自分の傷口を見て卒倒した話

こんな記事をわざわざ読みに来ている暇人の皆さんは、自分の体の中を直接見たことがあるだろうか。

私は先日見てしまった。見てはいけないものを見てしまったのだ。

事件発生

私は今ピチピチの男子高校生であり、9月にある文化祭の準備をしていた。

高校の文化祭は予算が低いので、装飾などは一般的にダンボールが使われることが非常に多いのはご存知だろう。

私も例に漏れず、せっせと企画に使うためのダンボールを切る、貼る、折るなどをしていたのだ。

そのように真剣に作業をしている最中、ある事件が起こってしまう・・・。

「あっ!!」
使っていたダンボールカッターを勢いよく滑らせた私は、右手に嫌な感触を覚える。

「ゴリッ・・・・」

もうお察しだろう。そうだ。そうなのだ。私はダンボールカッターで自らの             
左親指を削ってしまったのである。

しかも性が悪いことにダンボールカッターでやってしまったため、うまくスパンとは切れずに、文字通り「削って」しまった。

本当はこの瞬間すぐに泣いてしまいたかったが、ここは教室。大量の同級生 がいるこの部屋でゼッッッッッッッッッッッタイに泣くわけにはいかない。

「もしこの場で泣いてしまったら二学期からは無視され罵倒され、仕舞いには机の中に虫でも入れられるのではないか」という私の得意アビリティの
一つである「被害妄想」が発動してしまったわけである。

そんなこんなで涙目になりながら止血を試みるも、一向に血が止まる気配はしなかったので保健室に私は向かうことになる。

保健室にて

保健室の扉を開けると、養護教諭の先生(カワイイ)が出迎えてくれた。

事情を説明するとまずは「水で洗ってください♡(脳内補正)」と言われたので、水場に行き傷口を水で流す。

発狂するほど痛かったが、「女の前で泣くわけにいかない!(強い意志)」と考えて発狂はしなかった。セーフ。

しかし私は次の瞬間に洗い終わった自分の傷口を直視してしまったのだ。

想像以上に傷が大きく、奥の方からゆっくりあふれる血液。

自分の体の一部が無くなった(大げさ)という実感と、生々しい自分の肉。

これらすべてを一瞬のうちに体感した私は視界がくらくらしてきたのだ。 

あまり詳しくは覚えていないが、とにかく気持ち悪かった。

そんな最悪の状況の中で養護教諭のクソババアがクソどうでもいい雑談を
ふっかけてくる。

いつもの私なら殴って黙らせてやろうなんて考えるはずだが、その時の私は
そんな気力もなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・調子こいてごめん。

まあともかく話を戻すと、私はその状況の中で耐えきれず倒れてしまった。

この話を聞いて「クソ雑魚wwww」とか「その程度で????」などを思うやつもいるだろう。

そうだ。画面の前のお前だ。

そんなことを思った人には「銭湯に行ったときに常に勃起してしまう呪い」をかけた。これから震えて銭湯に行くといい。

まとめ

私はこのことから
・人の体はけっこうもろい
・いざ自分の傷口を見るとキツイ
ということを学んだ。

今はこの記事を書きながら、養護教諭の先生に合わす顔がないので
不登校になるかどうかを考えているところだ。僕は元気だよ!!!!






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