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24日目 プノンペンからシェムリアップへ 

4年ぶりの海外フィールドワークフォトフィールドワークゼミ3年生を引率しています宮脇です。学生達は各自のテーマで取材撮影をしています。プノンペンに残って撮影している学生達もいれば、シェムリアップに移動して
鳥の撮影を続けている学生もいます。暑いカンボジアで身体中汗だらけに
なって頑張っている彼らとの再会もあと2日です。どんな報告が聞けるか楽しみです。さて、本日は2019年当時のカンボジアプノンペン、シェムリアップと現在の変化についてご報告をさせていただきます。


プノンペンから長距離バスで移動するため、乗客がバスを待っています。※2019年当時の写真
シェムリアップ、バッタンバン、シアヌークビル等、カンボジア各地を結んでいた長距離バス。
私もこのバスを利用してプノンペンからシェムリアップまで7時間かけて移動していました。
バスは、韓国、台湾の中古車両が多かったです。※2019年当時の写真
2024年4月16日現在、営業していません。コロナ禍がで利用客の減少で閉じています。
このバス会社に限らず、2019年頃まであったお店もかなり閉店していました。
シェムリアップアンコール国際空港から次の国に移動するため今回は飛行機を利用してみました。
搭乗券を見せて駐機場までシャトルバスで移動し、降りてびっくりです。待機しているのはプロペラ機です。欧米人が2/3、「大丈夫なのこの飛行機」と言っていた日本人が数名いました。ガタガタ音を立てながら離陸して高度が安定しだしたら、テンション高く関西弁でずっと盛り上がっていました。そんな彼らも途中、墜落するのではないかと思ったのでないでしょうか。機体が大きく揺れて出した時から話し声が聞こえなくなりおとなしくしていました。飛行機が無事シェムリアップ・アンコール国際空港に着陸した時、欧米人の席から拍手と歓声が湧き上がっていました。
とても稼働しているとは思えないシェムリアップ・アンコール国際空港。空港入口は3箇所あります。1箇所だけを出入りできるようにしていますが、警備員が立っており「どこに行かれますか?」と英語でスーツケースを持っている人に声をかけてチケットを確認していました。私は「4月25日(木)早朝クアラルンプール行きに乗るための下見で来たから中に入れてください」といい、ひたすら頭を下げ続けましたら「OK」と言って許可してくれました。日本式のおじきは効果あります。
シェムリアップのメインストリート、シヴァタ通り。
この通り沿いのホテルに学生達と4月23日(火)再集合します。
2019年当時は、車の往来が激しくてなかなか反対側に渡れなかったです。
現在は写真のとおりです。「どうしたシェムリアップ」という印象です。
シヴァタ通り沿いにあるショッピングセンターだったのですが、現在は閉店しています。
2019年までは、この2階のフードコートのスペースで事務作業をしていました。
カンボジアの伝統的な踊りを鑑賞しながら、食事ができるレスランも閉店していました。
2019年頃までは、駐車場が満車になるくらい連日お客さんでいっぱいでした。

久しぶりに、カンボジアプノンペンやシェムリアップを訪問してみると
コロナ禍前まであった会社やお店が営業をとり辞めて残念な気持ちになりました。トュクトュクのドライバーが5m置きに停車して横を通りすぎる観光客に「Hey!トュクトュク」「Mrトュクトュク」と「乗らないか」と営業してくる運転手もいれば、指笛で「ぴー」と飼犬を読んでいるかのように音を立てて振り向かせようとする運転手もいました。ですが、今回はほとんど声をかけてこないです。その理由の一つに「Grab」に登録している運転手も多くなったのでしょう。街中で同社のジャンパーを着てドライバーが待機している光景もよく目にします。
今回の学生達もベトナム、カンボジアでも『Grab」でタクシーやトュクトュクを利用しています。「旅の仕方も変わり、生計を立てようとする方法も変わってきたな」と感じています。次回はシェムリアップのホテルに再集合した様子をご紹介いたします。




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