2015-06-29 【小林最終回】X-6ペネ奥で1000ミリシーベルト 果たして作業員は近づけるのだろうか…

画像1 発災以降、情報を発信してきた東電の小林氏(ニコ動ではテルと呼ばれてる)が、人事異動で今日の会見をもって会見の担当を外れることとなった。組織的な情報隠しはあったもののオノデンとは違ってヒステリックを起こさず、冷静にアナウンスしていたので広報としては評価できる人だった。ご苦労様でした。
画像2 ・X-6ペネのロボットを使った除染作業 線量調査の結果 手間 500ミリシーベルト/h 奥 1000ミリシーベルト/h ✳︎装置は999.9までしか測れないので参考値あつかい ぺねとレーションのマンホールに何かがぶら下がっているのが確認された。 可能性としてはOリングかCRDの制御装置 今後は7月上旬に除染を計画してる。その後、穴あけ作業。
画像3 テレ朝 よしの →1000ミリシーベルトというのは装置的にどうなのか? →保証されている値は999.9までなので、それ以上ということは間違いない 共同 こくぶん →いつ調査したのか? →測ったのは先週の金曜日ですから…26日ですね
画像4 →この1000という数値が誤差として、これ以上の2000とか3000になる可能性は? →高いかもしれないし、それよりも低いかもしれない →フランジシールが溶けたものだとしたら? →今の状況でここから抜けているのか確認できないが可能性はある。 2号の圧力は3.82パスカルなのでかなりタイトな状況
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画像6 おしどり →K排水路の濃度上昇について 浪江町の降水量を見ると必ずしも降雨が原因とは言えないのではないか? →排水路に流れ込むタイミングなど、細かいとこまで判断できない →事故前の3号機SFTRにあったハイスラッジについて(この間の質問の回収) →調べてあるが後ほど →過去の調査と漏洩の有無について →平成25年3月1日に止水してから6月3日現在までのサンプリング角煮
画像7 →解放骨折の内部取り込みについて →バックグラウンドとおなじぐらい →1、2、3号機の自発性核分裂について →増倍係数については条件によって変わる キセノンは未臨界なので1未満 →2011年の時点では「限りなく1に近い」という説明を受けた。それからどう変化したのか? キュリウムの自発性核分裂はいつまで起こるのか? →無くなるまで
画像8 →年月は? →まだ →地下水バイパスNo.15の数値が上昇している。このままでは汲み上げできなくなる可能性がある。過去の漏洩の影響なのか? →明確にはわからない 司会→発災以降、広報担当をしてきた小林が人事異動で担当から外れることになりました。 小林から一言。
画像9 小林→今月いっぱいで会見担当から外れることになりました。 4年3ヶ月 ずっとここで喋ってきたわけですが、情報を出すのが遅れたり、皆さんの知りたいことと公開するデータが違ったり、情報を伝えられず申し訳ありませんでした。 廃炉作業全体から見ると、4年3ヶ月という期間は短いと思いますが、これからもこの会見は続きます。 社内の別の原子力担当になりますが、これからも引き続き努力していきたいと思います。ありがとうございました。(終了)

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