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お金の神様」⑥「えびす様」人間に拾われ「戎三郎」として育つ?

お金の神様」⑥「えびす様」人間に拾われ「戎三郎」として育つ?

 昨日に引き続き、えびす様について。

蛭子様、ともかく骨がない神様として生まれたので、3歳ぐらいまでは、蛭みたいに伸びたり縮んだりしていたのでしょうか?

ゴムゴムの実を食べたルフィーみたいにビヨーンと体も伸ばせたのかしら?などと滅相も無い事を想像するのですが、 ヒルコからえびす様へと進化する過程も知りたいですよね? 

神名のヒルコは、「骨のない水蛭(ひる)のような子」が一般的。一説には、大日孁貴(おおひるめのむち)太陽神の巫女に対応する語とも考えられています。

つまりヒルメに対応するヒルコは、太陽神と非常にかかわりの深い神と考えることができるのです。

 『日本書紀』では、第3子として書かれているの。

神様はケッコウ…アバウト?

 蛭児(ひるこ)は日の神(天照大御神・アマテラス)、月の神(月読命・ツクヨミ)に続いて誕生し、ついで素盞嗚尊(スサノオ)が生まれたとなっています。

つまり、三貴子である「天照大御神」「月読命」「須佐之男命」に肩を並べる重要な神と位置づけられていても良いはず?

なのに、捨て子に・・・・

『源平盛衰記』では、葦の船で流された水蛭子は、摂津国の西宮に流れ着き、漁師の戎三郎に拾われます。

そして以降は

戎三郎=夷三郎という神となりました。

この間の経緯の説明は無し・・・・

ここでは福をもたらす客人神(まろうどがみ)として扱われているの。 

「戒」戒め慎む。注意を与える。諭す。用心する。不測の事態に備える。

 

「夷」蝦夷・蝦夷に使われ一般に、異民族。未開の民族。えびす 

『神道集』の物語では、葦の船が流されて龍宮にたどりつき、しばらくそこにとどまったのち、この国へ帰り、住吉の社で盛大な祭りを行ったともいわれています。

こちらは留学帰りのプリンスのような扱いね。 

水蛭子は捨てられたからこそ、

戎神=恵比寿神=恵比須神に昇華したともいえるの。

恵比寿様は、大きな鯛を抱えたふくよかな容姿から、商売繁盛、家運隆盛福神として、絶大なる人気がありますよね。

そして恵比寿さまは、右手に釣竿、左手に鯛を抱えて「ニコニコ顔」が一般的、でもそこには「網で大量」に魚を捕り過ぎないという戒め

お座りになっている姿からは足が不自由でも笑顔でいるという戒めをも表しているの。

どんな荒波があっても乗り越えたからこそ「ニコニコ」とできる立派な神様!

私は屋号が「ゑびす」なので特に大好きな神様です! 

えびすは日本の神で、現在では七福神の一員として日本古来の唯一の神様、その他の神様はインドとか中国由来の福の神様なのよね。

古くから漁業の神でもあり、後に留守神、さらには商いの神ともされた。

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夷、戎、胡、蛭子、蝦夷、恵比須、

恵比寿、恵美須、恵美寿

などとも表記し、

えびっさん、えべっさん、おべっさん

などとも呼称される。

豊漁守護・海上安全・商売繁盛 

水蛭子神(ヒルコノカミ)はヒルコとして水蛭子・蛭子神・蛭子命

記されるとともに、戎大神・恵比寿・恵比須・西宮大神など

恵比寿様として呼ばれることの方が多いようです。

漁師の戎三郎に拾われて漁師になったから、そこから「戎」だけ残して

「三郎」は神様らしくないから省略したのか、神様に人間の名前なんか失礼だから、省いたのか?

『神様事典』にもそこは詳しく書いていないの。

だんだんに

「信仰されるようになって変化していった」

んだと思っています。 

1人の神様の名前の書き方・読み方・にはバリエーションが沢山ありますね!『神様事典』をみていると、八百万どころじゃないほど大勢の神様がいらっしゃるの。

その神々がいくつもの名前を持っているの。

そこが

「文字表記」の醍醐味でもあるんです!

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