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【導入事例|CASE2.】学校法人濱名山手学院 神戸山手女子中学校・高等学校様

「英語でプログラミングを学ぶ」授業をVコードで実現。教育版マインクラフト×英語学習の可能性に挑む


この記事では、株式会社イージアが提供するコンテンツを導入されている学校や企業の方々に、導入の経緯や活用事例などをご紹介いただきます。CASE2.は「神戸山手女子中学校・高等学校」様です。開校から100年を迎えようという歴史あるこの学校では、なんと英語でプログラミングの授業を行っているのだとか。日本語と英語のバイリンガル仕様という、他にないVコードの特長を活用した授業設計について、校長の平井先生にお話しを伺いました。

神戸山手女子中学校・高等学校 学校長 平井正朗様

Vコードを使い、英語でプログラミングを学ぶ授業を行っていると聞きました。

本校の英語教育の基本は、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶことです。その方法の1つとして、英語で他教科を学ぶ「イマージョン教育」を行っています。Vコードを使った英語によるプログラミング学習は、2023年度に新設した「グローバル選抜探究コース」を対象に、中学では技術家庭科、高校では情報の授業の中で実施しています。

授業はどのように行っているのですか?

教材であるVコード、コーディングしプログラムを実行する教育版マインクラフト、ともに英語モードを使います。教育版マインクラフトでコーディングをする際、例えば日本語モードで「真/偽」と表示されるコマンドが、英語モードでは「true/false」と表示されるなど、プログラミング言語の習得との親和性も高いです。加えて、ファシリテーターとしてネイティブの英語教師が教壇に立ち、オール・イングリッシュで授業を進めています。

教材となるVコード、教育版マインクラフト®ともに英語モードを使用

生徒の反応はいかがですか?

反応はとても良く、学習意欲も高いです。「プログラミングの基礎から応用まで学ぶ過程で、普通ならつまずきが出てきたり、最後まで続かないのが常ですが、ネイティブとのコラボでVコードを使うと、楽しみながら学べるので、これまでにない生徒の反応が見られるようになった」と担当者も驚いています。

この授業によってどのような成果を期待されていますか?

グローバル選抜探究コースでは、プログラミングで論理的思考力をブラッシュアップしながら問題解決力創造力に習熟するのと同時に、英語力プレゼンテーション力のスキルアップという相乗効果を目指しています。

評価はどのようにされているのですか?

本校ではルーブリック評価を採用しています。あらかじめ定めた指標を表にし、生徒とも共有しながら「何ができるのか、何がまだできないのか」を明確にして評価するというものです。教育の中身が大きく変化しているので、評価方法もそれに合わせて変更を加えています。

今後の展望をお聞かせください。

2025年実施の大学入学共通テストからプログラミングやデータサイエンスに関する統計処理、情報リテラシーの知識を問う「情報」が導入されます。また、小中学校ではプログラミング教育が取り入れられ、高校も2022年度から「情報Ⅰ」が必須となりました。時代の趨勢を見据え、我が校では2024年度の中学入試から情報活用能力や課題解決に向けたプログラミング的思考力を測る「プログラミング入試」を自己アピール方式に組み込むことになっています。理数、自然科学に興味のある生徒にぜひ来てほしいですね。


平井校長による強力なリーダーシップの下、EdTechツールを駆使して、個別最適かつ教科横断的アプローチによる学びを推進している神戸山手女子中学校・高等学校。Vコードも他校とは違ったアプローチでフル活用いただいているようです。


【データ】

学校法人濱名学院 神戸山手女子中学校・高等学校様
神戸市中央区諏訪山町6番1号

開校100年を迎える、神戸市の女子中高一貫校。
2023年度からグローバル選抜探究コースを開設し、予想不可能なグローバル社会で活躍できるリーダーシップを有する人材育成と「進路満足度100%」をスローガンに、斬新な教育を展開。Vコード、教育版マインクラフトともに英語モードに設定し、英語でプログラミングを学ぶ授業を実施している。

【導入コンテンツ】
マインクラフトⓇプログラミング「V-code(ブイコード)」

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