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縁結びの神様⑬ミステリアスな髪長姫ロリコン天皇から息子に譲渡

縁結びの神様⑬ミステリアスな髪長姫ロリコン天皇から息子に譲渡

さてさて、今日は8番目に登場の髪長比売(カミナガヒメ)

仁徳天皇のお妃様の一人。日本書紀では髪長媛。

仁徳天皇の父・応神天皇が、日向に美少女がいるという噂を耳にして、
その少女を都に召し出します。都に上る途中、難波で、カミナガを見た
仁徳天皇が一目惚れ、応神天皇の側近、建内宿禰大臣タケウチノスクネ
を介して、仁徳天皇は応神天皇にカミナガを譲ってくれるよう懇願します。

応神天皇は、新嘗祭の酒宴の折、仁徳天皇とカミナガを会わせ、そして歌います。

赤い頬をした少女を、手に入れちゃおうかなーんちゃって?

仁徳天皇をけしかけつつ牽制しているようです。

だけど、次に歌う歌は、

わが心は大変愚かだった!
今では悔しくてたまらないよ!

と詠んで、かなり悔しそうです。

なぜ譲渡しちゃったんだろう?という応神天皇の心の声が
聞こえてきそうです。

仁徳天皇は、応神天皇の皇后の子で、応神天皇の次の天皇ですが、
応神天皇の皇太子ではないの。

皇太子は、応神天皇の妃の一人、宮主矢河枝比売(ヤカワエヒメ)

が生んだ、

宇遅能和紀郎子ウジノワキイラツコでした。

その皇太子と皇位を譲り合い、皇太子が早くに亡くなったので、仁徳天皇が即位したという経緯が後に出てきます。

ちょっと美談に聞こえるけれど、

さにあらず・・・

ヤワカエ、はプロポーション女神でしたね?

この日向から来た、美少女・カミナガの譲渡にしても、大変な不自然さがあります。

よほどのことがなければ、当時の天皇が見初めた女性を、息子に譲り渡すなんてあり得ないです!

仁徳天皇がそれほど願った、ということなのかもしれませんが、

これらから見て、応神と仁徳が普通の親子関係、というには少し無理があるの。古事記の解説には政権移譲として、このカミナガの件に触れられたりしています。

それはともかく、
カミナガをいただいた仁徳天皇、

ハイパーMAXになって二首の歌を残しています。

カミナガいただいたことと、カミナガとの結婚について、露骨に描写しているの!そのぐらいカミナガヒメにのめり込んでいるのね!恥も外聞もなく・・・

仁徳天皇は、歴代天皇の中でも天下の女好き、けれども皇后・石之日売命(イワノヒメ)の偏執的な嫉妬狂いのために、他の妃に近づくことも
ままならなかったわけ。

まるで韓国ドラマみたいですよ!嫉妬の露出加減が・・・

女好きで、立場としては、誰にも遠慮なく女の人を自分のものにできる。

にも関わらず、奥さんが怖いがために、ローテーション組めないという、

かなりフラストレーションがたまる状況だったのね。

恐妻家のくせに、カミナガとの情事に火がつき、超ハイテンションの歌で「嫉妬の塊のイワノヒメに公に恥をかかせてやった」のかもしれません。

それでも少し喜び過ぎ。やはり、このお話はただの妃の譲渡ではないのかもしれません。

このような象徴的な姫なのに、古事記において、カミナガは一言も発することなく、歌も残していません。

両天皇の歌を素直に読めば、よほどの絶世の美女だったのだ、ということが伝わるのみです。



髪:上・神・守・嚙

長:永・仲・中・半


音からも


カ:薫・香・加・可・火

ミ:美・魅・観・身・実

ナ:名・菜・奈・那・納

ガ:賀・我・雅・駕・河

色々な言霊が秘められていますね!

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