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特別な他人の話。

特別な他人の話。

特別な他人。つまりSpecialなOthersということ。
高校の同級生で結成し、大人になっても楽しく楽器遊びをしている人たちがいます。

その人たちの名は「SPECIAL OTHERS」

知ったのは数年前。
旦那さまが運転する車の中で初めて聴いて「なんだ!?このシャレオツな音楽は!?」と衝撃を受けた次第です。
当時、私の前でカッコつけるための車内BGMとして利用していたという旦那さまの超現実な話は、ここではあえて伏せておきましょう。笑

それまでスペアザはあまり聴いたことがありませんでした。
聴いてみたらめちゃカッコイイ!食わず嫌い、いや聴かず嫌いはいけませんな。

機会があって数年前に初めてスペアザのライブに行きました。
スペアザの4人は高校生がそのまま何も変わらず大人になってしまったような無邪気なヒゲのおじさんたちです。でも、その緩さが逆に物凄くカッコイイ。
特にキーボードを担当する芹澤さんのちょい悪っぷりはイタリア人と互角。いや、それ以上か。

それがきっかけで、毎年のようにライブにお邪魔していました。今年はこんな状況なのでライブ自体が困難な状況ですが。落ち着いたらまた会いに行こうと思っています。

初めて野外ライブに参戦したときの感動は今も忘れられません。
解放的な空間にたくさんの大人、そして子どもの姿も。大人たちは開演前からお酒をチャージし、子どもたちはシャボン玉を飛ばしていました。自由や。

メンバーが登場すると会場のボルテージは最高潮。
みんな、このカッコイイ音楽とお酒に酔いしれ、心地よい気分で都会の空を仰ぐのです。
昼から夕方、そして夜へと移り変わる都会の空は美しい。人混みは苦手だけども。

やっぱり音楽ってすごい、単純ですがその一言に尽きます。
大勢の人が同じ空間で、同じ音楽を共有し、同じタイミングで跳びはねる。

あの場に集う人たちはある種、ひとつの家族のように繋がっています。それは、どのアーティストでも同じ。特別な他人。またライブに行きたいなぁ。

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