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心を込めると温かい風が吹く【11/5~11/13】

家族がコロナになって自宅待機になったので、ひでは現場で、私はオンラインという形ででファーストピースサークルのリードをした。「感じる」ことに関して、本当に良い経験をした。

みんながリアルで出会っている中ひとりオンラインっていうのは、端的にいうとものすごく不自由だった。子どもたちが小さい頃ベビーカーで街を歩いた時に初めて感じた不自由さと同じ。介護施設で車椅子体験をした時に、行きたいところや見たいところに自由に行けなかった時に感じた不自由さと同じ。身体的に不自由だという経験を久しぶりにさせてもらった。

聴きたい音が自由に聴けず、見たい範囲を自由に見ることができなかった。だけど今回わざわざ書きたいことは、「だからできなくて残念だったことがある」ということではない。「だからこそ感じることができたことがある」ということ。

人が意識を向けてくれることへのありがたさをとってもクリアに感じることができたのが、今回の私の大きな経験だった。会場のみんなはいつも通り対面で集まっている。欠席者はいなくて、欠席ではないけど私は床に置かれたひでのノートパソコンに映っている。その私に見えるよう、わざわざかがんで顔を近づけてくれて、声をかけてくれる。それがたまらなく、あったかいのだ。パソコンの画面から、何かエネルギーの風が吹いてくるみたいだった。

私が聞こえにくい状況であることを少し意識してくれるだけで圧倒的に声がクリアに聞こえるようになるのも不思議だった。

私がパソコンを通して一緒にいることに人が意識を向けながら一緒にいてくれていることが、とにかくとんでもなくクリアにわかる。それぞれの「あなたを感じています」が真っ直ぐに伝わってくる。人の意識というのは、なんとあったかいんだろう。人の意識というのは、こんなにも心に温かい流れを生み出してくれるのかと、意識を向けてもらっていることを感じ続けて震えた。特にひでは、まるでずっと隣にいるかのようだった。自宅のアトリエでひとりでパソコンに向かっているのではなく、隣にいて一緒に喋っているようだった。

私から見えていたある一場面

心を込めるということは、意識的に意識を向けるということ。そのことをみんなのまなざしから、意識から、クリアに感じ続けたこの日の学びの方角は、北西。北西のプラクティスは、「意識的に夢を描く」だった。なんてばっちりな。私たちが意識を向けたものが育つのだ。無意識にであれ、私たちはいつも世界に波紋を放ってしまっている。それが疑いであれ希望であれ何であれ、意識を向けたものを意識を向けたように、私たちは世界を育むことができてしまう。それは創造力、意識の力。だから自分の意識がどうなっているかにはものすごく責任がある。いつもいつも意識を自分の状態に向けておくことは、毎日毎日どこでもできるプラクティス。

自分が存在している未来を思いっきり夢を描いて、やってみて、失敗して、うまくいかなかったなってことから学び続けて、頑張った自分を労いながら、たくさんの一緒に進んでくれているものたちに感謝を伝えながら、また思いっきり描いた未来へと続く一歩を踏み出し続ける。泣いて笑って怒ることができる、一生懸命で諦めの悪い大人が増えたらいい。そしたら地球は、あっという間に緑生い茂って、水がキラキラ青い星になって、子どもたちは思いっきり、踊りたいように踊るはず。もう、絶対そう。という夢を私は今日も見ています。

最近、夜見る夢にはクジラたちがたくさん出てきます。会いたいな。

昼も夜も構わず、よい夢を!

Earth Partner

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ビーズの輪を紡ぐ会という会を開きます。沖縄と東京での開催です。
ハートから話して聴くということについて、感じながら実践する《はじめの一歩》です。全3回なのですが、これは私たちの開く場で一番短い場です。私たちが開く場に一度参加してみたいと思ってくださる方、この機会にぜひご一緒しましょう。

ハートから話して聴くというフレーズに心がYESと鳴る方のご参加を、
心からお待ちしています

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