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パイロットの飛行訓練① 

どうも、こんにちは。
【株式会社自分の履歴書】では、僕の過去について振り返ろうと思います。自分がどんな学生時代を過ごしてきたかを知ってもらうことで、何か参考にしてもらえたらいいなと思います。

今回も、前回までに引き続いて大学時代にアメリカで受けていたパイロットの訓練について少しずつ紹介出来ればと思います。今回からは飛行訓練に移っていきます。少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。


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飛行訓練の進め方

座学訓練が終わると、次に飛行訓練に移ります。いよいよ訓練地へ赴き、訓練所がある空港の近くに1年半の期間住みながら、訓練を受け試験に合格することで一つ一つ免許を取得していきます。
日本の養成所は寮での生活を前提としていることが多く、同期たちと寝食を共にしながら訓練を進めていきます。

大体教官一人につき訓練生が一人、もしくは二人割り当てられ、二人三脚もしくは三人四脚で一定期間進んでいきます。

飛行訓練は取得する免許ごとにいくつかのフェーズに分かれていて、それぞれのフェーズで何回かの試験(審査)が設定されています。
一回ずつフライトの単位を「レッスン」と言い、それぞれのレッスンで求められるレベルに到達することが出来るとそのレッスンは「コンプリート」つまり完了となり、次に進めます。ここで求められるレベルに到達出来ないと「インコンプリート」つまり未了となって「コンプリート」となるまでそのレッスンから先には進めません。

その「レッスン」が試験までの間に何回というのが設定されていて、例えば「レッスン1(以下L1)」から順番に始めて「L12」で試験、と言う風に決まっています。
となると、「L11」が試験前最後の練習となるわけですが、ここで教官は「Ready」を出すかどうかを決めます。「Ready」とは、文字通り「準備完了」のことで、教官が訓練生に試験に合格するだけの実力があると認めるということです。教官がこの確信を持てない場合は「Not Ready」となり、「Ready」が出るまで「L11」は「インコンプリート」です。実力が身につくまで練習を続けることになります。

このように、自分の実力がきちんと身についているかを常に教官にチェックされながら一つずつ訓練を進めていき、試験を受けます。実力が身についていないけど、何となく進んできたということはあり得ない厳しい仕組みになっているわけです。

では今回はこの辺で終わりにして、次回は一つのレッスンの流れについて書いてみようと思います。
それでは、また。

-----------------------------------------------続く

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