見出し画像

本妻が死ぬまで待つわ!不倫愛の勝者勝者ヤタノヒメミコ


今回は、恐妻家の

仁徳天皇の皇后を家出させるほど嫉妬させた不倫愛の勝者・・・

八田若郎女 ヤタノワキイラツメ

仁徳天皇の妃の一人。だったけど、本妻の死後に本妻となった皇后。

画像1


ヤタノヒメミコ、とお呼びしましょう。

彼女の父は応神天皇、母は宮主矢河枝比売ヤカワエヒメ。

実の兄妹に、応神皇太子の宇遅能和紀郎子ウジノワキイラツコ=和紀郎子

と 女鳥王メドリミコがいます。

ヤタノヒメミコにとって、仁徳天皇は異母兄に当たります。

ちょっと待って・・


不倫・略奪愛よりも近親の方がイケないんじゃないの?

別名は八田皇女、矢田皇女

実の姉妹のメドリミコが、仁徳天皇を拒否したのに対して、ヤタノヒメミコは仁徳天皇を受け入れているの。

しかし、
メドリミコが拒否した理由は、皇后・石之日売命イワノヒメミコにビビる恐妻家・仁徳天皇が、寵愛しているヤタノヒメミコすら十分に愛を注げなかったから。

古事記ではこのことについて結構くわしく載ってます。


仁徳天皇が次々とする浮気。そのために皇后イワノヒメミコが家出して
大騒動。

その浮気相手がヤタノヒメミコ。

イワノはへそを曲げて、仁徳天皇がヤタノヒメミコを妃の一人にするのに猛反対したのに、


本妻イワノが旅行に出かけると仁徳天皇はヤタノと即エッチ。


これに激怒したのがイワノの家出の真相とだったの。


コソコソしてばかりの恐妻家仁徳天皇が、そこまでのリスクを冒して、
どうしても手に入れたい、結婚したいと考えたほどの女、それがヤタノヒメミコ!

本妻からは恨まれる不倫女なのですが、
本妻の死後には皇后にまで上り詰めた・・・

いうなれば不倫・略奪愛の勝者。


といっても、本妻の生存中は、それなりに耐え忍ぶしかなかった。


さぁ、あなたはどちら?

イワノヒメミコのように夫をつなぎ留める生き方か?

それとも愛があれば「私、待つわ!彼女が死ぬのを!」という長期戦を耐える生き方ができるか?


よろしければサポートいただけると嬉しいです!サポート代は写経用紙や御朱印に充てて、投稿を増やしていくことに使わせていただきます。プレゼント企画もしていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。