君は「三字熟語」という神ゲーを知っているか


はじめに

2020年12月31日、Adobe Flash Player のサポートが終了した。

Flashの代替となるものを開発して復活させようとする試みもあるが、インターネット上の数多の財産が失われている。

幼い頃にFlashゲームで遊んだ記憶が頭をよぎる。定番のボードゲームから脱出ゲームまで、本当に色々な遊びがあった。思い出を辿っていくと、「三字熟語を揃えるゲーム」の記憶が微かにあった。


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!!!

これだ。ついでに四字熟語のゲームもある。

しかし、Flash の時代はもう終わった。どうせ今はもう遊べないのだろう。

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......あれ?

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......あれ????

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......あれ????????????????


プレゼンテーション2

クソみてぇなワードアート


リンク(みんなもやってみよう!)↓


リメイク前との比較

どうやら、有限会社ゲームデザインが制作する昔懐かしいFlashゲームのなかには、現在でも遊べるようにFlash以外でリメイクされているものが残っているようだ。

かつては「三字熟語flash」としてRTAプレイヤーなどに長らく親しまれていたらしく、昨年のお別れRTA会でもプレイされていた。


見たところ、リメイク前後でレベル数は同じ(LEVEL 1〜5)であり、出現する語彙も共通している。

ところが、なんと各レベルで作るべき三字熟語の個数がリメイク前後で異なるのだ。(リメイク前: 4→6→8→12→16  /  リメイク後:4→6→8→10→12     であり、低難易度化している)


したがって、リメイク前後では別ゲーであり、このリメイク後のゲームについて別部門でRTAが行われても良いだろう。しかし、ざっと検索しても誰もそんなことはやっていない。

......となると、やるべきことはただ一つ。

プレゼンテーション2

※ちなみに、リメイク前の「三字熟語Flash」ですら↓このザマなので、公式に記録として認められるかは分からない。


挑戦

以下、測定区間は「LEVEL 5 で全ての三字熟語を揃え終えるまで」とする。

何の知識もない状態で最初にプレイしたときの記録は、3'10"だった。そこから何十回、何百回と鍛錬を詰んだ。先ほど紹介したプレイ動画にもあるとおり、「インターネット上の単語リストで、1つの三字熟語にしか用いられていない漢字を覚える」というのは有用なテクニックだった。

また、「操作性を考えるとPCよりスマホでプレイする」「プレイしている様子を画面収録して自己分析する」「レベル間のインターバルはとにかく連打する」などの気付きを得た。


その結果、直近100回のプレイでのクリア時間の内訳は以下のグラフの通りになった。(2'20"を切ることの困難さを、ここでは「140秒の壁」と呼んでいる)

noteサムネイル_アートボード 1 のコピー 26

まあ詰まるところ自慢なのだが、ひとまず以下に最高記録の動画2つを貼っておいた。

「え、最高記録という割には遅くない?」と思う方もいるかも知れないが、「スマホでプレイすると、操作性を代償に自分の指で漢字が隠れる」というデメリットがあることに留意していただきたい。また、「目的の漢字を探し出すのに時間がかかる事態を避けるため、2~5個の三字熟語に同時に注意を払う」というテクニックにも注目してご覧いただきたい。

最高記録(1'57")の動画でさえプレミしているため、1'50''、あるいはそれよりもっと良い記録を出せる可能性はまだ十分にある。


メモ

・たまに誤字やそれに準ずる不自然な表記が気になる。「偏平足」と書くことも無くはないが、普通は「扁平足」。また、「独壇場」は誤字であり、正しくは「独擅場」。さらに、「誤作動」ではなく「誤動作」としないとacceptされない。

・最初から揃っている場合(上記「最高記録2」のLEVEL2などに見られる)は、冷静に2回入れ替えないとacceptされない。

・「単語の出現頻度はリメイク前と同じなのか」「その単語がバラバラになる方式は、本当にランダムなのか」「最低何回の互換でクリアできるのか」などについては検証の余地があるが、面倒なので調べない。


おわりに

疲れた〜

PCやタブレットでの記録も測ってみようかな



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