見出し画像

低圧室(けあふ)のある社宅に住んだときの体験談を交えた社宅のメリットとデメリット

  • 社宅に住むってどんな感じだろう

  • メリットとデメリットを知りたい

  • 実際に住んだ体験談を聞きたい

入社初めのころはバタバタしてて新居を探す暇もないという状況に陥りやすいので、社宅があるというのはありがたいと感じる面があると思います。

アパートと同じように、社宅にはいろいろな物件があります。

今回は、以前の会社に勤めていたときに、低圧室(けあふ)が備え付けられた一風変わった社宅に住んだ体験談を交えて、そのメリットとデメリットを語っていこうと思います。

★社宅に住んだときに感じたメリットデメリット

  • 社宅だけあって、職場にアクセスしやすい

  • ごみ捨てや洗濯などは管理人の方がやってくれる

  • 低圧室(けあふ)は一般開放しているので来客があるので心が休まらない

  • 出張時の仮住まいだったので仕方ない面もあったがメリットは少ない


低圧室(けあふ)付きの社宅ってどんな感じ?


物件自体は駐車場付きの平屋で、バストイレ別のキッチン付き2K(+けあふ)といった感じでした。

近くにはコンビニもあり、会社の車も使えましたので普通に生活する分にはまったく問題なく、この社宅に仮住まいを始めたころはいたって平和に暮らすことができておりました。

けあふ自体は1回だけ利用したことがあり、利用後はなんとなく肩こりがよくなったような気がしました。

けあふは「高地トレーニング」を簡易的に実施できる環境ですが、ルーム内は3畳程度と狭く天井も低いことに加え、ルーム内では運動しないように注意書きがあるので基本的に座っているだけになります。

基本的には高齢者の方向けの施設ですので、膝に負担をかけずに健康増進ができるよう工夫されているんですね。

低圧室(けあふ)が備え付けられている以外はいたって普通の2Kの平屋という感じでした。

けあふ付き社宅に住んで感じたメリット


社宅近くの風景

社宅なだけあって会社にアクセスしやすい

社宅と銘打っているだけあって、会社にはアクセスしやすい場所に位置していました。

車で15分ほどの距離で最寄り駅もなかったのですが、社用車があったので「近い」とは言い切れないまでもアクセスについては問題ありませんでした。

家賃が安い

家賃としては水道光熱費と駐車場込みで1万円と間取り、立地にしては安く住むことができました。

地方の企業であったこともあったと思いますが、実際に賃貸で住むとなれば上記と同じ条件で6~7万円はしたと思います。

会社に入ったばかりはそれほど預金もないですので、生活費をぐっと抑えられるのは大変ありがたかったです。

家賃を抑えられる分、給料を他のことに使うことができますので、社宅住まいに不満がなければ支給額以上に給料を有効に活用することができます。

ごみ出しや掃除は管理人の方が実施してくれる

これは社宅にもよりけりですが、ごみ出しや掃除、設備の点検といった「住まいの雑務」は会社に行っている間に管理人の方が実施してくれました。

疲れて帰ってきて、掃除やらをしなくてはいけないというのは結構な負担ですよね。

また、洗濯についても管理人の方にお願いしておけば所定の場所に出しておくことで代行してくれます。

その代わりといっては何ですが、社宅には洗濯機が備え付けられていませんでした。

電球が切れたり、ガスの出が悪い場合も管理人の方に丸投げができるので家事の負担についてはないも同然でした。

けあふなどの共用物を無料で利用できる

けあふは社宅備え付けですので無料で使うことができました。

また、キッチンにある電子レンジや食器など、自由に使ってよい備品がいくつかありましたのでこちらも生活費の削減に役立ちました。

けあふは1回しか利用しませんでしたが、食器などは存分に活用させていただきました。

また、冬場の暖房器具に使う灯油についても会社の経費で落とせましたのでお金周りの心配はほぼありませんでした。

けあふ付き社宅に住んで思ったデメリット


困っている男性

設備を自分好みにカスタマイズできない

通常の賃貸住宅でしたらガスコンロや洗濯機など、家具家電については自分好みのものを購入して使うことができます。ある意味、一人暮らしの醍醐味ですよね。

社宅の場合、家具家電は備え付けのものをそのまま使うことになります。

もちろん、生活に差し支えることはありませんが、年式が古かったりほしい機能が付いていなかったりと不満な部分が出てきます。

あくまで社宅は「共用物件」ですので自分好みのカスタマイズが難しくなります。

家具家電が壊れてしまった場合は買い替えることも可能ですが、私が住んでいた社宅では会社のほうで見繕う規定になっておりましたので、こだわりがある方には向いていないと思います。

立地は選べない

社会人になって住まいを決めるとき、「どの町に住もうか」「どの物件にしようか」と不動産屋を巡りながら選ぶのも楽しみの一つです。

社宅の場合は物件が完全に決まってしまいますので、選択の余地がありません。

新生活を自分で選んだ物件で送りたいという方は社宅を選ばずに不動産屋にお世話になりましょう。

ただ、冒頭で述べたように入社時期に忙しくて物件を決められなかったという場合は社宅にいったんお世話になり、そこで生活しながら物件を探すのが無難です。

慌てて物件を決めてしまうと後々トラブルに発展しかねませんので、冷静に選べる時期に改めて探すことをおすすめします。

けあふ社宅限定:一般に開放しているので休日に来客がある

これは以前私が住んでいたけあふ付き社宅に限ったデメリットですが、体験談として語っていきます。

なんと、けあふを一般開放している関係で、営業時間内にお客さんが普通に入ってきます。

「営業時間内は仕事に出ているから問題ないんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、そこは土曜日にも営業しておりました。

土曜日の営業時間帯にはお客さんにばったり出くわす場合がありますので、うかつに外に出られないという恐ろしいデメリットがありました。

社宅に住み始めたのは月曜日でしたので、その日になるまで気づかなかったんですね。

また、日曜日は営業こそしていないものの、会社の方々が利用しに来ますので、休日は一切心が休まらない状況となっておりました。

そのため、土日祝日は社用車で終日外出しなければならなかったのでした。

最初のほうは観光名所めぐりをすることで時間をつぶすことができておりましたが、だんだん行く場所がなくなり、最終的には日帰り温泉やネットカフェなどで時間をつぶすようになりました。

このような社宅はまれだとは思いますが、他にも社宅の共用スペースを一般開放しているなどあれば同じような目に遭う可能性がありますので、社宅の条件などは事前に確認しておいたほうが賢明です。

基本的には社員が生活するスペースに入らないように規定があるのですが、何度か無断で部屋のドアを開けられたことがありましたので規定は信用せず外出することにしました。

まとめ


★社宅に住むメリットとデメリット

  • 会社へのアクセスが容易で家賃も安いので、賃貸住宅に住むよりは給料を有効に使える

  • 管理人の方が家事を負担してくれるので生活は楽になる

  • 自分好みの物件に住むことはできないし、家具家電も選べない

  • 一般開放している部屋があると無断でプライベート空間に侵入される危険性がある

結論としては、あくまでも仮住まいとして数ヶ月住む程度であれば問題ないですが、できれば自分で選んだ物件に住んだほうがいいということです。

私の場合は平屋でしたが、社宅が集合住宅の場合は会社の人とばったり・・ということもあり得ます。

仲の良い同期とかであれば問題ないですが、上司や取締役でしたら気まずいですよね。

中には社宅を強制される場合もありますが、選択肢があるのでしたらプライベートを守るためにも不動産屋で物件を選ぶことを強くおすすめします。

ただ、生活費の負担が減りますので、社宅生活に抵抗のない方でしたら検討の余地はあります。

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?