見出し画像

アマチュア無線と私

アマチュア無線との出会い

最近はアマチュア無線って何?と言われる方が
多いと思いますが、うん十年前まではKing of h
obbyと言われた位流行った趣味です。
私がまだ幼い頃に隣のお兄さんが竹竿を立てて
アンテナを張り夜な夜な「CQ CQ CQ」とやっ
ておられたのを聞いていて何をしておられるの
だろうと思っていたのですが後に無線で世界の
方と交信できると知って一気に興味が湧いてき
ました。
そこで図書館で雑誌を見て一気に無線をやりた
いと思いましたが無線局を開局するには免許と
無線機が必要でした。
小学生の坊主には無線工学なぞ解かる訳もなく
ましてや無線機なぞ買える資力も無い私はいつの
間にか忘れた存在になっていました。
(国家試験も受けたけど不合格でした(笑))

再会

やがて時を経て私は社会人となり興味はパソコン
の自作にあり暇があれば日本橋に部品集めに通っ
てました。
ある日、日本橋をふらりと歩いてたら大きなアンテ
ナを上げているお店を見つけふらっと寄ってみた所
昔憧れていた無線機がずらりと並んでいて楽しそう
に交信されているのを見て、昔の興味が蘇ってきま
した。
早速資格を取り(その頃はマークシートの試験なの
で少し過去問をやれば合格した)小さいながらも無
線局を開局しました。
ただ脳性麻痺で言語障害が有った私にとって知らない
方と話をすると言うだけで緊張してしまい上手く話せ
なかったが辛抱強く聞いて下さった方々とお知り合い
になり楽しい日々を過ごさせて頂いた事は感謝の一言
であります。

何が面白いの?

そうこうしてる内にパソコンを無線機に繋いで文字で
交信できると言う事を知り言葉が苦手な私にとって願
ってもない事でした。
だがそこで大きな問題にぶつかり、その方法の通信は短
波帯の周波数を使いより大きなアンテナが必要でした。
私の家では大きなアンテナを設置することは到底無理で
したので足を踏み入れたのが自作アンテナでした。
幸いにも以前からおつき合いさせて頂いていた方から自作
アンテナの面白さと言うのは聞いて自分でも自作していた
ので何の抵抗もなく沼にハマって行きました。
(何本作ったかはわかりません)
そんな小さなアンテナでも遠くは南極大陸の昭和基地、日
本の真裏になるブラジルなどとブラジルなどと交信できた
時は嬉しかったですね。
その自作スタンスは現在も続いていて、できる限り小さな
出力でどれだけ遠くまで電波を飛ばせるかに夢と面白さを
感じています。

長々と書いてしまいましたが昔から「無線家=無銭家」と
言いまして工夫する事に生き甲斐を感じておられる方も私
意外にもたくさんおられると思います。
またお空でお会いできたら宜しくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?