終電後の駅で寝る。ナイトステイホーム in 吉原に参加してきた
(旅行日 2021.10.30)
静岡県、富士南麓を走る
ローカル私鉄の岳南電車では
様々なナイトイベントが催されている。
以前、夜通し走る列車に乗車する
「岳南夜行」イベントには参加したが、
それとは少し趣を変えたイベント、
「ナイトステイホーム in 吉原」が
開催されることを知った。
要は終電後に、岳南電車の拠点駅である
吉原駅に泊まってみるというイベントで、
以前の岳南夜行が楽しかったので
今回は夜行列車では無いが、申込をし、
参加してみることにした。
まずは、都心から普通列車に乗り、
途中の沼津駅で1回乗り換えて、
静岡県富士市、吉原駅へ向かう。
普通列車だと都心から2時間程度で着く。
JR吉原駅を出て、
数分歩いたところに
岳南電車(岳鉄)吉原駅はある。
岳鉄の吉原駅は、
どこか懐かしいレトロな雰囲気を出す駅舎である。
改札で受付を済ませて、駅へ入場する。
ホームには、普段使用されている
岳鉄の車両が留置されていた。
受付時に配布された、
「寝床確保券」にニックネームを書き、
今夜の寝床を確保する。
ちなみに寝る場所は、
線路に降りたりなど危険なところでない限り、
駅ホームで寝ても、
列車内で寝てもOKである。
私は、寝心地が良さそうな列車内を確保した。
駅のホームで夕食の時間。
駅に泊まるなら、駅弁がいいなと思い、
吉原駅に向かう前、東京駅で購入した
「チキン弁当」を食べる。
飲食物の持ち込みもOKである。
食後は、これも受付時に配布された
「岳ちゃんクーポン1000円分」を利用し、
駅構内の売店で、おつまみやお土産を購入。
・しずおか茶コーラ
・手作りお菓子
・バリ勝男クン(かつおチップス)
・岳南電車ブレンドコーヒー
1000円分のクーポンで、
たくさん購入してしまった。
深夜2時頃、岳鉄職員さんの案内で
吉原駅付近を歩く「深夜徘徊」に参加する。
まずは、駅からすぐ近くにある
線路下トンネルを歩くが、このトンネル、
職員さんの間では「婦女子トンネル」と
呼ばれているようである。
トンネルを出ると、
そこは富士登山のスタート?の、
山麓0メートル地点であった。記念に一枚。
付近には
津波防災タワーがあり、
登ってみて最上階からは
富士市の夜景が一望出来た。
写真を撮ってみたら、綺麗に写った。
吉原駅に戻り、深夜徘徊後には
夜食を食べることにする。
これも受付時に配布された、
静岡のB級グルメ「静岡おでん」を
ホームにこの日限定で設置された
電子コンロで温めて食べる。
具がたくさん入り、特に牛すじが美味しかった。
夜食の後は、さすがに眠くなってきたため、
本当は一晩中起きていたかったが、
先ほどの列車内に戻って、横になり
少し仮眠。
翌朝5:00頃、目覚まし代わりの
駅の発車ベルが鳴り、起床。
意外とぐっすり寝てしまった。
駅改札付近へ、ツアー代金込みの
朝食パンを取りに行く。
吉原駅近くのパン屋のもので、
朝からボリューム多めのパン3つを食べ、
お腹いっぱいになった。
朝食後は自由解散となり、私は
都心へ帰路に着いた。
前回の岳南夜行イベントのときも
そうだったが、何より岳南電車の職員さん達が
気さくでアットホームな雰囲気で、
とても居心地が良かった。
普段私は寝つきが悪い方なのだが、
それでも今回比較的眠れた方だったのは
このアットホームな雰囲気のお陰かもしれないな、と思った。
岳鉄では、他にも夜にたくさんのイベントを
開催しているので、今後の企画にも
ぜひ期待したいと思う。
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