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どんな人も私から心を開いて話せば聴いてくれると中学生の女の子は言う【1/30-2/6】

「戦士」という言葉を使っている。

自分のハートに自分の主導権を置き、自分の使命に基づいて、自分の光を信じて、自分の光を、自分と世界に捧げる生き方をする人間のこと。全てと自分が関係していることを知っている人間のこと。全てと関係する自分が世界にもたらす波紋の責任を引き受けている人間のこと。戦士とは、人生とそこに起こる出来事から目を逸らさず学び続ける人。・・・もっと言えるけど、これが私たちが戦士という言葉に込めている言葉。

今日、中学生の女の子の中に戦士を見た。

オンラインで会う彼女と初めましての挨拶を交わす。彼女は私に心を向け続けてくれた。自分の感じていることをとても真摯な姿勢で表現してくれた。いくつか会話をした後、私は自分が大切にしていることについて話した。「みんなにこの私じゃないとダメなんだっていう「この私」として生まれてきた意味があって、それはスピリットの願いに耳を傾け続けることで誰もが自分でわかるって思ってる。」というようなことを話した。そして彼女に、「私の話を聞いて今何を感じてますか?」と聞いた。

私の問いかけに、彼女は少しの沈黙をとって話しはじめた。

学校の道徳の授業で、「学ぶとは?」という問いが出た。その問いの答えを、先生が一人一人机を回りながら発表していくという時間のこと。彼女はみんなが同じようなことを言うことに違和感を覚えた。そこで、「それもそうだけど、それだけじゃないんじゃない?」という意思を表示するために、いくつか書いた中にはみんなと同じものもある中からみんなとは違う方の答えを選んで発言した。それを受けた先生は、「違う違う。こっちを言って」と違うみんなと同じ内容の方を指差した。彼女は、え?と思った。みんなで同じようなことを話していって、それで成績をつけて、何がしたいの?そういうことしてるからみんな感じることをしなくなるし、自分を失っていくんだと思った、と話してくれた。

この話をしてくれた彼女の中に戦士を感じて震えた私は、戦士とは自分の光から世界に光を捧げる人のことだと彼女に伝えた。そして波紋を投げるという言葉を伝えた。あなたは、みんなと違う種類の発言をすることで、みんなと一緒に「学ぶとは?」という問いを深めようとした、その波紋を投げたんだと感じる。それは自分だけのためだけじゃなくて、みんなのためだったと感じてることを伝えると、彼女は小さく強く頷いた。あなたがしたことはすごく勇気のあることだしそれができたことを尊敬する。そして、先生に受け取ってもらえなかったのは痛かったね。私はあなたの中に戦士を見ましたと伝えると、彼女も私も涙が出てきた。私たちはふたりで泣いて、一緒に笑った。

きんいろのさなぎ

中学生〜の子どもたちと話していると、彼らの光がもっともっとと放たれたがっている疼きを感じる。彼らの内なる戦士が目覚めたがっているのを感じる。私は大人として、そのことを認知して、伝えて、戦士として生きる道の鍛錬や葛藤を支え、共に歩いているよと励ますことができる大人でありたいと思う。そしてそれがみんなでできたらいいなと心から思う。

彼女が参加したある旅について話してくれた時に私が「その旅であなたが得たものは何?」と尋ねた。彼女は、「どんな人でも私から心を開いて話せば聴いてくれるんだということを知った。今までもそういう体験はしたことがあった。知らなかったわけじゃない。だけど、本当にそうだなって思った。」と答えてくれた。

彼女のこの言葉は私にまっすぐに届いた。それは、彼女が一つの曇りもなく本当に感じていることを言ったからだ。そして同時に私の心も開いていた。彼女が放った光が私の光に触れて、震えた。

「どんな人でも」「私から」「心を開いて」話せば聴いてくれる。

これも戦士の言葉だ。

歳を重ね、色んなことを経験してきた大人の私たちは、彼女のこの言葉に対して何と返しますか?

私たちEarth Partnerは、「私もその通りだと思う。その道を一緒に歩もう。」と言う。それを堂々と言うのは、自分が完璧にできるからではない。うまくいかないことがいっぱいあっても、その全てから学びながら、起こる全てを自分の学びと変えてめいっぱい生きていく道を歩くぞと決めているから。

希望を描いても無理だ、無害でいる方が安全だ、光なんて放たないほうがいい、力なんて自分達には無いしそもそも力は危ない、でもなんかうまいこと痛い目に合わずに願い叶えへんかなーっていう道を歩く姿を見せて、その道に子どもたちを導くのは、私たちは嫌だ。

子どもたちに希望を描き続けて欲しい。うまくいかなくても光を放ち続けてほしい。力を使う方法を学んで、想像力も創造力もあらゆる力を発揮して生きていってほしい。この肉体とこの魂の組み合わせでしか創り出せない光を生き切って欲しい。思いっきり願いを放ってほしい。じゃあ私たちが生きて、それをやり続けよう。

雨粒と光で虹になる


うまくいかなくても諦めない大人は希望そのもの。もうダメだと思ってもしつこく立ち上がって、最後に「ほらね!やっぱりそうだった!」って希望を体現する大人がいることが、子どもたちにとっての生きる希望。大人として、子どもたちの希望でありたい。


Earth Partner

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