生きるために生きていかれない僕へ
エベレスト食肉センターです。
諸々の締め切りの足を舐めながら生きているんですが、ついにnoteまでが僕に締切を課してきたので書くことにしました。
書きたいことはけっこうあって……で、noteも実はいっぱい書いてるんだけど、けっこう書いて満足しちゃって下書きに入れっぱなしになってます。Twitterでツイートしまくるくらいならnoteのほうがいいってわかってるんだけどさ。
生きるために、生きていく
食糧天使のキャッチコピーは「人類の幸せは、天使の肉でできている」なんですけど、隠しコピーは「生きるために、生きていく」で、実はパッケージ版裏面と設定資料で使っています。
人類の幸せは～がリゥリゥのコピーだとすれば、生きるために生きていく、はリンのコピーだといえるんじゃないかな、多分。わかんないけど。
で、僕は今なんのために生きているかというと、話を書くために生きている。
個人としても小さな幸せ、まあ友達と遊ぶとか、ゲームするとか本読むとか旅行するとか、そういうことより、話を書くことを優先したい。
おこがましいことだけど、僕の話で幸せになる人が誰かひとりでもいるなら、僕の血肉はその人の幸せのためにあるんだと思うんだ。たいした話は書いてないけど、それでも、そう思う。
まあクリエイティブな話に限ると僕！人間！しかいないけど、実際問題、仕事って全部「誰かの幸せのため」にあるものだと思う。
仕事をしているとき……それが仮に事務作業とかであったとしても、その先には何かがあって、それを喜ぶ人がいるから、世界は回っているよね。仕事をするということは、誰かのために生きるということなんだと思う。それを目的にするか手段にするかは人それぞれだけど。
作家性という言葉と向き合う
自虐の意味も込めて、僕は自分のことを「作家じゃなくて技術屋」と言っています。クリエイターって呼ばれるのも本当は違和感あるし、僕にあるのは作家性じゃなくて技術で、技術さえあれば別に僕である必要はない――からこそ技術を上げようと四苦八苦してきたわけで。
だから書けないものはあれど書きたくないものなんかないし、好き嫌いもない。締切を設けてくれるなら僕は自分のやるべきことをやる、それだけ。だからマジで『なんでも書く』し、それを嫌だって思う人がいても、もともと僕に作風なんかないんだから、たまたま当てはまっただけで知った気にならないでくれと思ってきた。
でも締切でもみくちゃになってみて（ありがとうございます！マジで）、食糧天使が結局僕の作風なのかもなって思った。
先日、僕は友達だと思ってる漫画家の人が僕のゲームをしてくれたときに「生きるのに目的って必要なのかな？」ってリンに言ってくれたんだけど、僕はそれが本当に衝撃的だったんだよね。
だって生きるために目的がなかったら……それって生きてる意味があるのかな、と思って。でもそれについても、彼女は「生きてることに、意味はいらないんじゃないかな!?」って言ってた。
……驚いちゃったよね。
リンは、生きるために生きていくしかないよ。
本質的に無意味な仕事があって、その他のすべてにも意味がなくて……僕はそれが一番つらい状況だと思ったから食糧天使を書いた。意味がないから、ただ生きるために生きているだけ……それを辛いことだと思うことこそが、僕の作家性なのかもしれないなと思った。
脅迫的に生きることの意味を求め続けること。
それは天使の匣庭でも共通のテーマで、もしかしたら、僕にしか書けないとは言わないけど、僕だから書けるテーマではあるのかなと思った。
どうでもいいんだよね、個人の識別とか、僕の気持ちとか人の気持ちとか。
そんなことよりやるべきことをつつがなく行うことに意味があるから、他のクリエイティブ業の人ほど感想のあるなしに一喜一憂することもないし、悪評が届いても、180度違う解釈をされても、別になんでもいいんだよ。好きにしてよ。
(ただ、これ書いてほしい！と言われると、僕が書くべきだと思ってる無限の話のなかでの優先順位が上がるから、感想は寄せてくれたら寄せた分だけ先に書くようにはなるけど。需要はより意味があって嬉しいし！)
もちろん【感想書く労力】は理解できるから、その労力を僕なんかの作品に使ってくれたことは嬉しくて、でも別に感想0件でも僕は勝手に書くし、嫌いだ！って言われてもやめない。他にできることがないから。
話を書くために、書いていると思う。
生きるために生きていることよりは有益だと思う。だってそしたら誰かが幸せになるから……？否、多分、書くために書いてるだけなんだと思う、ずっとずっと。そして『書いている以上は僕の存在は無駄ではない』と思えることこそが、僕にとっては一番大切なことなんだと思う。
漠然と、みんなの喜ぶ顔を想像してる。
それは天使たちの『よく知らないけど人間を幸せにしたい』という気持ちに似ているかもしれないなと思う。
何言ってもいいし、何考えてもいいんだ。悪口も好きに言って。
ただ読んでくれたら嬉しい、それが僕の存在に意味を与えているよ。
締切って大好き
なんてきれいごとを言ってみて、だからね、締切って最高なんだよね！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！大好きなんだよね！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
スーパーマリオで言えば一回ごとに一面クリアなんだよね！笑
話を書いて、書いて、書いて、書いているだけだったら、実感がない。
でも締切をクリアするぞー！って思うとヤバいバイタリティが出るんだよね。みんなも人生に締切を設けると、生きる意味がバシバシ感じられていいと思う。
僕はただ生きてるときも「17:00 買い物完了」とか勝手に締切設けて気持ち良くなっています。笑
というわけで更に締切を与えたい方がいたらskebに叩き送ってください。
埋め込みができなかったのでリンクからどうぞ！
小説からレポからアダルトまでなんでも書きますが落ち着いてからの着手になります。
大々的に募集はしないので、思い出したときに入れてください～
※skebは規約が特殊なので注意してください！読んで知らなすぎてびっくりしました。同時に面白いなとも思います
アドバイスを入れる人いないと思うけど、シナリオ系のアドバイスであれば全方位使い物になると思います。細やかな誤脱というより構成やヒキについて話すと思います
1番の天使が近頃よく人間と喋ってますが、僕も人間と話したいな～と思ったけど配信とかは苦手なので質問箱も置きました。こっちはなんか……なんか気軽に聞いたり喋ってください、、、笑
（skebの質問は入れないでください、規約に触れてしまう……）
2024/2/27
すみません、質問箱開けなかったのでマシュマロを置き直します……
よし、そういうわけで今日はnoteの締切も守ったぞ。もうちょっと頑張ろう。
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