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基礎疾患をもつ人が1度ならず2度目のコロナ感染すると人間の持つ本来の力を覚醒できた

感染


2度目のコロナ感染は子供と共にボーリング場へ行った際に息子と共に感染。


2022年3月初旬のことです。ちょうど最初のコロナから1年が経過。その頃、オミクロン型が蔓延していた時期です。



症状1


喉の痛み

頭痛

嘔吐

全身筋肉痛



症状2


一週間経ち、そろそろ良くなかったかなと気を許した途端急激にそれまでとは 全く違う強烈な症状が起こり始めました。


7時間連続絶叫

足の指の腹が腫れて水疱になる

唇が赤くひりつく

3分以上立ってられない

鳥がなくタイミングで頭痛

肩で息する

小指が痺れる

痛みで涙が止まらず



感想

在宅勤務中の主人や息子に苦しんでいる声を聞かせたくなかったので、布団にくるまり声を押し殺しての絶叫はなかなか・・・。大人でもキツい状態でした。

本当なら救急車を呼ぶレベルの辛さをよく耐えて頑張ったなと思います。

自己免疫疾患である膠原病では、自分の免疫が自分の細胞を敵とみなし攻撃するため、風邪のウィルスが体内に入ってきただけで致命傷と言われる危険をはらんでいます。

覚醒

発症して1週間後に起きた絶叫は7時間休むことなく、私を苦しめ続け目をつむっていたにもかかわらず、はっきりと脳内のシナプスが見えました「なにこれ、なにこれ」と何度もつぶやき続けましたが、今度は足の指先の腹が水泡になったり、唇が赤くひりつき、後頭部がズキズキし外で鳥が鳴くタイミングで非常に強い頭痛になると言うありとあらゆる症状で、当時見えたものに関わっている余裕がありませんでした。

息をするのも体力を使い3分と立ってられず、食事も3日ほど口にできていない中、ある先生が、ズームでコロナに関する講演があると知り参加しました。

ほんとはジッと講演を聞いているような状態ではなかったんです。

でもこの講演を聞かなかったら死んじゃうというくらいの危機感が当時あったんです。

質問時間に手を挙げ、状況を説明したところ、体内でサイトカインストームが起こっていることを教えていただきました。

サイトカインストームとは

感染の量が多くなると、炎症の量も多くなり、サイトカインも大量に放出されます。 それをサイトカインストーム(サイトカインの稲妻、サイトカインの暴走、免疫暴走)と呼んでいるのです。


新型コロナウイルス感染とサイトカインストームと血栓症の関係について より

免疫が暴走していたそうです。

私は以前にも何度か病院に行って病気をもらってくることがありました。

そのため、これほどまでに悪化しても病院に行けなかったのです。

その先生からまずは薬局でも売っているパブロンゴールドを飲むと良いと教えてもらったので家族に買いに走ってもらいました。

おかげで、その後少しずつ回復へと向かい、立っていられる時間も増え、食事も取れるようになりました。

意思の力

寝込んでいた間、頭の中で一つ目標決めていました。

それは毎年桜の時期に一緒に花見をする友人と今年も必ず見るぞと。

その願いを叶えることを心の支えにがんばりました。

3月末桜が咲き始めた頃に、その願いは実現しました。

本調子ではなかったため、写真に映る私の顔はやせ、頬はコケ、青白く、肩で息をしていたのであまり元気な様子ではありませんでしたかとても美しい桜並木と会いたかった友人とのひとときが嬉しく1人コロナに勝った自分をよくやったと褒めました。

ですが、その間心残りなこともありました。

ちょうど息子が卒業式を迎える時期でもあり、卒業式見に行きたかったです。

咳が止まらず、まだ一人では歩けそうにもなかったので、泣く泣く息子の卒業式に出ることは諦めました。

子供の人生の節目の日に同じ場所で過ごすことができなかったのは、辛かったですね。

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