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眠れる森のビヨ小ネタ集(ネタバレ内容)

巷で大人気、好評に次ぐ好評で既に平日ですらチケット難民が現れているあの「眠れる森のビヨ」について、本記事では主に筆者が見つけた小ネタなどについて、書き連ねていこうかと思います。(随時更新予定)

その他、こちらの記事で筆者の考察もまとめていますので、個人のただの感想も許容できるか方は閲覧していただけますと幸いです。

激しくネタバレしておりますので、すでに観劇を終え、2回目以降に臨もうとされている方向けの記事となりますのでご注意下さい。
配信待ちの方で内容が気になって待てない!ネタバレ見ちゃおう!と思って起こしいただいた方は引き返すことをお勧めします。









【主な匂わせポイント】

・冒頭のヒカルの語りシーンから心電図の音が鳴っている。また、ヒカルやヒマリの語りシーンでは心電図の音が鳴っている事が多く、前半におけるヒカルの夢の内容やヒマリの台詞内には事故や病室で眠り続けているヒカルの状態を暗に示した台詞も多い。

ヒカルの冒頭の語り
「今はヒマリがあんなに遠くに…。時間って怖い」
→ヒカルが昏睡状態になった5年の間にヒマリは小学生から高校生に成長していることの暗喩。

・物語前半、ヒマリが「ヒカルを兄のように慕っていた」と語るがヒマリとヒカルの性格かつ本当の同い年の幼馴染であれば兄という表現はあまり使わないと想定され、違和感を含ませたセリフとなっている。また、ヒマリが駄々をこねてヒカルを引き止める回想シーンでもヒカルが台座の上に立つことで、当時は身長差が合ったことを伺わせる演出を行なっている。

・ヒカルが夢子、ノゾミ、ツムギにヒマリなんていないと指摘されるシーンでツムギにはヒマリが見えており、ツムギとヒマリが睨み合っている。

・地区大会打ち上げシーンでも同様にツムギにはヒマリが見えているため、一瞬視線をヒマリにやるがすぐに見えていないフリをしている。ヒカルが幻覚なんていない、疲れているだけだ、と呟くシーンでは1人だけ反応し頷いている。


【衣装や小物】※確認中

■崋山高校の制服
 ・学年カラーあり(3種類)
  -男子はネクタイの色が学年ごとに違う(スラックスは共通)
  -女子はリボンとスカートの色が学年ごとに違う

 高3組→赤色
  山上、浜田先輩
  現実世界(5年後)のヒマリ(高2)※3年で回るため

 高2組→青色
  ヒカル、夢子、ネネ、ノゾミ、カナエ、タマエ、ツムギ
  夢の中のヒマリ(同級生)

 高1組→緑色
  ユッコ、ショーコ


・各人のメンバーカラー取り入れ
 ヒカル→紫のベルト
 ヒマリ→ラベンダーのブラウス(本人ブログより)
 夢子→ホットピンクのカチューシャ
 ネネ→緑のシュシュ
 ノゾミ→赤のパーカー
 カナエ→青のパーカー
 タマエ→緑(ミントグリーン)のパーカー
 山上→クリーム色(デイジー)のカッターシャツ?
 浜田先輩→水色(ライトブルー)のカッターシャツ
 ショーコ→オレンジのセーター(カーディガン)
 ユッコ→ピンクのリボン
 ツムギ→青(シーブルー)ライン入りの腕時計

 (その他)
  女子役、山上はメンバーカラーのコンバースとソックスを着用
   ※ヒカルはスニーカーの紐だけが紫
   ※桃々姫は恐らく体への負担軽減の関係からクッション性の
    強そうな白スニーカーを全編通して着用
    →オレンジのクッション性のあるスニーカーに変更
     (火曜か水曜公演から?)

■スクールバッグの装飾品
 ・ヒカル、山上、浜田先輩→特になし
 ・ヒマリの通学鞄の肩掛け紐の付け根にキーホルダー
 ・夢子→肩掛紐の根本に黄色のぬいぐるみ型のキーホルダー(ネネとお揃い)
 ・ネネ→肩掛紐の根本に緑色のぬいぐるみ型のキーホルダー(夢子とお揃い)
 ・ノゾミ→大きい赤いリボン、大きめのヘアアクセサリー多数
 ・カナエの通学鞄に犬?のぬいぐるみ
 ・タマエの通学鞄に大量のパンダ
 ・ショーコ、ユッコ→おそろいの白?水色?のぬいぐるみ
 ・ツムギの通学鞄の開口チャックにキーホルダー


【それぞれの恋愛模様について】※確認中

・夢子の恋の矢印
おそらくヒカルのことが気になっていると思われるが、それがヒカルが幻覚を見ていたり危うい部分もある故に(恋心があることも前提になるが)恋愛感情以外でも気にしている可能性もある?(夢の中オリジナルの感情を抱いている可能性もあるのでは)
(4/25追記)
本人ブログにてヒカルに心惹かれているとの記載あり。登校時にヒカルを見てたりもする。また別記するが、夢子もヒマリが見えていた可能性が非常に高い。

・ツムギの淡い恋心
恐らくツムギは夢子に恋心を抱いていた。
夢子だけをちゃん付けで呼び、(訂正:ネネもちゃん付けで呼んでました)地区大会優勝の打ち上げシーンではノゾミが夢子を「ヒカルのこと好きだもんな」とからかうシーンで慌てたり、ヒカルと夢子が歌い出すシーンでは少し複雑そうな笑顔の表情も伺える。
(ちなみにこの歌唱シーンの始まりではタマエは驚きの表情、ショーコユッコは素敵…といった言った表情で微笑ましく見つめている。)

・山上とノゾミは隠れて付き合っている?
演劇部の全員が劇中歌で横並びに手をつなぎそのままはけていくシーンでは上手で山上とノゾミが隣なので必然的に手をつないでいるのだが、ノゾミが小さく指ハート(キュンですのポーズ)をはけ際にするなど、二人にしか見えない合図を送る所作を行っており、二人の関係性に何か隠されていることが見受けられる。
(4/25追記)
ノゾミは山上へ素直になれないながらも好意を持ってそうだが、多分、山上気付いてない。とんだ鈍感野郎である。

・浜田先輩とネネは付き合った?
イケメン先輩こと浜田先輩とネネは県大会優勝前後〜ブロック大会当日までの間に付き合ったのではないかと考えられる。
県大会優勝の打ち上げシーンでネネが浜田先輩にジュースを渡す時の雰囲気がただの先輩後輩の関係とは違った表情が伺える(主にネネ)。
その後、ブロック大会当日の貸切バスの座席では隣同士に座っており、これまでは主に夢子とセットでいるシーンが多かったが初めて浜田先輩とセットでいる。
2人での会話の様子はかなり仲睦まじく、これまでの描写では無かったような関係性が伺える。(関係性が変わったと捉えられる)
また同シーンでは前方の座席で1人で座っている山上に対し、ネネとの関係性が変わった事を浜田が説明(まぁそういう事、的なニュアンス)している様子も伺える。山上は理解を示しつつ「いつの間に…」といった表情。(山上も隅に置けないヤツだが)
(4/25追記訂正)
多分、山上察してない。とんだ(ry



【劇中における"望み"と"願い"の違いはあるのか】

ノゾミカナエタマエという3人がいるので「望み」という言葉がどの様に使われているか着目してみた。「望み」という言葉は劇中で2度だけ使われており、1度目はオーロラ姫が目覚めた後の歌唱シーンにて「夢の中で幸せに暮らし続ける事を望む」といった内容の歌詞。2度目はヒカルがヒマリの手をとることを拒んだ後のヒマリ歌唱シーンにおける「望みは果てて」の歌詞。
一方、願いという言葉は物語後半から登場し、主に願いとは、同級生の姿をしたヒマリ自体が現実世界のヒマリの「ヒカルに目覚めてほしい」という願いが具現化したものとして扱われている。


【小ネタ集:その他】

・ツムギがヒカルに中学の時のアダ名が空気だった事をカミングアウトする際に、ヒカルがツムギに励ましの言葉として「空気が無いと生きていけぬのだ」と言う台詞があるが、SeasoningSの楽曲「ワタシと踊りなさい」の美葉ちゃんメイン歌唱パートの空気に関する歌詞とリンクしている。

・劇中劇パートにおいて、舞台下手でノゾミが語り手を行うシーンがあるがアラビヨーンズナイトにおけるシェヘラザードを何となく思い出してしまう。(超個人的感想)

・地区大会打ち上げにおいて山上が部員へ労いの言葉を話す際にペットボトルを持ちながら拍手をする場面があるが普段の癖からまるでマイクから遠ざけて拍手するような肘と手のひらで行う拍手の所作が見られる。

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