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Scrum Fest Mikawa 2023に参加しました

2023年9月15日、16日に開催されたスクラムフェス三河にオンラインで参加しました。
ブログ記事を書くのは不慣れなので、書いては消し、完成させては下書きにするうちに旬を逃したりしがちですが、今回は書く宣言したので頑張ります。


参加のきっかけ

スクラムフェス三河、当初は参加しない、というか出来ない見込みでした。
数ヶ月前から仕事がキツく、仕事中は元気に動き回れるのに一人時間になった途端に動けなくなる状態だったので、休日は一人でゆっくり過ごして体と頭を休める方が良いのではないか?と思っていました。

でも、そんな中ちょっと頑張って参加した「Developers Summit 2023 Kansai」。
よくアジャイル・スクラムのコミュニティでお会いする方とお話しをしたり、大勢の方が休日に集って前向きにわいわいしているのを眺めているうちに、
「あ、やっぱり私は寝てるよりイベント参加する方が元気出るわ」
と思い始め、懇親会で spring_aki さんに「三河は?」と聞かれた瞬間にいろいろ迷いが吹っ切れて「オンラインで参加します!」と答えたのでした。

セッションの感想

アジャイルな組織を作るために開発チーム作成ガイドを書いた話

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2023/proposal/18697

自分も今まさに組織の変革と、足元で開発チームをどう「作って」いくか?に悩んでいるところだったので、朝イチですでに「参加してよかった」と思えるセッションでした。
特に、優れたチームの効果として出来上がるプロダクトだけではなくチーム自体も成果だと聞いたとき、ちょっと「あっ」て声出ました。

私の働いている会社は基本受託開発メインで期間限定のプロジェクトとしてチームが組成されるため、できるだけチームを安定させようとしても、ひどい場合は毎月どんどん入れ替わってしまう。
そんな、なかなか変わらない現実を目の前に長く仕事していると、正直いろいろ妥協してしまいそうになるけど、、、いや、私の仕事は妥協じゃなくて変革じゃん?やっぱ頑張ろう、そのために私も自分の中のわずかな「勘」のようなものを言語化する努力をしよう、と気持ちを新たにしました。

2年間パーソナルコーチングを受け続けてみて得たサボタージュとの向き合い方

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2023/proposal/18803/2

変わりたい、変わらなきゃいけないのに、どうにもやらない言い訳ばかり探してるような気もする。。。みたいな悩みが尽きないので、まさに Target Audience ど真ん中で、非常に参考になるセッションでした。

これまで、自分に求められる振る舞い、あるべき姿、を意識することは多かったけど、「自分の内側の声」を意識するのは苦手なので、まず自分自身が本心でどう思っているかを認知することから始めたい。
で、どんなものが出てくるか分からないけど、今まで無視してきた分、サボさんとうまく付き合えたらいいなぁ。

チームに協働の意識を芽吹かせる合宿のススメ

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2023/proposal/18702

合宿!Twitter で合宿をしたというポストをお見かけするたびに、すごいなぁどうやってるのかなぁと思っていました。
たとえ同年代でも少人数でも合宿するってすごく難しいと思うんですけど、実現させる行動力と、ちゃんと合宿の中で成果を出せるように設計してはって、ただただ感心しきり。

とはいえ発表を聴き終わっても自分自身の立場で考えたときに「でもやっぱり合宿はハードルが高いな」というのが正直な感想で、じゃぁ何がそのハードルを作ってるんだろう?と考えると、一番は性別でした。
私は女性で、上の立場の人を誘おうとすると今だと全員男性。職位が同じくらいな人…も部内はほぼ男性。。。
うぅ〜〜ん…合宿のハードル高ぇ〜〜〜
でも、泊まらずにちょっと遠いところでいい感じの部屋借りて1日コースでやる!ならいけるかな?

業務の質を高めよう!社外スクラムコミュニティの力を組織に持ち帰った話

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2023/proposal/18637

私とはスクラムフェス初登壇が同じ福岡だった、というご縁ながら、コミュニティへの参加スタンスが全然違うおーのさん。私はイベントには数年前から参加しているものの、ごく最近までROM専で、あまり社内に持ち帰れていない気がしているので、こちらのセッションも楽しみにしていました。

てか、コミュニティへの参加について、「自分がこう思った」だけじゃ不十分だからアジャイルコーチ側から見たらどうなってるのか直接聞いてしてみた!って…すごくないですか?
おーのさんのこの行動力というか、自らを前に進めようとする力には毎回驚いています。
発表を聞く中で、「恥ずかしさ」や「恐怖」の感情は同じでも、私はおーのさんとは違う乗り越え方をしようとしているようだということに気付きました。ここ、もうちょっと言語化したいな。

スクラムマスターのためのコーチング講座

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2023/proposal/18668

こちらは90分のワークショップ。
コーチングの入門的な内容で、そういった研修自体はこれまで何度か受講したことがあるのですが、コーチングの研修は受ける度に発見や再認識することがあるし、何よりスクラム実践者が集まったときのワークショップがどのようになるか?に興味があって参加。
現地3チーム?+オンライン1チームで、非常に多くの方が参加されていたようでした。

私はオンライン組で、非常に楽しくワークができました。
言葉のリフレーミングや状況のリフレーミングは、知識としては知っていても、実際やってみると意外と出来ないものがあったり、グループの中で思いも寄らない表現が出てきて「あっ!」って思う瞬間が何度もあって。あれが脳がクリアになる感覚?だったのかもしれない。

その後、同じグループだった人同志で「御社の社内勉強会お邪魔させてください!」「ぜひぜひ!」な展開が発生したのも、本当に予想外の収穫でした。

どうする?LeSS(スクラムのスケーリング) 〜ふりかえりと再挑戦の過程で、まさにチームトポロジーに向き合う現地レポート〜

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2023/proposal/18670/less

最後はこちら。最近「大規模なんとか」を見る度に、必ずチェックしています。(うちの会社のコンテキストだと、すぐ規模を大きくしようとするので)

一度 LeSS をやってみて、うまくいかなくて LeSS をやめたあと、やっぱりまた LeSS をやろうとしている、とのことだったのですが、特に一度目の LeSS からの撤退あたりが「うわぁ〜」で、「自分だったら何ができるだろう?」と考えさせられる内容でした。

現在 LeSS の再始動に向けて動いていらっしゃるということで、検証結果もまた楽しみにしています!

おまけ

前日に体調があまり良くなかったこともあり、Day2 はしんどくなったら離脱しよう、録画でいいかなと思う時間帯があったら横になろうなんて考えていました。
でも、どの時間もすぐ聴きたいと思うセッションが何本もあり、またセッションを聴くうちにどんどん元気が出てきて、結果的にはフル参加+終わってからもボイスチャンネルで結構長時間喋ってました。

心のエネルギーがダウンしてるとき、殻に籠った方が回復する人もいるけど、外に出るのが有効な時もあるのだな、と感じた次第です。

今回はオンライン参加の方が少なかったのかな?と感じましたが、いつもどおり運営の方のおかげで配信で快適に参加することができました。運営の方、登壇された方、参加者のみなさま、ありがとうございました!

次は RSGT2024 !…の前に、スクフェス沖縄行きたいなぁ〜

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