LAMY dialog 2
こんにちは、E1evenです。
今回はある人の要望で、このペンについての記事を見たいというリクエストをいただいたので、そちらについて綴っていく。
このペンについて
まずこのペンはドイツのハンブルクに本社を置く、LAMYという高級筆記具メーカーによって作られたペンである。
そんなLAMYにはロマンだけを追い求めた、究極のシリーズがある。
それがdialog(ダイアログ)シリーズである。
このシリーズは数々の建築をデザインしてきたような、ベテランデザイナーによる洗練されたデザインである。それゆえと言ってはなんだが、値段は高めに設定されていて、実用に向いているものは少ない。
このシリーズには3つあるのだが、今回のものは「2」である。
簡単に言うと「1」は油性ボール、「2」はローラーボール、「3」は万年筆と言った具合である。
性能
まずこのペンは、手にしたらわかるのだが
とにかく重たい。それゆえに、実用には向いていないだろう。
自重ゆえにペン先に負荷がかかるため、初期リフィルのような太め(1.0mm)くらいのものがいいだろう。またローラーボールのためとても滑らかである。
LAMYのM66は酷評されがちであるが、自分の中では普通に使いやすい。フローも安定している。
また、このデザインのようになっているこのラインによってグリップの役割も果たしている。
また、ロジウムコートも多少グリップ感を生み出しているだろう。
1番の目玉はやはり、リフィルを繰り出すとへこむ、バネ式のクリップであろう。
へこむことによって、書いていて、クリップが手に当たらないという利点が生まれる。
またへこむことで、一体感が生まれる。とても考えられたデザインと言える。
リフィルの互換性
このペンは同社のスイフトと同じでM66が使える。ということはパイロットのジュースアップのリフィルは入るのか?そこも検証していきたいと思う。
実際ジュースアップを入れて使ってみた。
結論から言うと、非常に使いづらい。なぜならこの重たいボディにボール径の細いリフィルを使ってしまうと、ペン先を潰してしまうような感じである。そのため使うなら太めのボール径のものをおすすめする。
まとめ
このペンはやはり、実用には向いていないだろう。デザインとロマンである。そのためにお金を詰める人は少ないだろうが、金額を裏切らないクオリティである。
今現在、廃番となっており、プレミア価格で手は出しにくいであろうが、デザインが好きという方は購入を考えてみるのもありだと思う。
最後まで読んで頂き感謝
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