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遅読日記 No.5

こんばんは

毎週日曜、じっくり読書を楽しいんでいる日常を投稿しています。

泥流地帯  三浦綾子著

結局、中学の入試に一番の成績で受かった耕作ですが、
中学に入る耕作の為に、姉が好きな人と一緒になれない・・・
つまり、当時でいう『嫁入りできない』という
事実を、ひょんなことから、知ってしまう。

制服や靴、帽子をウキウキで揃えてもらい、テンションもマックスな
耕作は、姉の嫁入りの為に
大きな決断をする・・・。

入学式当日、彼は仮病を使う。
しんどくて行けないといい、布団から出てこない。

それから、数日たっても。
耕作は具合が悪いと行って、床から出なかった。
あれほど行きたかった、中学へ行かなかった。

十日目、耕作は祖父に行った
『俺、もう中学に行かない。こんなに勉強に遅れたら
追っつけない。一番で入って、何にもできないなんて
言われたら、癪だもん』

驚いた祖父。しかし、祖父は何もかも察していた。
その表情を見た耕作は今まで堪えていた涙が、彼の目から
一度に吹き出した。

耕作!

ねいちゃんば、嫁にやって

そう言った時、祖父市三郎は両手で耕作をしっかり
抱きしめた。

・・・・・・・

姉は恋仲の彼がおり、
その彼に姉は、『どうすんねん。お前の弟、
中学行ったら、わしら結婚できひんやんけっ!』
と言わられていた。

その会話を耕作は、聞いていたのである・・・・
もちろん、こんな関西弁な訳はありません。



今、3分の1ぐらいを読んだ感じです。
以上が、今週のクライマックスの
話題でした。

耕作に肩入れしてる私にとって
悔しいとしか
言いようがない・・・・

このあと、以前に一度この小説を読んでいるので
私は知っているのです。
もう一度、彼の姉について
悔しい思いをしてまうのです・・・・

辛いけど
読み進めます。


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