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値引き交渉は終わりの始まり説

このご時世
理由もなく値引きを相手に求めるのは
ヒジョーにキケンである。
人件費を含めたあらゆるものが
上昇している中で
相手に対してもっと安くしてと
言いたくなるチモキはわかるが
相手も同じ事情であることは
言うても言うまでもない。
家電量販店のようなB to Cで
値引きが慣習になっているような
商売ならまだしも
B to Bでソレをやったら
悪評は一瞬で広まる。
そうなるとどうなるか。
取引先も周囲も
その企業を避けるようになるため
質の悪いものが集結するようになる。
結果としてその企業の
商品やサービスが最終的に劣化して
競争力が落ちていき
会社が崩れていくわけだ。
大企業が下請企業に対してやる場合は
当然下請法に抵触するケースがあるが
そうではないグレーな関係性でも
ソレをやっていたら危険なシグナルである。
ちょっと交渉して
相手が値引きに応じてくれると
儲かった気分になる。
それが常習化してしまったら
ソレは企業の終わりの始まりを意味する。
そんなリスクの高いことは止めて
いかに付加価値をつけて売るか
最適なコスト配分をするかを
徹底的に考える方がイイ。
バビョーン!!!

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