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memorandom【8】

何を着る。どう着る。

この二つの言葉は全く別の意味。

良いものを着ているからかっこいい訳ではない。

どの時代も、流行りのブランドだったり、その時良いとされるブランドはあるもの。

ただそれを着ることは洒落てはいない。そのものを使って、どう着ているかで洒落ているのか洒落ていないのかが決まると思う。

その服がかっこ良すぎて自分が負けている気がする。よく聞く言葉です。ただこれは自分なりの着こなしができていないだけのこと。

これだけ世の中には洋服が溢れているのだから、それをどういう合わせできるかを考えれば自ずとこんな言葉は無くなっていくものだと思う。

そして、どう着るかにおいても、ただ奇抜に着ることが洒落ている訳でもない。

ある意味では何か少し違和感のある合わせ方だったり、それが自然に見える様な合わせ方。狙いに行きすぎた合わせは個人的にはしっくりこない。

僕達の洋服も素材や縫製、着た時のシルエットの良さを追求した物を届けている事は大前提として、それが誰かの手に渡った時にどんなかっこいい表情を見せてくれるのかはきてくれている人次第。

安いものを高く見せる着方もある。その逆も然り。それはその人がどの様な考えでその物を着ているのかだと思う。

更なる新しい世界観をお届けできるように、只今画策中。

より服を着るのが楽しく、今まで自分が見てきた、着てきたものがより素敵な物に見える様な空間にしていきます。

何を着るかではなく、どう着るか。皆様にもその楽しさが伝わります様に。


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