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心躍る瞬間、TRICERATOPS

学生時代、好きだったバンドTRICERATOPSのカバーアルバムが発売になった。3人編成とは思えない音とキラキラした感じが大好きで通学の時によく聞いていた。

私はちょっと癖のある声が好きで、似たような時期に活躍していたGRAPEVINEも好きだった。GRAPEVINEの田中さんは憂いのある声が好き。和田唱さんの声はまた、良い。母音の発声に癖があるのだが、これがとても好き。様々な思い出と共に蘇るTRICERATOPSは、私にとって思い出のバンドだ。

CDの歌詞カードを手に取って読んでいると、参加したミュージシャンのコメントが書いてある。それがとても良かった。奥田民生さんのコメント、山崎まさよしさんのコメント、そして、小田和正さんのコメント!ああ、そうだったんだね・・・と、音を聞きながら読んでしまう。

「Fever」という曲があるのだが、私が大好きな曲の一つだ。これが小田和正さんが一緒に歌っているのだが、本当に良かった!心の中で小田さんの声は合うのかな・・・なんて思っていたけれど、これが本当に良かった。気付いていたら涙していた。「Fever」の切なさをさらに後押しするような曲になっていた。いいな、音楽って素敵だな、と感じたアルバムだった。

いつだって音楽は私の心をすくい上げてくれてたんだな。
どんな時も心のやりきれなさに寄り添ってくれていたんだな。
今だって・・・そうだ。

今は休日の楽しさに浸っていたいから、KANさんの「トランスフォーマー」を聞こう。

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