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まったく、そのとおりだった

横川良明さんの「自分が嫌いなまま生きていっていいですか?」を読んだ。これは自分のことか?と思うくらい、グサグサきている。

私は自分のことが好きなとこもある。でもダメなことや嫌いなとこもあって、人との関わりに関することは本当に嫌いだ。

憧れの人を目の前にするとずいずい前にいけない感じ。本当は誰より崇めて、心から推しているのに、目の前になんか出られない。出たとしても、変なこといってその場からダッシュが良いところだ。ああ…言語化するとこうだよなあ、と思うことばかり。

だから、心をフラットに冷静になる練習ばかりしてきたんだ。それは自分を守るためであり、弱さがばれないために。むき出しだとヤバイ人だと思われないように、心で感じない練習もかなりしてきたんだ。

その練習で何とか世の中渡ってきたけれど、心を置いてくるからやっぱり途中でおかしなことになるんだよね。辻褄があわなくなってくる。

他にも思い当たることが多すぎて号泣したいくらいだった。はあ、すごいよ、自分の過去をリアルにぐいぐい突っ込まれているみたいで苦しい。私のコンプレックスも根っこも分かる。

全人類的にはすすめられない本だが、刺さる人には打ちのめされるくらい刺さる。はあ、まったくそのとおり。それしか言えない。読んでいてぐっと過去の辛い思いが引き出されるが、今の自分で良いよ、と思う。傲慢な自分が出てきたときにそっと読みたい。

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