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【下書き供養②】テニミュ鑑賞記録⑧ 私、いつの間に…

(※今回の投稿は、2023年3月当時に書いたまま保存されていた下書きに加筆・修正したものです。時系列がおかしい部分もございますがご了承ください)

こんにちは!今日もご覧いただき、ありがとうございます。


お、終わってしまった…関東氷帝公演が……

正直こんなにロスるとは思っていなかったです。結局「もうこれを超える公演はないだろうな」と思っていた新テニミュのセカステと同じの公演数観劇してしまいました。あ、1公演中止だったからマイナス1公演か……ハハッ…

「無事に」千秋楽を終えた、と言ってもいいものか、というくらいいろいろなことが起きた凱旋公演でしたね。それについては後述。とにかく全員よくがんばりました!! 母を通り越して祖母のような気持ちで若者たちの成長をいとおしく見守った2か月間でした。

自分の過去のテニミュ記事って恥ずかしいのであまり読み返さないんですが、それでもこういう節目に読み返してみると「え~自分こんなこと言ってたんだ…」と改めて思い出すことができるので、やはり記録を残しておくことって大事だなと感じました。初期の自分の感想って、やっぱりテニミュ初心者の拙い感想だなと思いますし(別に今が有識者って訳ではないよ)、何よりびっくりしたのは「アニメと比較しすぎじゃない!?」ということ。私の中で20年前から「王子様たちは生きてたらこのようにしゃべる」っていうイメージは基本アニメの声と話し方に固定されていたせいで、「なんか違う…」と思いがちだったようです。今回の氷帝戦では特に思わなかったなぁ…今はもう「それはそれ、これはこれ」と分けて、どっちの王子様たちも最高~~~!と思うことができていますが、この境地に来るまで時間がだいぶかかってしまいました。


鳳長太郎とD1

今回もテニミュボーイズあんまり着目して観られなかったなぁ、というのが前公演に続いての反省点。というのも今回の私の持ちネタ(?)になっていたのが「テニミュボーイズはまじでちゃんと見ておいた方が良いよ!! ある日突然推しの姿をして目の前に現れることがあるから!!!」という話で(笑)それを言うたび「さすが経験者は言葉の重みが違うな…」と友人たちを戦々恐々とさせていたものです。

それにしても陸ちゃん……本当に立派になって……!! 立川で出会ったポメラニアンの赤ちゃんは、東京凱旋の頃にはサモエドの成犬になっていました。成長してもまっしろふわふわで可愛いままなんだけど、シンプルに「強そう」と思えるようになった。大きい声を出すと甲高い声になっちゃうのがりくちょたのかわいいポイントではあるんだけど、低めの声で吠えてる場面が増えて(犬?)強そうに見えるようになった。「立ち向かう~あなただからこそ~♬ つ~よ~いェァ💢💢」とか(笑)「スピードなら全ッッ然俺の方が上っすよ!」とかも日に日によくなった。「俺に任せ~て~♪」のところもかな。

一瞬過ぎて気付かなかったけど、15巻の「彼らには強い頼関係を感じる」の宍戸・鳳ペアが背中合わせになるシーンを再現してくれてたんですね。…ですよね!? それが例の「海堂、お前もう終わってるそうだが」→ジローとルドルフの邂逅のシーンの前に入ってるから、長太郎がラケットをチョンと肩につけたくらいのほんの0.5秒くらいで終わる(笑)そういうご配慮助かります…でも一瞬なの勿体ないなぁ…

とにかくダンスと顔の演技が好きすぎて、観察対象としては最高だった!!岳人ソロ、跡部ディスコ、イニシアチブ…どれも毎回良かった。イニシアチブとかめちゃめちゃ怖い顔してるんですよね、目をカッと開いて口元は笑ってるの…それで手塚(←氷帝の真ん中でぽつんと立っててかわいい)を挑発してるの…たまらん……急にオス出してくるのやめてもろて……

千秋楽の控え戦で氷帝が負けたあと、日吉につられて泣いちゃったのも相当可愛かった。彼の泣いてるところは見たことがないはずなのに「原作で見たことのある泣き顔だ!!!!」と思って、こちらももらい泣きしながらテンション爆上がりしていました…大きなおめめからポロポロ流れてくる涙がかわいすぎて…これが「母性」っちゅーやつか✨と……!! それに続く氷帝の寿司のシーンで、まだちょっとグスグスしてる日吉をポンポンと軽く叩いて慰めてくれていたのですが、その手がまた大きくて男らしくて「急にオス出すのやめてもろて!!」と思いながら、鼻息荒く双眼鏡を覗き込みましたとさ。


キャストが良かったからこそ、やっぱりセリフのカットの多さがめちゃくちゃ気になってしまいました。海堂が1人でがむしゃらに戦ってるところとか。一見、乾・海堂ペアはバラバラになったように見えたからこそ、宍戸さんが「海堂はもう終わりだ」って煽る訳じゃないですか…でも実はD1がデュエットを歌ってる間に海堂が1人で頑張ってたことになっていたらしく…「そうなんだ!?」って…

別の試合の話ですが、日吉の「演舞テニス」についてセリフがなかったので、オフマイクで侑士が説明してくれているらしい…というのは聞いたのですが、ご覧の通り手塚と長太郎しか見ていない私は結局何度観劇しても「いつそんなことしてたの?」と気付くことができませんでした。その配慮は感謝だけども、私のように伝わらない人には伝わってないんだよな…けっこう大事な情報だし、本当は観客全員に伝えなきゃいけないのにな…

個人的に、この関東氷帝D1を一番的確に表している曲ってベスゲ(アニメ)の「BACK SHOT」だと思うんですよね。

海堂・鳳「信頼と尊敬」
乾・宍戸「挫折と再生」

もうこの4つの単語に全てが詰まっている訳じゃないですか。「挫折と再生」って…!! そうだよね、乾も宍戸さんも1回レギュラー落ちてから復帰した選手なんだよね!! このダブルス、両校とも「レギュラー落ちから復活した3年生」と「次世代を担う2年生」という組み合わせの対比になっていることがキーポイントのはずなのに、そこがあまり重視されていないのが悔しい。歌詞にするところも「そうかもしれないけど、重要なのはそこじゃないんだよな…」と少々モヤっとしたものが残りました。「試合をする権利で 満足してる暇もねぇよ」だったかな、宍戸パートの歌詞…要はレギュラーになれただけでは満足しない=勝ちたいってことなのは分かるんだけど、じゃあそのために宍戸さんは何をした?というところを描いて(歌って)ほしかった。

最後に余談ですが、Glory Daysで宍戸さんめっちゃ笑顔でかっこよかった~! ニカッと白い歯を見せて笑ってるんだけど、毎回「これ宍戸亮の笑い方だ…」と思って見ていた。実在しないのに、試合以外の宍戸さんをほとんど知らないのに、なぜか毎回そう思ったんですよね。いやーあれは良い笑顔だったな…すごく印象的でした。


手塚国光とランキング戦とS1

手塚も本当しっかりした「部長」になったなぁ…4thと新の相乗効果が素晴らしいと前にも言ったけど、レボライで「お前は青学の柱になれ」を歌っていたことによって今回のシーンも(観ている側は)深みが出たと思います。「部長であること」の「君の試合を見てきた 君は立派に成長した」という大和→手塚の歌詞が本当に「それな!!!!」と叫びだしたくなるほど共感できます。まあ、その次の歌詞が「あなたが俺の原点」(手塚→大和)なので、「あ、私のことじゃないな…」と急に現実に引き戻されるところまでがデフォ(笑)

立川直後に書いた感想の中で、乾にランキング戦で勝ったときにガッツポーズをしていた…と書いたのですが、これは気付いたらやらなくなっていました。ただ、ここと跡部との試合中もたまにやっていたのが、ラケットをグリップ⇒フレームの三角のところに軽く握り直すんですよね。そうすると自然と腕を引く形になるので、彼なりの小さなガッツポーズなのかなと思って見ていました(そんなつもりなかったらごめん)。乾の試合後と、跡部との試合中もたまにやっていた。そして、明確に「ガッツポーズ」をするのが、肩を痛めたあとにタイブレークの1ポイント目を跡部から奪ったとき。この時だけはこぶしを握り締めて、ぐっとガッツポーズをしています。

そして、手塚の名言「油断せずに行こう」は今作中で4回くらい?(歌詞を含めたらもっと?)出ていますが、「まだ試合は終わっていない」というセリフも実は2回言ってるな~と気付いてから注目するようになりました。一度目は乾との試合で挽回し始めたとき。二度目は肩を痛めてサーブが打てなかった手塚に、青学メンバーが駆け寄ってきたとき。「戻ってろ、まだ試合は終わっていない」って言いながら、メンバーをキッと睨んで顎で戻るように指し示してる…と思われるのですが、このとき手塚は客席に背を向けていて、たとえサイドシートからでもどんな表情をしているかは見えなかった。どんな顔だったか見たかったな~と思いつつ、観客には見えなくて良かったのかもしれない(泣いちゃうから)(想像の余地がある方が良いから)。手塚、今回けっこう大事なセリフを言うときにお尻…じゃなくて背中を向けがちだったなぁ。1回目の乾との試合の中で「油断せずに行こう」っていうときも後ろ向きだったから、初見では「えぇ~~~!?」と思ったのですが、のちにそのセリフまだ3回くらいは出てきたのでまぁいいか…と思ってしまっていました(笑)

結局配信含め10回以上は観たと思いますが、S1で私が泣かなかったの1回だけじゃないかな…それも下手のサイドシートで手塚の姿が全然見えなかったときだけ(笑)顔見ると泣いちゃうよね、本当に…ランキング戦で乾に「眉一つ動かさないんだな」と言われていた手塚が苦痛に顔をゆがめて走り回る姿がなんとも痛々しくて。左胸の「SEIGAKU」というロゴを見つめたり、時にはそれを強く握ったり、「俺は、俺たちは 全国へ」という歌詞の「俺たち」の部分で青学ベンチをガッと見たりとか、そういう何気ない行動がたまらなく好きだった。

今回千秋楽に入ったのでご挨拶があったのですが、けんとのターンになって「手塚国光役の山田健登です。…ゲゲゲ!」と言った瞬間に泣く超絶不審者になってしまいました(笑)というのも、ちょうど「お披露目会からもうすぐ2年経つのか…」と彼にハマったきっかけでもあるお披露目会のことを懐古しながら劇場に向かっていたので、「初めてゲゲゲを見たあの日」から「関東氷帝千秋楽のこの日」までが走馬灯のようにブワーーーーッと駆け巡り、まさかのゲゲゲきっかけで泣いてしまいました。こんなんで卒業の時どうするんだろ…いや無理無理無理卒業とか絶対させない無理無理無理!!!と今から不安でたまりません(笑)せめて…ドイツのユニフォーム着てから卒業して…(※毎回言ってる)「ドイツユニのブロマイド出たら10枚買う、合計10枚じゃないよ! 公演行くたびに10枚買う!!」と友人に宣言したのでホント…頼んます…でも次の六角はまたセカステ並みに出番少ないでしょうね。プレドイツに賭けます。何を? 命を………


菊丸英二の存在

いろいろありましたね…いろいろと……

エア英二、まさに賛否両論で「万人を納得させるのって難しいな」と思いました。「あの場に立てるのはオーデで選ばれたそうちゃんだけ、代役なんていらない」というのも分かるし、「声を裏で当てるにしても何とかボーイズとかで菊丸の姿を演じられなかったのか」というのも分かる。まあ代役と簡単にはいっても、そうちゃんが2ヶ月近くかけて作り上げたラリーや振付を1週間弱で仕上げるのはあまり現実的ではないですよね。それができるならそいつが正キャストになってるよ、っていう。私としては、「声の出演」にするならもう少し違う方法があったかな…とは思っています。

ルド吹の記事をすっ飛ばしてしまったのでこのnoteではあまり話していませんが、そうちゃんの菊丸英二も実は好きです。実は私のブロマイド購入選抜に入ってる(手塚、長太郎、英二、宍戸さんを購入)。なので決して悪いようにとらえていただきたくはないのですが、「英二じゃなくてもいい場面」はいっそ他のキャストが代わりにセリフを言ったり歌ったりする方が「不在の不自然さ」は拭えたんじゃないかと思います。例えば、ざっくり言うと試合中のガヤとか。確かに英二は元気なキャラでベンチでもよく動いてしゃべってはいるけど、他にも桃みたいなよくしゃべるキャラもいるし、池田みたいな原作セリフが少ないキャラもいるから、そこに割り振ってもよかった気がする。逆に、「英二じゃなければいけない場面」、主にD2の試合では絶対に必要だと思いますし、岳人とのガヤ合戦も楽しみにしていたので声だけでも聞けてよかったと思える。でも本当難しいね、足以外は元気だったんだもんね…これについては正解は一生出ないなーと思っています。

さすがに凱旋初日はつらかったな。「まだまだお前とボールを追いかけていたい 終わらす訳にはいかないから」の一連の歌詞があんなに刺さったのはあの日が一番かも。跡部の言う「あいつらは3人でダブルスをやってるんだ」という言葉だって、普段なら「菊丸と桃城だけじゃなくて大石もいるよ~」の意味ですが、この日に限っては観客全員が「原ちゃんとじゅやまだけじゃなくてそうちゃんもいるよ」の意味に捉えたじゃないですか…



↑下書きはここで途切れていました…(笑)
本当はもう1トピック見出しがあったけどそこは削除しました。

やっぱり感想残しておくのは大事。それは本当にそう。

よかったね、ドイツユニフォームの手塚見られたよ…!行くたびブロマ10枚は買わなかったけど、トータル10以上は買ったんじゃないかな…💸

「私、いつの間に」っていうサブタイトルは何だったんだろう? いつの間にこんなにテニミュを好きになっていたんだろう的な…? 多分そのエピソードに辿り着く前に力尽きたんでしょうね。それもまたよい思い出。

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