ダブルダイヤモンド環境考察 絆ガブモン
もう暑くなりましたね、汗が止まらんす
今回は事前発表の時からかなり騒がれていた絆の姿、その片方であるガブモン-友情の絆-を主軸に置いた速攻型のデッキの紹介です
絆ガブモン
デッキパワー★★★★★
安定感★★★~★★★★★
おすすめ度★★★★
先日紹介したジエスオメガにも当てはまる順当進化とはうって変わってLvの概念を覆す「ワープ進化」タイプのデッキです。後述する石田ヤマトの効果によってLv3のガブモンから一気にこの友情の絆に進化することができ、アタック時効果で相手盤面を一掃+連続攻撃で一気に相手セキュリティを削りきるデッキとなります。
・試合展開の速さ
このデッキの強みとしてまず見てほしいのがワープ進化による試合展開の速さです。
このデッキの核となるカードがこの石田ヤマトです。育成エリアでガブモンに進化させて次のターンバトルエリアに移動するだけでメモリー+1と1ドローできます、正直これだけでも3コストの価値がありそうに見えます。
問題はメイン効果でLv3のガブモンを急にLv7の友情の絆に進化できます、進化条件も特になくコストもそのまま3コストで進化できるので本当に急に友情の絆が飛んできます。エェ…
「ガブモン」であればどのガブモンでもいいので適当にガブモンを登場させておいてもヤマトさえ出していれば相手にとっては常に警戒しないといけなくなり、非常にケアが難しいデッキです。
・多彩なサーチカードと豊富なドローソース
このデッキの特色としてもう1つ挙げたいのがサーチカードの多さです。基本的に採用されているサーチカードをざっと挙げていってみましょう。
基本的にはこの3種で、多くの方がこれらを4枚ずつ採用しているのを見かけます。人によってはガルルモンやワーガルルモンの採用から5弾のサーチ付きのガブモンを入れてる人もいます。これだけのサーチカードを駆使すれば容易に友情の絆を手札に加えることができますね。
そしてサーチのみならずドローも優秀なのが青の強み、先述した石田ヤマトに加え以下のカードで手札事故の確率を極限まで下げています。
人によって採用は変わってきますがドローソースとして優秀なカードを挙げるなら上の4枚になります。
特にガブモンはそのまま友情の絆になれるため必要不可欠なカードとなっています、さすがにここは4枚採用したいところですね。
・奇襲性
このデッキの最も強い点として挙げたいのは、奇襲によって仕掛けられる突然の死だと思います。ここで言う奇襲は2通りの意味があります。
1つは石田ヤマトによるガブモンから絆に進化といったワープ進化による急に高レベルになって連続攻撃によるセキュリティ削りです。
友情の絆以外にも上の2枚もワープ進化によって進化してきます。エンシェントガルルモンはプロモヴォルフモンから、アルフォースブイドラモンは上でも紹介したブイモンからしか進化できませんが、相手の計算を狂わせるには十分なスペックを持っています。
2つはテイマーから進化できるハイブリット体の存在です。
主に採用されているのがこのヴォルフモンで、テイマーを予め出しておいてセキュリティを削りきった後、最後の一撃としてテイマーから進化してそのまま殴って勝ちというのがこのデッキの勝ちパターンとなります。なのでテイマーが出ていたら常に警戒した方が良いかもしれません。
「弱点」
当然このデッキにも弱点は存在します、いくつか見ていきましょう。
・キーカードの存在
いくら奇襲性が高くドローやサーチが豊富でも欲しいカードが来なければ正直言って劣化版のアグロデッキと化します。石田ヤマトがなければ絆に進化できないしヤマトがあっても絆が手札になければ意味がない…このデッキはコンボデッキに通ずるものがあり、キーカードが来なければ動けないのです。
(ある程度のアグロ展開はできますが…)
・ワープ進化によるデメリット
実は強みであるワープ進化にはリスクを伴うデメリットも存在します。
まず友情の絆はヤマトの効果で出すとセキュリティ2枚を破棄します、そしてターン終了時にセキュリティが残っていれば友情の絆は消滅します。つまり捨て身に近い戦術なんです。
エンシェントガルルモンもプロモヴォルフモンから進化するとターン終了時に消滅します、進化したターンで勝負を決めるつもりで出さないと返しで痛い目に合うなんてことも…
総評
「豊富なサーチとドローによって安定感は高くアグロ展開も狙え、ワープ進化による奇襲が強いが、要求値はそこそこ高くそれ相応のリスクも伴う表裏一体のデッキ」
ですかね?
初心者におすすめできるポイントとして安く組めることにもあります。
(エンシェントガルルモン採用するなら高いけど)
絆を除けばほとんどコモン~レアで組める型をサンプルに残しておきますので参考になれば幸いです。
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