M3の感想とありがとうございました。

お疲れ様です。えびかれー伯爵です。
みなさんGWは楽しめましたか?自分は毎日が仕事で毎日がGWなので
イマイチ実感がわきませんが、色々楽しんだり仕事したりできたかなと思います。

今回はこの間あったイベント、M3 2019 春の感想とお礼的な事が書ければなぁと思います。特に面白い事とか人生の役に立つコラムとかそういうのはまったく無いので、えびかれーこんな事考えてんだなーっていう情報が得られるだけです。それでも良ければ少しお付き合いいただければ幸いデス。

M3は自分が企画段階から関わっているCOOL X CUTEさんのところの「星空のアルテット」という企画のところに参加させて貰いました。
自分は作曲したり、作詞したり、みんなで長電話する役割をしています。
星空のアルテットは5人組の「Daystar」という架空のバンド、アイドルグループの作品を出していく企画です。詳細はサイトとかあるんでサイトみてね。→ https://starry-artet.jp/

いろいろ端折りますと、そのバンドメンバーのキャラクターソングを一人ずつ公開してきて、今回のM3で全員揃って初めて5人のバンドとしての楽曲が頒布されるといった感じでした。
ひとつの節目で、今まで5人分のキャラクターソングを出して積み上げてきたものが試されるイベントだったかなと思います。
始まる前はドキドキしてましたし、正直ここで駄目ならメンバーのみんなはなんとなく続けていけないんじゃないかなとかは薄々思ってたのかなと思います。
仕事の合間に作ることだったり、単純に制作費だったり、曲の内容、宣伝どうこう、自分らにできること色々と大変なことは沢山あって正直モチベが落ちたこともあるし、この企画を続けていって本当にみんな幸せになるんだろうかとか考えたりしてました。

一番大変なのはそれを切り盛りしてるshotaro ichonoseさん(自分はのせちゃんと呼んでます。)だと思いますが、そのへんについてはあんま言うとのせちゃんぷんすこしたり、顔赤らめたりしそうなので割愛します。

とにかくここまでやってくるのが本当に大変だったので、さぁ勝負の日!といった感じだったのです。

キャラクターデザインやイラストを実際に描いているうえはらゆきひこさんとイベント開始前話していたのですが、並ばれることは自分たちが手際が悪くない限りないかな的な話をしてました。
この企画に希望がないとかうんぬんじゃなくて、まぁ現実そう甘くないし、自分はそういった事を経験したことがなかったのであんまり想像ができていませんでした。

ところがどっこい。
イベントがスタートするとおもったよりすぐに人が来てくれて、おお~いいぞ~とか思っていたらあっという間に行列らしきものが出来始めて、まじで行列ができてました。スペース的に1レジしか作れないので、うえはらさんと自分はてんやわんやしてました。列整理どうこうなりをとりあえずのせちゃんに任せつつ、うえはらさんと自分で汗だくになりながら一生懸命頒布して落ち着くまで一時間くらいかかりました。
その時はやったぜ!というよりやべえ。のほうがいっぱいで
どうやって下からCD追加しようとか、これ合わせたら金額いくらだとか余裕が完全になかったです。雑な対応になってたりもしてしまっていたかもしれません。ほんとすみませんでした。
そのあともコンスタントに出続けて結果的に成功?に近いかたちでイベントは終える事ができたのかなと思いました。
本当に嬉しい瞬間でしたし、続けてよかったし、次に繋がるモノが見えてよかったなと思いました。

星空のアルテットがこれからも続けていけるかどうかは自分たちがその期待に答えていけるかどうかみたいなところも大きいですが、実際には応援してくれる人、楽しみにしてくれる人がいなければ成り立ちません。自分たちは頑張って最大限そういった人達に喜んでもらえるようなものを作っていければと思いますので今後共、宜しくお願い致シマス!!

ってところで話は終わりません。どっちかというと書きたいのはこっちデス。
落ち着き始めたころ、ちらほらと自分を訪ねてきてくださった方がいらっしゃって、ちょこちょこお話させて頂きました。
このゲームやりました!とか音楽とってもよかったです!とか応援してます!とかいっぱい嬉しい声を聞くことが出来ました。中には自分と話している最中に作品を思い出して泣き出してしまう方がいたり、ちょっとピュアすぎてこの厳しい社会の中で生きていけるのか心配になったりなんだりしましたが、それだけ心に留めてもらえるモノになっているのかと思うと
やっぱり真面目に作ってきてよかったなって心から思います。
自分の作品の理念的なところは、キャラクターのためにどれだけ熱意を注げるかとかそういう部分ですが、それが結果的に遊んでくれる人、聞いてくれる人のために繋がるかなと思ってやってます。作曲が楽しいというよりは、キャラクターのために、作品のために一生懸命作ることが自分の幸せだと思っています。
今回それがちゃんと正しい事だったんだなって答え合わせが出来たように感じてとても嬉しかったです。

誰も気づかないかもしれないけどこっそりいれたキャラクターへの愛だったり、自分からの言葉だったり、表現、音だったりってちゃんと気づいてもらえるんだなとか、それがちゃんと作品評価につながっているんだと思うと本当に嬉しかったデス。

そこまで考えることが熱意や作品、モノづくりへの努力じゃなくて単なる自己満足だけで終わってないか、意味の無いことなんじゃないかとか、そんな部分に時間をかけるんじゃなくてもっと作曲の技術的なところに時間をかけるべきなんじゃないかとか不安な事ばかりでしたが、これからも迷わず信じていけそうな気がします。
この考え方は精神がすり減る事も多いですが、この考え方を辞めるときは、やっぱり自分がそれを信じられなくなるまでは、できなくなるまでは自分が一番楽しいと思う方考え方や方法でいいんだと思えました。

そう思わせてくれたのは自分を見ててくれた人達がこうしてM3で伝えてくれたからです。本当にありがとうございました。

イベントではどうしても都合上後ろでまってる人がいたり、長時間話すということが難しいです。そこだけはごめんなさい。でも本当に嬉しいです。
直接でなくてもTwitterもなるべく担当作品はサーチかけて見るようにしてますし、どんな方法でも嬉しいです。心に思ってくれているだけでも自分は構いません。でも、それを伝えてくれるというのは本当に嬉しいです。
幸せ者だなと思います。

自分が今まで関わってきた作品もだいぶ多くなってきて、とりあえず商業作品を担当するというステップから、代表作を出すというステップも踏め、ここからは安定してレベルの高い作品や期待に答えていく事が次のステップかなと思います。あんまり真に受けてほしいかんじでもないですが、とりあえず作曲家としての中間ポイントとして、もういつ自分がいなくなっても世に残るものはできたかなと思います。

って書くと死ぬの???みたいな気になりますが、ぜんぜんそのつもりもないのでそれだけ達成感が今あるんです!ということだけ汲んでもらえると……

今後も星空のアルテットでもガンバリマスし、本当に極稀かもしれませんがその他の同人作品でも(基本的には現在受けておりません)作る機会があれば商業と同じようにガンバリマスし、ゲームの方でも、その他の媒体でも今後も頑張っていくつもりですので、何卒、宜しくお願い致しマス。

M3に参加された方、出展された方、楽しんだ方、お疲れ様でした!!

夏はカツオ釣りにいくのが次の目標デス。ガンバリマス!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?