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Fortniteメタバース完全ガイド◎フォートナイトでできること事例・活用法
はじめに
Fortnite(フォートナイト)は2017年にEpic Gamesからリリースされ、瞬く間に世界中のゲーマーの心を掴みました。リリース当初はバトルロイヤルゲームとして人気を集めましたが、現在ではメタバースとしても注目されています。このガイドでは、Fortniteメタバースが提供するさまざまな可能性、企業や自治体のマーケティング、プロモーション、ブランディングにおける活用方法や事例などについて詳しく解説します。
Fortnite(フォートナイト)とは?
Fortniteの概要
Fortniteは、Epic Gamesが開発した基本プレイ無料のオンラインゲームです。バトルロイヤルモードが特に有名ですが、他にもクリエイティブモードや世界を救えモードなど、多彩なゲームモードがあります。2023年のデータによると、月間アクティブユーザー数は7000万人以上、総ユーザー数は5億人を超えるという驚異的な人気を誇ります。
Fortniteの代表的なゲームモード
バトルロイヤルモード
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通常のゲームモード。
100人が小さな島で最後の一人を目指して戦う。
クリエイティブモード
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プレイヤー(個人や企業)が自分だけのメタバース・ゲームをデザインし、公開することができる。
プレイヤーが公開したゲーム・メタバースはFortniteユーザーなら誰でも遊ぶことができる。
対戦系、カーレース、ホラー、デスラン、ロールプレイ、パーティーゲーム、カードゲームなど多様なジャンルのゲーム・メタバースを作ることができる。
この機能が現在Fortniteのメタバースとして注目されている
UEFNの登場とFortniteメタバースの進化
UEFN(Unreal Engine for Fortnite)の登場
Unreal Editor for Fortnite(UEFN)は、2023年3月にリリースされたEpic Gamesが開発した強力なクリエーションツールで、先ほど紹介したクリエイティブモードのゲーム・メタバースを作成するために使用されます。UEFNは既存のクリエイティブモードの機能を拡張し、Verseというプログラミング言語を用いた開発など、より複雑でハイクオリティなゲームを開発することを可能にしました。
エンゲージメントプログラムの開始
UEFNの発表と同時にEpic Gamesは、UEFNでゲーム・メタバースのクリエイターに対して、収益が分配されるエンゲージメントプログラムを開始しました。Epic GamesはFortniteの純利益の40%をそのゲーム・メタバースのプレイ時間に応じてクリエイターに分配するとしています。YouTube上に動画をアップロードすると再生数に応じてお金を稼げるのと同じように、Fortnite上にゲーム・メタバースを作成するとプレイ時間やプレイ数などに応じてお金を稼ぐことが可能になりました。Epicによると年間換算で200を超えるクリエイターがエンゲージメント配当を通じて年間10万ドル以上の収入を得ることになるようです。
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Fortniteメタバースの進化
UEFNによりクリエイティブモードで開発できるゲームの幅が広がったこと、エンゲージメントプログラムの登場によりゲームを収益化できるようになったことにより、Fortnite上に企業や個人などたくさんのクリエイターが多様なメタバース・ゲームを作るようになりました。それに伴い企業や自治体においてもFortnite上に独自のメタバースを開発したマーケティング、プロモーションやブランディングが注目されるようになりました。
Fortniteメタバースの活用方法と事例
Fortniteメタバースの企業の活用方法 日産の例
日産が描いた未来の世界「Electrify the World」をオリジナルワールドとして制作。日産のコンセプ トカーが登場するワールド内を、爽快なアクションで駆けめぐり、失われた光を街に取り戻していくストーリー。このように企業においては施設や新商品などをFortnite内で再現することでブランドや商品の世界観を伝えるようなマーケティング、プロモーションやブランディングが行われています。
Fortniteメタバースの自治体の活用方法 熊本県の例
熊本県は熊本を舞台にしたステージ「くまモン島」を公開。ゲーム内では熊本城をはじめとした県の主要観光地を再現し、「くまモン」が重要キャラクターとして登場。このように自治体においては地域の観光スポットや名所をFortnite内に再現しプレイヤーに遊んでもらうことで地域の知名度の向上や観光客の増加を狙ったプロモーションが行われています。
Fortniteメタバースを利用したプロモーションのメリット
Fortniteメタバースはハイクオリティで面白いゲームが作れる
Fortniteの提供する高品質アセット(3Dモデルや機能)を利用できるため、0からメタバースを作るよりも高速で高品質なメタバース・ゲームを作ることが可能です。3D空間で没入感がありインタラクティブなゲーム体験を作ることができるため、通常の広告に比べブランドや製品、観光スポットなどに対して強い印象を残すことができます。
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Fortniteはメタバースプラットフォームで最もユーザー数が多い
Fortniteには現在6億人以上の登録ユーザーがおり、既存のメタバースプラットフォームの中で最も登録ユーザー数が多く、そこにメタバース・ゲームを制作することで多くのユーザーに向けてプロモーションを行うことができます。
Fortniteメタバースの利用者はZ世代α世代中心
ユーザーの80%以上が18-34歳の若年層のためZ世代α世代と呼ばれる若年層に向けて効果的なプロモーションを行うことができます。
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Fortniteメタバースはインバウンドに向けたプロモーションができる
Fortniteはメタバースを作成すると海外のユーザーに露出があるため、インバウンドに対しても効果的なプロモーションを行うことができます。
Fortniteメタバース制作
Fortniteメタバース開発スタジオ「EASY STUDIO」
弊スタジオ「EASY STUDIO」では企業や自治体の方向けにFortniteメタバースを利用したマーケティング、プロモーションプランを提供しております。これまで20以上のゲーム・メタバースをFortnite上に制作リリースしており、企画・開発・運用・PRまでトータルでサポート可能となっております。以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
https://easy-studio.jp/contact
Fortniteメタバースの開発費用
Fortniteメタバースの開発費用はマップの規模、ゲームの複雑さ、独自アセットの量に応じて変化します。EASY STUDIOでの開発の相場は100万円~1000万円としておりますが、規模によってはそれ以下のご予算でも相談可能ですのでお気軽にご相談ください。
まとめ
Fortniteメタバースは、ゲームプレイの枠を超えた多様な体験を提供する仮想空間です。UEFNの登場により、プレイヤーは自分だけのコンテンツを自由に作成し、他のプレイヤーと共有することができます。企業や自治体にとっても、新しいマーケティングやプロモーションの場として活用できるFortniteメタバースの可能性は無限大です。今後の進化にも注目が集まっています。
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