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【ローソク足完全ガイド】完全理解優柔不断のローソク足の本質

市場の9割はレンジ相場(優柔不断)の相場です。勝てるトレーダーはトレンドが発生している時にいかに利益をとるかが重要です。しかしこのトレンドは判断がつきにくいのが現状です。

しかし、市場がある時間軸の中で優柔不断であった事はローソク足から判断ができます。本日は優柔不断のローソク足の本質と使い方をお伝えします。




目次

【優柔不断を示すローソク足パターン】

優柔不断のローソク足のパターンは、買い圧力と売り圧力の両方が均衡していることを意味します。

あるローソク足の時間軸において方向感が掴めなかった過去の事実を表します。

それを判断する為にこの2つのローソク足パターンをお伝えします。

  1. こま

  2. 同時線

【優柔不断のローソク足『こま』】


『こま』は、買いと売りの両方の圧力が市場を支配するために戦っている優柔不断なローソク足パターンです。

この『こま』を認識する方法は以下の通りです。

・ローソク足は、長い上部と下部のヒゲを持ちます。
・ローソク足は、小さな実体を持ちます。

この『こま』が出現する意味はこのようになります。

  • 上下のヒゲ:市場が開いた時、買い手と売り手の両方が積極的に市場をお互いに支配しようとした。

  • 小さなボディ:ローソク足の終わりには、どちらも優勢でなくなるった。


つまり、『こま』が表す市場の意味は、市場に大きな変動があった事を示しますが、売り手と買い手に勝者が存在しなかったという意味を表します。


【優柔不断のローソク足『同事線 』】


『同事線 (どうじせん)』も、買い圧力と売り圧力の両方が均衡しているため、市場の優柔不断さを表します。

その見分け方は以下の通りになります。

・ローソク足の始点と終点がレンジの真ん中あたりでクローズします
・上下の髭が短く、ほぼ同じ長さで終えます


この『同事線』は、ローソク足のパターンとしては、優柔不断なパターンですが、異なる意味を持つ様々なバリエーションがあります。

詳しくは過去のコンテンツでしておりますが、一部抜粋します。

  1. トンボ同事

  2. 墓石同事


  1. トンボ同事線

    通常の同事線とは異なり、レンジの中央付近で開閉し、長い下降線を伴ってレンジの高値付近で開閉するのがトンボ童子です。

これは、買い圧力が働き、相場が始値に向かって上昇したため、下値が拒否されたことを意味します。




  1. 墓石同事線

通常のローソク足と異なり、レンジの真ん中付近で寄り付き、長い上ヒゲを伴ってレンジの最安値付近で閉じます。

これは、売り圧力がかかり、相場が始値に向かって下降したため、高値が拒否されたことを意味します。




以上が優柔不断を示すローソク足になります。

前回の記事を合わせて確認してみて下さい。

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