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memorandum【12】

情報過多な時代だからこそ表面的な解釈ではなく本質的に理解することが求められる。

本質というと難しいし、それは生み出した本人にしかわからない事もある。それに辿り着くことはできなかったとしても、限りなく近づく事はできると思う。

限りなく近づく為に必要なもの。それは探究心。表面的に知ったことを、より深掘りすることができるかどうか。ここにその人がどの様な人間なのかが現れる。

僕個人としての意見ではあるが、あまり知らないことを人に話すことに抵抗がある。結局それってどういうことなの?と聞かれた時に言葉が詰まってしまう。

全ては知らなくてもいいと思う。ただ、自分が話題にするそれに対して、何らかの自分なりの考えは必要。

自分の考えが正解なのか不正解なのかはわからないが、その話題を通してどんな意図を持って何を相手に伝えたいのかを明確にすることが大事だと、自分は思っています。

誰かが作った物を単に質が良いのか悪いのか、高いのか安いのかという天秤で測る事は非常に簡単な事である。ただそれがどんな意図で作られたものなのかを考えた上で天秤にかけると、また違った答えが出ることもある。

僕が伝えるファッションもそう。色々な物を見て、着て、買ってきた人のシンプルな服装と、何も知らずにシンプルな服装をするのは同じようなスタイルが出来上がってもその本質に雲泥の差ができる。

自分にとって何が必要で何が必要じゃないのか。それは色々な物を実際に体感した人間しかわからないこと。

East End Galleryは本質に近づける様なそんなお店でありたいなと思っています。

様々なお話をしながら皆様により色々なことを知って頂ける様に。

East End Gallery

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