シール帳

我々が「シール帳」と呼んでいる保育園の出席ノートが無くなった。返してもらい忘れたのかどこかで落としたのかわからない。お迎えはいつもお父さんだから、帰り道で、お菓子とかをカバンから出したりしてるうちにおとしたかもとお父さんは言う。ごめんね。と娘にも言った。

娘、どう思うのかな、悲しくなるのかな、と思って観察していたら、意外と普通に受けとめていて、なくなっちゃったの?あたらしいのかわなきゃー。とか言う。

おい娘よ。毎日毎日コツコツ貯めたシールと先生からの言葉がどっか行っちゃったんだぞ。昨日は台風だ。道に落ちてるかもしれないけどたぶんぐちゃぐちゃだ。風でとんでっちゃってるかもしれない。見つかるかな。見つからなかったらどうしよう。私は悲しい。

という気持ちをよそにアッサリした発言の娘にそんなもんかー!!と思った朝。昨日の帰宅ルートと同じ道ででかけ、ついでに交番でお巡りさんにもきいた。やっぱりない。

結局保育園についたお父さんからメッセージ。シール帳、保育園にあった。って。

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