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空海がインドから「雨乞い」に呼んだ「善女龍王」って、実は○○

腰痛のメンテナンスに、名古屋の新栄「あつまる先生」に通っています。

あつまる先生は、世界情勢に詳しく、東西の思想にも、とっても詳しい方。

昨日は、私が蛇の抜け殻を拾ったという写真を見て、

「蛇とか龍とか爬虫類だよね?この本読むと、西洋と東洋では全然「龍」が違う意味合いを持つから面白いよ!」

と『龍の起源』という本を下さったの。

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私は、波動=エネルギーを説明するとき、龍がくるくると回って旋回して上がって行ったり、下がったりと説明に使っています。

仏教寺院には所々に龍の彫刻や、天井画、襖絵に描かれ龍などを見ることができるがそれはなぜか?

これは洪水に遭遇した釈迦を龍が救ってくれたという故事から、仏教の守護神と見られていた神獣だからのようですね?

また空海は、二条城の近くの神泉苑に雨乞をした池があります。

空海は、インドから善女龍王と呼ばれる龍王を勧進して雨乞いがされました。

(神泉苑の冊子によると)

龍王というのは「長的存在」であり、インドの龍である、その龍を、当時は平安宮の東南にあった神泉苑の池に招き、その霊力で雨を呼ぼうとしたのである。

現在では、池のごく一部しか残っていないが、その池のほとりには善女龍王を祀るお堂が建てられている。


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しかし龍王らしい像は見当たらない。

空海の雨乞を描いた「神泉苑絵巻」がパンフレットに載っているが、
それによると善女龍王というのは

蛇である。

角も足も認められない、ごく普通の蛇である。

実は同じ場面を描く、東寺の持つ『弘法大師行上絵詞』でもヘビである。

空海自筆の遺言状として伝えられてきた『御遺告』には、

金色の長さ八寸ばかりの「くちなわ」と記されている。

善女龍王は蛇!

であるというのが多くの人の認識であったようだ。

竜と蛇については面白そうなので、、、続く

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