見出し画像

4大マッチングアプリを半年間やってみた

自己紹介

初めまして。サイバー大学(3年生)に通いながら趣味でWebアプリを開発しているtoshiakiです。普段の休日ではアニメや韓流ドラマを見て家でゴロゴロしたり、アプリの開発をしたりしています。

私が所属している学生エンジニアコミュニティ「サポーターズHUB」にて先日noteのお題決めの投票を募ったところ表題のお題がトップになりました。よって今回は私が高校卒業の翌日から2年弱付き合った彼女と去年の12月に別れてから今日までのマッチングアプリ体験談を書いていこうと思います。

投票・リアクション・コメントくださった皆さんありがとうございます。かつてない票数を頂きました。ていうか技術系のコミュニティなのにこれが1位になるんかい笑

サポーターズHUBでの投稿

記事の目的

これからマッチングアプリを始めようと思っている人や、既に始めていて悩んでいる人の助けになれればなと思います。なお、ここで書くことは個人の意見であり裏を取っている情報ではないのでご承知おきください。

4大マッチングアプリとは

このマッチング大オンライン時代に一定の地位を築いたマッチングアプリのうち、特定の目的を持つ人が利用するとある程度の確度でそれを達成できるのではと私が感じている4つのマッチングアプリのことです。具体的にはpairs, with, Omiai, tappleの4つになります。ちなみに利用目的を私と同じ「大学生・院生・社会人数年目の恋人を作る」ことにした場合には、総合的に見て今の順番で優れていると思っているのでその順で書いていきます。

私は多くのアプリを試してみるために、これらの4つとデーティングアプリと呼ばれるDineを一通り試したことがあり、今は一周回ってpairsにいます。今は自分と波長の合う人とカフェで楽しくお話しできたのでご縁があれば良いなという段階です。

大体年表にするとこんな感じです。
pairs始める(2021.12)
tapple始める(2022.1)
Dine始める(2022.1)
Dineが提案する飲食店が高過ぎたので1週間でDine止める(2022.1)
tappleの民度が低すぎて2ヶ月で止める(2022.3)
Omiai始める(2022.2)
元カノと別れた寂しさを埋めるためにpairsで合わない人と付き合って2週間で別れて大反省(2022.2)
長居しすぎていいねが来なくなってpairs止める(2022.3)
with始める(2022.3)
異性の年齢層が上すぎてOmiai止める(2022.4)
会った人からマルチに勧誘される(2022.7)
思うように合う人と会えずにwith止める(2022.7)
3ヶ月くらいインターンを転々とする(2022.8~10)
内定出て就活落ち着いてきたのでpairs再開(2022.11)

pairs

<一言>
王道。真剣にやりたい人が集まっているので学生で真面目に恋人を作りたい人にとっては一番良いんじゃないかと思っています。

<年齢層>
体感では19~24歳くらいがボリュームゾーンです

<期間と会った人数>
3ヶ月くらいで10人前後

with

<一言>
pairsとマッチングアプリ界の双璧をなす。面白い性格診断を頻繁に開催していてやっているだけでも楽しい。pairsが何か合わないなと感じたらこっちを始めるのもあり。

<年齢層>
体感では22~23歳くらいがボリュームゾーンです

<期間と会った人数>
4ヶ月くらいで4人前後

Omiai

<一言>
婚活アプリ。恋人探し目的の学生もいるにはいますが少数なので私には合いませんでした。ただし、プロ意識を持って仕事を楽しんでいる看護師の方や教職の方など、お話ししていて楽しくて尊敬できる方が多かったので純粋に話して楽しみたい学生ならありかも。

<年齢層>
体感では25~29歳くらいがボリュームゾーンです

<期間と会った人数>
3ヶ月くらいで3人前後

tapple

<一言>
真面目に恋人作りたい人は上3つと比べると多くないが、都合の良い時にデートを募集できる「お出かけ」機能があるので普段忙しくて自分のペースでやりたい人には良いかも。

<年齢層>
体感では19~24歳くらいがボリュームゾーン

<期間と会った人数>
2ヶ月くらいで5人前後

その他

Dine

<一言>
学生がやるアプリじゃありません。

<年齢層>
20代後半から30代がボリュームゾーンです

<期間と会った人数>
1週間で0人

<思うこと>
Dineは他のマッチングアプリとは異なりデーティングアプリと呼ばれるタイプのアプリです。できるだけ早く会うことを重視した設計になっておりユーザーは自分の空いている予定を登録しておけばマッチングした相手とのデートのセッティングはアプリが勝手にやってくれます。Dineではさらに価格帯ごとにおすすめのお店が登録されていて、ユーザーが使いたいお店を指定しないと異性にマッチングを申し込めない形式になっています。

メッセージのやりとりが苦手な人や、まずは会いたい人には良いのではという声が聞こえてきそうですが学生の利用をお勧めできない理由があります。それは…

アプリが提案してくるお店が高過ぎる!!

ことです。価格帯最安のお店でも5000円くらいだったと思います。その分かなりおしゃれなお店ばかりなのですが、デート1回目は気軽に星乃珈琲あたりで喋りたい私はちょっとついていけませんでした。

マルチに勧誘される

事件は私がwithを初めて2ヶ月目の2022年5月、代々木で起こりました。その時の私はwithで知り合った24歳の方と一緒に、あるバーで夜開催されるボードゲームイベントに参加する予定でした。20~30代くらいの様々な職業の社会人の方々が数十人ほどご参加されていて、6人ずつくらいでテーブルに分かれてカクテルを飲みながらボードゲームで遊ぶというようなイベントです。

そのイベント自体は2時間くらいで特に何もなく楽しいままに終わったのですが、一緒に参加した女性からイベント終了後に「このバーとかイベントを運営してる人を紹介するよ」と言われ、30代前半くらいのイケメンを紹介されました。

そのイケメンは「今日は楽しかった?」「普段何してるの?」と初対面の私に気さくなコミュニケーションを取ってきて「このバーを運営してる会社の拠点が新宿にあるんだけど今度遊びに来ないか」と誘ってきました。この時点で出会い目的からは外れているのでその場で断るべきだったのですが当時の私はまだ青かったので「話くらいなら」とLINEを交換し次週に拠点にお邪魔する約束をしてしまいました。

そして約束の日の夕方に、この前の女性と一緒に拠点にお邪魔してみるとそこは50階建てのタワマンの42階の広い部屋で、エントランスには二重にオートロックのかかった瀟洒な雰囲気でした。全面ガラス窓から見える都心の夕景がとても綺麗だったのをよく覚えています。そこで1時間くらいバーで会ったイケメンから「そういえば普段何してるんだっけ」「我々は普段は会員制の投資セミナーとか引っ越しの支援とかをしてるんだよね」「社会人のエンジニアもたくさん所属してるからコミュニティに入ってみるといいよ」などと説明され、半年で3万円の有料サロンへの入会を勧められました。

「チャンスを掴む人は即決する」などとイケメンはこちらの入会を急がせるような姿勢も見せてきたので「とりあえずまた連絡します」とだけ言って、説明の中で使われていた会社のURLを覚えて帰ることにしました。(これです⏬)

その日家に帰ってからすぐ「マッチングアプリ 株式会社Ring」「株式会社Ring 怪しい」などと調べると他にも同じような体験をした人がいたようで「あーこれはマルチやっとるな」と確信を持ったので、LINEとwithを全てブロックしてバイバイしました。良い学びになった…!!

全てのアプリに共通すること

課金について

プランと課金アイテムについて書きます。どのアプリにも大体「1ヶ月プラン」「3ヶ月プラン」のように複数のプランが用意されていて、長期のプランになるほど多少お得になっています。男性はプランに加入しないとまともにメッセージのやり取りができないので、問題はどのプランにするのかということですが「1ヶ月プラン」にすることをお勧めします。

これは身をもって体感したことですがどのアプリでも開始から1ヶ月(厳密にはもう少し前)を過ぎると急激に1日あたりのマッチング数が落ちます。これは「新しくアプリを始めた人」が優先的に異性の検索画面に表示されるようになっていて「新しく始めた人」として扱われなくなるのが大体開始1ヶ月だからです。なので2ヶ月目以降のプランへの課金は、コスパが悪いという点でお勧めしません。

もし2ヶ月目以降も続ける場合は、別のアプリに乗り換えましょう。そうすればまた「新しく始めた人」になれます。私が過去にアプリで会った人の中には複数のアプリを1~2ヶ月ずつローテーションしている猛者もいました。

またアプリによっては「一定時間だけ異性の検索画面に優先的に表示される」みたいなアイテムを購入できるものがあります。その場凌ぎにしかならないのでこれらを買うのは止めておきましょう。マッチング数を増やすことが目的ならばこのすぐ後に書くようにプロフィールを充実させる方がよほど着実で効果的です。

プロフィールについて

プロフィールでしか相手を判断できないアプリではプロフィールがマッチングの生命線です。私はしっかりやりたかったので

  • 写真はミツモアでプロのカメラマンさんに撮ってもらい(この記事の最後にある私のTwitterアカウントのサムネイルはその時のものです。)

  • アプリ内の自分に合いそうなコミュニティには積極的に入り(加入は全て無料)

  • 本人確認を完了し

  • 年齢などの埋められる属性は全て埋めて

  • (一番大事)他の同性の人気会員の自己紹介文を真似して自分なりの自己紹介を書きました。自分の普段の過ごし方や仲良くなったらしてみたいデートなどを中心に簡潔に書くことがポイントだと感じます。(いいね!する画面では次々にたくさんの人のプロフィールが流れていくためぎっちり書いてもあまり読まれません。)

会うまで

マッチした後に会う数を増やす上では、すぐ会うことが肝要でした。マッチして最初の話題について話が途切れたら(大体マッチ当日か翌日)、できるだけ早い日程で昼間のカフェでの1時間くらいのデートに誘うのがルーティンになっています。

ちなみによく「メッセージや電話でお互いのことを知ってから会いたい」みたいな人が男女関係なくいますが、それで安心するのは自分の理想を相手に無意識に重ね合わせているだけです。

私を含め人間の印象というのは本当に当てにならないもので実際に私が会った20人くらいの中でオンラインでの印象以上だと感じたのは4~5人だけでした。しかし少数ですが「とりあえず会ってみるか」くらいの人が予想外に波長が合ったこともあります。

マッチングアプリでは言葉は悪いですが「外す確率」の方が高いと割り切って会う数を増やすことが大切だと感じます。

辛くなったら

ちょっといいなと思ってた人にいきなりブロックされたり音信不通にされたりみたいなのは開始初日から普通にあります。それでなくても自分に合う人に会えるかは確率の問題なのでなかなか合う人に巡り会えないと辛くなることがあります。(私は実際何度もありました)

そういう時は利用を止めましょう。あくまでアプリは「100万個ある人生を豊かにするための道具の1つに過ぎ」ません。私は一度どうしても辛くなったのとインターンが忙しくなって利用を止めましたがその判断は正しかったと思っています。

男女比

言わずもがな男性の方が多いです。一度会った人にいいね!の着信一覧を見せてもらったことがありますが、そんなにモテそうな感じではなかったのに1週間で20以上のいいねが溜まっていたのでびっくりでした。

ちなみに21歳の人でしたが70代のおじいちゃんからいいね!が来ていて「最近のおじいちゃんは元気だなあ」とちょっと気が遠くなりました笑

初デート

1~2時間で切り上げると吉でした。気が合うとついつい長居したくなってしまいますがぐっと堪えて楽しみを次に取っておきます。

まとめ

ネガティブなことも書きましたがマッチングアプリのメリットデメリットを見て私は総合的には満足しています。友達の紹介やバイト先での出会いと比べて圧倒的に出会える母数が多いことがその理由です。

考えてみると高校の時に同じクラスにいた異性の人数はおおよそ20人ほどで、その中で「気になる」くらいの人が1人いれば良い方だったのを思うと出会いの数を増やすのは恋人を作る上では必須条件です。マッチングアプリはここに他にはない強みを持っていると思います。

長々と乱文にお付き合い頂きありがとうございました!!

P.S.
Twitterやってます。フォローを貰えると喜びます。
https://twitter.com/eng_toshiaki


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?