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memorandum【9】

伝える事、提案する事。

デザイナーがどんな思いを持って、どんな過程を経て、それを作るに至ったか。それは凄く大事な事だと思っています。

そんな思いの詰まった洋服を、手に取って頂く、購入して頂く方に最高にかっこいいと思ってもらえる着方で着てもらう事が僕らの仕事。

デザイナーにはデザイナーの意図があるけど、そればかりを伝える販売員がいたとして僕はその人から買いたいとは思わないだろう。そういう話はデザイナー本人から聞くのが一番だと思うから。

自分にできること、自分にしかできないこと。必ず誰しもあると思います。

僕の中では、僕の人生で通ってきた全ての経験を自分のフィルターを通して、洋服の着方というかたちで伝えていくことなのかな。

デザイナーの思いや作りの部分をお伝えすることは大前提として、その先。

正直、着ているという事に対して感じる格好良さというのは視覚的なもの。僕の生きてきてるかっこいいという感覚の中の90%以上は占めているかも。

"あえて"何かをすることって凄くかっこよく映ったりするものではないでしょうか。様々なことを理解している上で、響きの上では薄っぺらい言葉でかっこいいでしょ、この感じみたいな事が言えることとか。

ガチガチに良い物だけを着る事がかっこいい。それは誰でもできるし、誰にでも提案できること。

僕は作り手が作ってくれた物を、自分のフィルターを通して、最高のカタチで提案したい。ちゃんと格好いいと思う着方で着て欲しい。

楽しんでもらえる為の洋服の提案を、貫いていけたらと思っています。

是非、皆様にも色々な想いを感じて頂けましたら。

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