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【Salesforceフロー】レコード削除時カスタムエラーを表示する方法
こんにちは、Matsuiです。
本記事はSalesforce Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。
今回はSalesforceフローのレコード削除時にカスタムエラーを表示する方法について紹介します。
数年前はレコードの削除の制御はApexでしか実装することができずに悩んだAdmin時代もありました。それが今ではレコード削除もフローで実装できちゃうし、さらにはカスタムエラーまで表示することができるようになりました🎉そんな私のお気に入り機能をご紹介します。
今回は、商談レコードがクローズしている場合にレコードを削除できないようにしてみようと思います。
新規フローを作成する
新規フローで「レコードトリガーフロー」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1703395988037-OBFrWt1IgB.png?width=800)
トリガー条件の設定をする
「商談」オブジェクトを選択します。
トリガー設定は「レコードが削除された」を選択します。
商談のフェーズ項目の値が「Closed Won」または「Closed Lost」になった場合は、商談がクローズしていると判断します。
![](https://assets.st-note.com/img/1703396197873-HIXSrnimq0.png?width=800)
作成したフローを保存します。
![](https://assets.st-note.com/img/1703396594669-PL1gjKjMMG.png?width=800)
カスタムエラーを追加する
要素で「カスタムエラー」を追加します。
![](https://assets.st-note.com/img/1703396877661-IrpoxGdqii.png?width=800)
表示ラベル、API参照名、説明を入力します。
エラーメッセージ表示場所を「レコードページのウィンドウで」を選択します。
表示したいエラーメッセージを入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1703397038183-91eWD8eAM1.png?width=800)
保存して「有効化」します。
商談レコードを削除してみよう
商談レコードを2つ作成します。
1つ目はフェーズが「Prospecting」のレコード、2つ目はフェーズが「Closed Won」のレコードを作成します。
![](https://assets.st-note.com/img/1703397369252-URGw24OvN3.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1703397479934-KGfBrf0y89.png?width=800)
1つ目の商談レコードを削除してみると・・・
削除することができました!
![](https://assets.st-note.com/img/1703397583610-UIifIx8zqV.png?width=800)
2つ目の商談レコードを削除してみると・・・
フローで設定したエラーメッセージが表示されました!これでクローズした商談レコードは削除できません。
![](https://assets.st-note.com/img/1703397659435-EPf7lOUm0F.png?width=800)
終わり
もし特定の条件の場合、レコードを削除したくない要件がある場合はぜひ使ってみてください。
それでは、メリークリスマス!!🎄✨
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