見出し画像

テニスが俺たちを変えてくれた

こんにちは! 今日もご覧いただき、ありがとうございます。


先日、DREAM LIVEが無事に終了しました。その名の通り、まさに夢のようなライブでした。
そして、この公演をもって、当代青学キャストが卒業となりました。

つ、つら……! 1週間経とうが2週間経とうが全く涙が枯れないのですが…私だけでしょうか…

歴代の猛者たちは、この「青学キャストの卒業」というバカでかいハードルを毎シーズン超えてきたんですね。一応4年前に「パンドラの箱」を開けてから、Dream Streamで10代目の卒業は見送ったはずだけど、11代目はやっぱりシーズン初めから追ってしまったので思い入れがすごい。すごい、この壁を乗り越えた人たちまじで尊敬する、越えられる気がしない…


馬鹿だと言われるかもしれませんが、正直な話、山田健登のワンマンの日程が発表されるまではフォーステも続投だということを全く疑っていませんでした。ドリライ初日が5/25だったけど、確かそのワンマン解禁が5/23だったかな? ワンマンは8月下旬から9月上旬にかけて、毎週末日曜日に昼夜2公演。当然「8月〜9月」と発表されていたフォーステに出るんだとしたら、毎週日曜日が休演日なんてあり得ない話。「ま、卒業といってもフォーステあるし、まああと半年くらいは猶予あるでしょ」と当然のごとく思っていた私にとっては、まさに青天の霹靂でした。勝手に半年後くらいだと思っていた別れの日が、実はもう10日後くらいに迫ってるよ😄と突然教えられて呆然としました。

なんと愚かなことに、「どうせならフォーステに注力したいから」と言って関立もそれほど観劇しなかったんですよね。まあスタミュミュがドン被りだったというのもありますし、そもそも凱旋の手持ちゼロでしたし、関立は手塚も九州にいて試合がないので「幸村と戦うフォーステ優先だよね〜」と思っていました。そう、何の疑いもなく…

いつだって「これが最後」だと思って観に行くべきだった…! 何年ヲタクをやってるんだバカタレ。本当に後悔しています。でも悔やんでももう取り返せない。

ドリライもまだ神戸は頭を空っぽにして楽しむことができましたが、有明は本当に憂鬱でした。毎公演「残り何回になっちゃった…」と思いながら観るのは辛かった。ひとつひとつの曲に思い出がありすぎて、泣かない公演がなかった。いつもなら一緒に泣いてくれる友達がいたけど、1回だけ1人で入った公演があって、卒バラで泣いてたら隣のヲタクにギョッとされたりもしました(笑)すまんな、不審者で…

「ヤダヤダヤダ行きたくない!」とホテルで駄々こねながら向かった千秋楽。本当に最後だ、あと3時間後には青学は卒業してるんだ、と思いながらひとつひとつのパフォーマンスを目に焼き付けました。

唯一の過去曲、「Do Your Best」で毎回手塚が「行くぞ青学!」と叫ぶ訳ですが、千秋楽だけ「行くぞ青学11代目!!」と叫んだんですよね。このとき、人生で最初で最後になると思いますがけんとに本気でブチ切れました(笑)「まだ11代目って言わないでよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」と。ナンバリングされるのは卒業してからだと聞いていたので…まだナンバリングするな、あと1時間、この公演が全て終わるまでは「11代目」と名乗るんじゃねぇ…と本当に腹が立ちました(笑)

卒バラ「青春チーム」も本当に…辛かった(笑)歌い出しが手塚なのですが、高い位置からみんなのことを一人一人見つめながら歌うんですよね。表情は崩さなくても、優しさのこもった目で見てるんです…そしてそれを見つめ返している青学メンバーの顔も、ある者は泣き、ある者は笑い、ある者は手塚と同じく強く優しい眼差しを返し…って本当にさまざまで、手塚のことも観たいけど、ちゃんとそれを受け止めるみんなの顔もしっかり心に刻んでおこうと思いながら見ていました。

タカさんの「俺が馴染めるように〜」とかトリオの「僕らも応援されていたんだね」とか、絶妙にキャストとキャラがリンクする歌詞とかズルすぎますよね。名曲すぎたな。

事前に卒業インタビューの動画を観ていたときに、じゅやまが「新しい青学楽しみっすね!」みたいな感じだったので、結構あっさりしているんだな…と思っていましたが、桃城が誰よりも先に涙で顔をぐしゃぐしゃにしていて「じゅ、じゅやまぁぁぁぁ!!!」になりました(笑)

メインステにいるリョーマがソロを歌っているとき、みんなが横を通り過ぎながら肩を叩いたり頭を撫でたりして去っていく中、いつも手塚だけ素通りだったんですよね。でも、千秋楽だけは手塚もリョーマの肩をぽん、と叩いていった。そしてそれを受けてリョーマの顔がみるみるうちに泣き顔になっていく様子を見て客席の我々も………うぅぅぅ

美しい場面でした。白スーツ、本当に「卒業」を感じさせるのである意味で嫌いだったけど(笑)みんな本当によく似合っていたし、かっこよかった。あまりにもキラキラしすぎていて、「これが卒業を目前にした青学の輝きなんだな」とぼんやり思いました。みんなで肩を組んでゆっくりと階段を降りていく姿、一生忘れられないなぁ…

選手宣誓も、それこそ声出しなんてとても出来ないお披露目会や不動峰公演からずっとずっと同じものを歌ってきていたので、「いつかドリライがあれば声出ししたいね」とキャストもヲタクも夢を語っていた頃を思い返していました。関氷の凱旋から声出し解禁だったと思いますが、あのとき青学パートで1列になって前に走ってくる青学を見て涙腺崩壊したのも昨日のことのようです。これでみんなの名前を呼ぶのも最後、と思って最大音量でコールさせていただきました。

アンコールも終わって、いつも通り勝手にハケていく一部のメンバーをリョーマと手塚で呼び戻す、なんていう場面もまた愛おしい時間。カミシモからそれぞれハケるのではなく、最後はみんな揃って明るい扉の向こうへと歩いて行きました。この瞬間が本当に辛かった。いよいよお別れだ、この姿にはもう二度と会えないんだ、と思って「やだやだ」とずっと言っていました。たとえそちら側がどんなに明るい未来であっても、行かないでほしかった。


ドリライで心に誓いました。
もう青学キャストは追わない、と(笑)

次あったとしてもお披露目会には行かないこと。こんなにも別れが辛いならまじで青学なんて追わない方がいい。他校キャラはまだシーズンの間は現役でいてくれるけど、青学はシーズン途中でも変わり得る。辛くないようにライトファンでいよう。推しキャラも推しキャストも作るな。…というのはまあ無理があるけれども、とにかくこのときは本気でそう思いました。


ちょうどジャンプSQ.の発売日もあったので、月曜の夜には「新しい手塚」が誰なのかなんとなく情報が届きました。そうかい、そうかい。けんとより5歳年上かい。実力派なのかい。しかも、私たまたま彼がスタミュ見学に来てた日にたまたま劇場で見かけてたんですよね(笑)「まさてぃーの友達かぁ、ふーん」程度で忘れてたけど、名前見て思い出しましたよ…まさかこんな形で再会するとはな…あなただったのですね…

フォーステ、普通に「テニスの王子様のファン」として、テニミュのファンとしてめちゃくちゃ期待していて楽しみな気持ちもありつつ、「手塚国光 役 山田健登」以外を見たことがなかったので未だに受け入れられていない自分がいるのも事実。
だってあの激闘のドイツ戦だよ〜!?面白くない訳ないじゃーん!!しかもメダノレとかロミフェルも出てくるの楽しみすぎる!! という気持ちは本当にある。それに、ヲタクに文句を言わせないように山田健登の歌唱力に劣らない実力派キャストをちゃんと見つけてきてくれたのは感謝もあるし、私だって普通にかっこいいとは思ってる(笑)でも、やっぱり個人的には「けんとの手塚でフォーステが観たかった…」とウジウジしてしまうんです。卒業が悲しいのもあるけど、フォーステに…ドイツ戦に出て欲しかった、という思いの方が今は大きいのかも。テニソニではネバサレをカバーしてたけど、「Decideはドイツ戦を演じる時ために取っておいてるんだよね、わかるわかる」と思って2年間待ってたので…(笑)テニソニも円盤発売されないまま11代目卒業しちゃったし、また観るのは絶望的かなぁ。
なので、いつも連番してもらっている友達にも「フォーステは連番はできない、全部1人で行くね」と伝えてあります。だって絶対会場入りする前から観劇中、終演後まで私はずっとウジウジしてると思う。それは純粋に楽しみにしている友達の邪魔でしかないし、私に気を遣って新しい手塚を褒めない、とかはしないでほしいから。本当に良いと思ったなら、ぜひ「良い」と言ってやってほしい、私の分まで。私は1人でため息をつきながら劇場行って、泣きながら観劇して、1人で呆然としながら帰る(笑)それでもみんな優しいから「観劇被ったらご飯行こうね」とか言ってくれるけど、本当に私が申し訳なさすぎるから観劇する日も仲良い子たちにはあえて教えないつもりです(笑)とりあえず1人で静かにけんとの不在を受け止めたい。


小学生で「テニスの王子様」に出会って、だいぶ大人になって再会したという私の長い歴史の中で、こんなにも手塚国光と向き合ったのはこの3年間が初めてでした。もちろん原作もファンブックも全部読んでいたけど、とにかく強くて厳しい人といった薄っぺらい印象しかずっと持てていなかった私に、彼の中の優しさとか情熱とか、たまに見せる幼さ・青さみたいなものまで全て見せてもらった。笑わなくても、口数が少なくても、愛情に溢れた人なんだと知ることができた。「私はたまたまけんとの手塚がハマっただけで、別に手塚国光のヲタクではないからなぁ」と何度も言ってきたけど、気付いたらだいぶ手塚のこと好きになってたよ。

山田健登くん、最高の手塚国光を演じてくれてありがとうございました。誰が何と言おうと、テニミュが100thまで続こうと、あなたを超える手塚キャストは私の中では今後も現れないでしょう。みんなの部長でいてくれてありがとう。でも、これでお別れのつもりもないので、今後も引き続き応援させていただきます。夏のNeONEは全通しようかと思ってます☺️(笑)

青学11代目の皆さん、3年間お疲れ様でした。
コロナ禍でマスクでの稽古、声出し禁止、キャスト同士の会食もしばらくはできなかっただろうし、公演中止も何度もあった。そんな辛い時期に、青学でいてくれることを選んでくれて、本当に本当にありがとうございました。
ヲタクは最初に見た青学を親だと思うというのは定説ですが、私にとっては11代目が最高で最強!! 10年後も20年後も「やっぱり11代目が最高だったよね」って私は語り続けるよ。
残ってくれたまぴに思いを託して、それぞれの明るい未来へ歩いていってください。その道の途中でまた会えたら嬉しいね。


何事も「永遠」というものはありえないので、それこそ龍星くんもいずれ今持っている役たちを卒業していくんだろうな…と考えると爆裂に憂鬱ではあります(笑)でも後悔のないようにしたいですね。
本当に楽しみにはしているので、フォーステは2回くらい観に行こうかなとは思ってます。元気があれば感想書きます。元気が…あれば…
4thの方も、比嘉に佐伯がいれば観に行くし、全氷は長太郎がいるし、そのあとはもう四天なので普通に通い続けるんだと思います。たぶん新テニミュと4thでまた違う手塚が出てくるんだろうし、それもまあ…大人しく待つことにします。


それでは、また次回のnoteでお会いしましょう!またね〜〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?