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卒計等の手伝い?のマネジメント・チーム戦について

建築学科では卒計・コンペ等大きな設計課題で「手伝い」みたいな人を雇う(?)ことがあるのですが、そのマネジメントについて自分の学生時代-今の経験から解説してみました。

文章より動画(音声)のほうが分かりやすいので音声解説で載せておきます。
※僕は話するの遅いので1.5倍速~2倍で聞くと聞きやすいと思います

僕はチームプレイが苦手なのですが、そういった個人プレー大好き人間がどうやってチームプレイをやった(現在進行形でやっている)かをメインで話しています。

細かいニュアンスは動画で説明しているのでそちらを見てほしいのですが、ポイントとして

■ (個人的には)チーム戦=民主的なものではなく、独裁者的なもの
(卒計の場合、構図として設計者=リーダー(1人)+作業員(複数人))
■ リーダーが完成形や作業を明確にイメージできていない場合、作業員はとても混乱する
■ すべての責任はリーダーにある(作業員から適切な成果物が上がってこない場合、リーダーの指示が悪いという当たり前の認識をしましょう)ので、目的・最も失敗したときのリスク・責任の所在は最初に全員に全部説明する
■ 周り(作業員)がついてこないのは自分(リーダー)の責任なので最悪自分ひとりで出来る計画は立てておく
■ 最も信用できるNo2みたいな人を配置していると非常に楽
■ 適切な指示を適切な人に振る

みたいな話です。

少なくとも僕が見てきた建築学科(設計事務所もですが)では徹夜が当たり前、作業効率悪い、不健康みたいなのが多く、誰も幸せにならないと思うので今後卒計等で手伝いとか集めてチーム戦やっていこうみたいな人がいたら参考にしてもらえればと思います。

あと、「卒計でみんなで製図室で寝泊まりしたことがいつか思い出になるんだ」みたいな意見もありますが、僕個人としては「そんなにみんなで一緒に寝泊まりして思い出作りたいなら最初からキャンプ行ってこいや」と思うので全く共感できません。

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