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【遠藤誉】NEDは第二のCIA

抜粋

CIAが、あまりに他国の内政に干渉し過ぎるので、政府の機関としては国際法違反になるということもあり、レーガン政権時代の1983年に、民間非営利団体としてNED(National Endowment for Democracy)(全米民主主義基金)を創設した。

◆「第二のCIA」であるNED

 なぜNEDを「第二のCIA」と称するかと言うと、拙著『習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!』のp.241に書いたように、

NEDの共同創設者の一人であるアレン・ワインスタイン氏が1991年にワシントンポストの取材を受けたときに

「私たちが現在行っていることの多くは、CIAが25年前から秘密裡に行ってきたことです」と述べたからだ。

それ以来、NEDは「第二のCIA」と呼ばれるようになった。

 この「第二のCIA」であるNEDが創設以来、「民主の衣」を着て各国の選挙に干渉したり、カラー革命などを起こしたりしてきた一覧表を手作業で作成し、同じく拙著の図表6‐8に掲載したので、それを以下に示す。データは主としてNEDのウェブサイトに基づいた。

つづきは