ちゃまの思い出④憧れの人との日常【2024.9.4】

入社して2ヶ月経ったころ、私には車がなかった。このため毎日30分かけて自転車で通勤するか、近所の同期のBさんに乗せてもらっていた。
大抵は同期のBさんに乗せてもらっていたのだ。そんな日々に終わりが訪れる。研修期間が終わり同期が日勤やシフト勤務にバラバラに振り分けられたのである。毎日送ってもらっていた同期とは異なるシフトだった。そこで『自転車で通う』か『車を買う』かの2択を迫られた。
私は迷わず車を買うことを決めた。
それを決めた翌日仕事終わりに更衣室でAさんと一緒になった。そこで『お願いがあるんだけど、車を買いたいから次の週末に車屋連れて行ってくれない?』とお願いした。Aさんの返事はOKだった。当日Aさんと、2人で先輩から紹介された中古車店に向かうことになるのだが、想定していなかった展開になってゆく。つづく…

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