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遅読日記 No.4

こんにちは

毎週日曜、じっくり読書を楽しいんでいる日常を投稿しています

泥流地帯  三浦綾子


私は今、辛い所を読んでいます。

私はこれを乗り越えなくては先を読めません。
私は、目をうるうるさせながら読まざるを得ません。


この投稿ではこの本のあらすじを説明することは
しません。
ご興味のある方は読んで欲しいのは本心ですが、
人により好みもあるので無理強いはしません。

へ〜〜〜、そんな辛かったら
読まへんかったら
ええやん!!


ほんまそうです。

しかし、人生と同じで、辛くても
前に進まないと、
先に進めない・・・。

そのような状況です。今は。

簡単に申し上げると。

作品の舞台は北海道、富良野地域。
大正時代を背景に、ある家族の物語です。


主人公・耕作の一家は、貧しい農家。 祖父の市三郎、兄の拓一、
姉の富、妹の良子、祖父の市三郎、祖母のキワ。
 祖父の市三郎は村人からも慕われる賢明な人物。私が思うに
祖父譲りの主人公、耕作はとても頭が良い。もちろん、当時の高校進学は
選ばれし人であり、もはや進学する学生は稀な時代。
彼は、貧しい家庭に生まれ、半ば諦めていたが、担任の先生や
兄の勧めで、祖父の市三郎を説得し高校の試験を受けることが
許された。
 しかも、試験の成績は全受験者の1番の成績で合格する。

私は彼の身内さながらに、喜んで読み進んで
いた。


彼は合格できたにもかかわらず
進学できなくなったのだ・・・・・。

なんでや〜〜〜〜


涙うるうるどころか
泣き叫びたいぐらい
悔しい場面なのである。

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