕は思った。 

次にアンソニー・ブルックスは、70年代にハロルド・メルヴィンらと仕事をしたという。そして、一時期彼らと離れていたが、ハロルドの他界(97年3月)を機にグループに戻った。彼は現在57歳だという。 

リード・シンガーのダーネル・ガレスピーは、本人によれば「80年からグループにいる」とのことだったが、来日はしておらず、おそらく90年頃からの参加と見られる。それにしてもダーネルのリードは迫力があった。彼もおそらく50代後半から60代前半だろう。 

そして、一番の若手ジョン・モリスは、90年以降に参加した。グループにもっとも長く在籍しているのは、シャロン・ページ、ルーファス、アンソニー、ダーネル、ジョン、の順番か。 

ところで、初日は「ウェイク・アップ・エヴリバディー」で終わりしばらくしてから、アンコールに応じて最後の曲「イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース」が歌われた。だが、実際は彼らは初日はアンコールはやらない、と言っていたそうだ。最後の曲として「ウェイク・・・」を歌った。ところが、川畑さん(ミラクル・オウナーであり、今回の招聘元)が楽屋に行き、「頼むからやってくれ」と拝み倒してやっともう1曲やったという。 

2日目は、最後の曲(アンコール)として、「ウェイク・・・」を用意していたので、「イエスタデイ・・・」が先に歌われた。僕も、絶対に「イエスタデイ・・・」をやった後にアンコールで「ウェイク・・・」という並びがいいと思ったのだが、元々そういうシナリオだったのだ。 

初日が終った後、メンバーの何人かは六本木のSSBに出向いた。そして、DJがハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツのレコード(「ユー・ノウ・ハウ・トゥ・メイク・ミー・フィール・ソー・グッド」)をかけてメンバーを紹介すると、来ていたアンソニーとドネル、そしてシャロンまでがDJブースのマイクを取り、レコードにあわせて歌ったそうだ。シャロンの「ホープ・ザット・ウィ・・・・」を始め4曲もだ。これはその場にいた人はラッキーだった。 


■メンバー (ザ・ブルー・ノーツ) 

John Morris, Anthony Brooks, Rufus Thorne, Darnell Gillespie, Sharon Paige

Setlist (Day Two: 2/27/2006)

show started 19:08
01. Intro Medley: Lovely Day
02. Da Butt
03. Brick House
04. Play That Funky Music
05. Funky Broadway
06. Shotgun (band only)
07. Tell The World How I Feel About 'Cha Baby
08. Where Are All My Friends
09. If You Don't Know Me By Now
10. The Love I Lost
11. I Miss You
12. Bad Luck
13. Hope That We Can Be Together Soon (with Sharon Paige)
14. I'm Weak For You
15. You Know How To Make Me Feel So Good
16. At Last (Sharon solo)
17. Don't Leave Me This Way
18. I Should Be Your Lover
19. Yesterday I Had The Blues
Enc. Wake Up Everybody
show ended 20:53

(2006年2月27日月曜、渋谷デュオ[Duo}=ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ・ライヴ) 
ENT>MUSIC>LIVE>Melvin, Harold & The Blue Notes
2006-42

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2008年7月来日時ライヴ評→


https://amba.to/2ZK1cwx 

シャロン・ページは来ています~ハロルド・メルヴィンズ・ブルーノーツ
2008年07月08日(火) 


△Sharon Paige Is Here : Two R&B Vocal Groups Still Alive & Kickin


(ライヴの内容に触れます。これからごらんになる方は、ご自身の判断でお読みください)

【シャロン・ペイジは来ています~ハロルド・メルヴィンズ・ブルーノーツ】

二組。

1970年代に大活躍した2組のソウル・ヴォーカル・グループ、ハロルド・メルヴィンズ・ブルーノーツとレイ・グッドマン&ブラウンが、ビルボード・ライヴでジョイント・ライヴ。前半がブルーノーツ、後半がレイ・グッドマンたち。そして、最後に両者全員が揃ってアンコール、という構成。バンドは、レイ・グッドマンたちのバンドを共有。ブルーノーツは、2006年2月以来、レイ・グッドマンたちは2002年1月以来の来日。

ブルーノーツは、リーダーのハロルド・メルヴィンも1997年3月に他界しており、もともとのリード・シンガー、テディー・ペンダグラスもいないのだが、名前をメンバーたちが引き継いでいる。言ってみれば「内山田洋とクール・ファイヴ」に内山田洋がいなくて、しかも、リード・シンガーの前川清もいない、みたいなもの。だが、この4人組は十分伝統的なR&Bヴォーカル・グループの粋を見せてくれた。

リード・シンガー、ダーネル・ガレスピーは、足を悪くしたのかスツールに座っての歌唱だったが、残る3人が実に激しく元気よく踊る。ダーネルの声はまさにテディペン系の迫力ヴォイス。

メンバー紹介がなかったが、最初の位置で向かって左からダーネル、ジョン、アンソニー、ルーファスの4人だ。(前回ライヴの記憶などによる) そして、ビルボードの告知にはなかったのだが、ちゃんとシャロン・ペイジが登場。前回来日ではしっかり告知されていたが、なんと今回も来ていて、18番の2曲を歌った。(セットリスト参照) やはりいい声だ。ちょっと小さくて、シャロンは魔法使いのように声を操る。これは、今からでも遅くないから、シャロン・ページの名前を告知などで出した方がいい。途中4人がマイクから離れてコーラスを聴かせるところがあり、なかなかヴォーカル・グループ・ファンとしてはスリリング。

そして、バンドはそのまま待機して、レイ・グッドマンたちを呼び込む。こちらは、今回は4人でのステージ。最初の立ち位置で向かって左がラリー、低音のアル・グッドマン、多くのリードを歌うファルセットがケヴィン・“レイ”・オウエンス、そして、もうひとりのオリジナル・ビリー・ブラウン。ケヴィンは、故ハリー・レイ役を担当。なかなかうまく味わいをだすが、もともとケヴィンはこのレイ・グッドマンのレコーディングやライヴで第4の男として影で歌っていたこともある。舞台の紹介でも、ルーサー・ヴァンドロスとともに27年間歌ってきた、と言われていた。古くは、リヴレーションというヴォーカル・グループのリードとしても活躍したことがある。隠れたファンを持つシンガーだ。

そして、レイ・グッドマンたちが表向きは3人で活動していたときも、ステージやレコーディングで第4の男がいたのだが、今回参加のラリーはまさにその第4の男役。

やはり、ベースのアルを含む4人でのアカペラから始まる「インサイド・オブ・ユー」などはぞくぞくする。そして、ヒット曲メドレーも、いいスイート・ソウル曲が多くて、懐かしい。しかし、ハリー・レイの代役はさすがのケヴィンにも若干の重荷。彼らはスローヒットが多いせいか、ブルーノーツほどは振り付けがないが、その分しっとりとした雰囲気をだした。

■過去関連記事

February 27, 2006
Harold Melvin & The Blue Notes Live: The Legacy Still Continues
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200602/2006_02_27.html

February 28, 2006
Harold Melvin & The Blue Notes: Behind The Scene
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_02_28.html
前回来日時ライヴ評。

レイ・グッドマン&ブラウン『一本のタオルでつながるふたりの絆』
【2002年1月13日日曜、六本木スイートベイジル】
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/laybrown20020113.html
前回ライヴ評。

■ メンバー 

=レイ・グッドマン&ブラウン=

アル・グッドマン/Al Goodman (Vocals)
ウイリアム・ビリー・ブラウン/William "Billy" Brown (Vocals)
ケヴィン・レイ・オーエンス/Kevin "Ray" Owens(Vocals)
ラリー・ウインフリー/Larry Winfree(Vocals)

=ハロルド・メルヴィンズ・ブルーノーツ=

ビッグ・ダディー・ダーネル・ガレスピー Darnell Gillespie (Vocals)
ルーファス・ファス・ソーン Rufus Fuss Thorne (Vocals)
アンソニー・トニー・ブルックス Anthony Tony Brooks (Vocals)
ジョン・モリス John Morris (Vocals)
シャロン・ページ Sharon Paige (Vocals)

=バンド=

マイケル・クルース/Michael Crews(Keyboards)
エイゼル・ディクソン/Azel Dixson(Keyboards)
カルヴィン・ハリソン/Calvin Harrison(Guitar)
ヴァンス・ホリデー/Vance Holliday(Bass)
ジョン・トンプソン John Thompson(Drums)

■セットリスト
Setlist: Harold Melvin’s Blue Notes, Ray Goodman & Brown@ Billboard Live, July 7th, 2008

=Harold Melvin’s Blue Notes=
Show started 21:34
01. Tell The World How I Feel About ‘Cha Baby
02. If You Don’t Know Me By Now
03. Bad Luck
04. Hope That We Can Be Together Soon (+Sharon Paige)
05. You Know How To Make Me Feels So Good (+Sharon Paige)
06. The Love I Lost
Performance ended 22:07

=Ray, Goodman & Brown=

Performance started 22:11
01. Intro
02. Sexy Mama
03. Inside Of You
04. Medley (4) to (9) :Gotta Find A Way
05. Heaven In The Rain
06. I Don’t Wanna Go
07. Look At Me (I’m In Love)
08. I Could Have Loved You
09. I Remember You With Love
10. Special Lady
11. Love On A Two Way Street
Enc. Ain’t No Stoppin Us Now (Both group, all together)
Show ended 22:52

(2008年7月7日月曜、六本木・ビルボード・ライヴ=ハロルド・メルヴィンズ・ブルーノーツ、レイ・グッドマン&ブラウン・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Harold Melvin’s Blue Notes, Ray Goodman & Brown
2008-117

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シャロンたちはライヴ後今は亡き六本木のソウルバー、SSBに参上。マイク片手にレコードに合わせて歌った。

そのときの様子を当時SSBでDJを担当していたテッペイ君が自身のブログに書いていた。

嬉しいハプニング 2008年2月27日付け


http://dj-teppei.jugem.jp/?eid=464#gsc.tab=0

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「ホープ・ザット・ウィ~」のオリジナル

さて、シャロン・ペイジの大ヒットとしてよく知られる「ホープ・ザット・ウィ・ビー・トゥゲザー・スーン」だが、これは実はギャンブル&ハフが一足先にダスティー・スプリングフィールドに提供していた曲だ。

ダスティ・スプリングフィールドが歌うタイトルは「レッツ・ゲット・トゥゲザー・スーン」で1970年発表の『ブランニュー・ミー』に収録→


https://bit.ly/3gtqlSM 

題名を変えたが基本は同じ

ダスティ・スプリングフィールドの同曲を含むアルバム『ブランニュー・ミー』→


https://amzn.to/3f4S0sK 

そして彼女のなんと『コンプリート・フィラデルフィア・エディション』なんて出てた→


https://amzn.to/3gt6eUP

ダスティーはこの前にメンフィスでソウルフルなアルバムを出していたので、メンフィスの次はフィラデルフィアだろう、ということでフィラデルフィアのギャンブル&ハフの門を叩いたわけだ。

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シャロン・ペイジはその後もソロ・シンガーとしてレコードをだしていたが、なかなかヒットには恵まれなかった。

SHARON PAIGE~YOU DON´T EVEN KNOW MY NAME


https://www.youtube.com/watch?v=NE36tUV7B80

Sharon Paige - New To You.


https://www.youtube.com/watch?v=T8aj5k4MrEE

SHARON PAIGE & HAROLD MELVIN AND THE BLUE NOTES ~IF YOU´RE LOOKING FOR SOMEBODY TO LOVE 1979


https://www.youtube.com/watch?v=X1Sdxx9y8cs

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