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"Bye-Good-Bye"One-day One Man Show【昼】レポ
今月はBMSG Solo ShowcaseにBE:FIRSTワンマン、ビバラと、月に3回ライブに行けるということもあり、口座からどんどんわっかが減ってくわけだけれど、減ったもの以上に豊かなものを「彼ら」は補給してくれる。
今回のワンマンも例外ではなかった。
ここではレポという名のついた感想や、感情の発露をしていきます。(ネタバレ含んでます)
自分が振り返るためでもあるので、忠実さや正確性は目を瞑っていただけると幸いです。
それではレゴー!
今回グッズの整理券が昼公演の23番でご用意されていたため、朝の9時には有明ガーデンに到着。
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整理券番号順に呼ばれるも、まだ呼ばれている時間に来ていない人もいて、なんだかんだで前から8人目くらいで購入列に。
希望していたグッズも問題なく購入できて開場時間まで有明ガーデン近辺で過ごす。
刺繍いい感じ!!
— 𝟙𝟙𝗙𝟙𝗥𝗦𝗧 (@11F1RST_BMSG) April 24, 2022
キーホルダーかわいい!!#ByeGoodBye_OneManShow pic.twitter.com/fPqKbYIGyI
建物の外向けのスピーカーからも、店内の導線でも延々とBE:FIRSTの曲だけがループされていた。
そんな店内にはBMSGの4文字が書かれた服やBye-Good-Byeの風合いのファッションのBESTYが溢れかえっていた。
これは一般のお客さんもだし、なんと言ってもショップの店員さんには強烈な印象を植え付けたことだろう。
絶対に退勤後も頭の中でBE:FIRSTがループされていることは間違いないだろう。
これ、ターゲットが合致してる企業、施設が集客のために全館ジャックとかしたらWinWinなんじゃないだろうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1651203264309-kfmyjfXGuE.jpg?width=800)
さて、そろそろ開場、入場。
今回の席は4階第2バルコニーの右側5列目。
前後の席にずれがあるため、前の方により視界が遮られるリスクは少なそうだ。
椅子も柔らかく座り心地がよかった。
角度はあれどそのおかげでステージまでの距離は思っていたより近く、ステージの全景がストレスなく見渡せる席だった。
今回隣の席には小学一年生くらいの女の子がいた。
開演までにBGMに流れる曲を片っ端から口ずさんでいて、Mr.PsychoやコアのTAMTとかまで歌っていた。
親の影響あれど、驚くほど歌えていた。
この子がライブ終了後に発した純粋な言葉にムーブメントの先、カルチャーを感じた。
最後まで読んでいただけると幸いです。
ステージには三面鏡のように背景全てと、左右、上部にモニターが吊られていて、うごめくパステルのCGはBGBのMVのようだった。
BMSG Soloの時もそうだったけど、Brave Generation BMSG United Rimixが大音量で流れ始め、観客が手拍子で応え開演前のテンションをどんどん上げられていく。
背面モニターに映し出されるメンバーの紹介動画。
スパソニの時もしびれたけど今回もそれは例外ではなかった。
そして、会場がどよめくステージ演出が始まった。
DARKな雰囲気の映像が流され、世界観としては「裏社会の探偵の結社」かのような印象を受けた(衣装やJのサングラスによる印象かも)
先述したモニターの上部が3枚並んでいる内の真ん中部分が吊られたままゆっくりと下降してくる。
段々とパネルは地面と並行になり下降してくる。
この天面に彼らが乗っているのかと思ったがパネルは更に角度をつけて天面がこちらに見えるようになるとそこには階段が。
パネルのこちら側がステージに接地すると、背面の大型モニターが開き、そこからBetrayal GameのBE:FIRSTが現れ、階段を降りてきた。
もう映画「未知との遭遇」を彷彿とさせる登場と、異世界のダークヒーロー感溢れる出で立ちで、我々のテンションはピークを迎えた。
オープニングはなんと新曲のBetrayal Gameからスタート。
スタートから歌唱力全開で、全員の色気がステージングで漏れてくる。
印象的だったのが、手や足を床について踊るフロアのダンスが盛り込まれていて、つくづくこのグループは曲ごとに表情も表現も違うし、進化を止めないけれど、それでいても彼らは彼らであることにリスペクトを感じた。
SOTAのラップ発声もかなり力強いものになっていて、これまでの軽やかさにプラスして、明らかに強さの要素が足されていた。
そしてもはや彼は「ラップのSOTA」ではないレベルの歌唱表現、アーティシズムを備えていてかなり感動した。
ラップは過去一でSKY-HI節が聴いてるフロウ、ライミング(押韻)で頭が縦に動いちゃう、HIPHOPみを感じられた。
特に頭韻での破裂するフロウは「ラップ風のそれ」ではないレベルにディレクションされている。
マイクリレーの順番もSOTA→SHUNTO→RYOKI→JUNONとキーが徐々に上がっていく構成になっていて、よく作られていた。
MVにはボルト(BOLT)と呼ばれる機材で撮られていて、ダンスボーカルグループでは日本初の採用となるそうだ。SHUNTOが割と細かく説明していたので、これはMVもメンバーだけじゃなくて、そのメンバーをいかに魅力的に表現しているか、そのアーティシズムにも注目したいと思う。
MCでLEOがRYOKIに曲名を言わせる場面があったんだけど、案の定Betrayal Gameの発音が良すぎてビトレイアルなのかベトレイアルなのかわからずじまいだった。
圧巻のコンディションでスタートした一曲目。
続いてGifted.
これは現場で見ている人は共感指数高いと思っているんだけど、「なんでノらないの?」とか「地蔵(立ち尽くしている様子)だよね」という指摘が当たらないと思っている。
手拍子する曲調ではないし、ハンズアップする箇所もない(することの否定じゃなく、個人的な感覚と、現場の景色の一つです)、荘厳さに圧倒され、目を離さず耳を傾けていたらそうなっていたという状況だと思う。
ほんと毎回Gifted.は才能が大爆発してて、才能が大渋滞起こしてて、高速でも一般道でも到着できないくらい、彼らが高く遠く見える曲である。
SOTAのヒット、バイブレーションは4階からでも視認できて、ほんとに曲を体現してアートに昇華しているさまが美しい。
ラスサビ大煽りも無事に昇天。
一つだけリクエスト込みで苦言なんだけど、TFFでもあった花火の火柱演出。
今回もあったんだけど、メンバーがほとんど見えなくなってしまうので、見直してくれたら嬉しいと思った。
Brave Generation
個人的に、個人的にだけど、全員の熱が最も感じられるこの曲。きれいに歌うことももちろん最高なんだけど、Brave Generationはエモーショナルがパフォーマンスによく現れていると感じた。
前回はTFFでパフォーマンスを見たけど、改めてコレオに気を向けたり、ライブで見られて良かった。
First Step
タオル回す曲として定着していて、LEOから「タオルを持っていない人はグーで回してください」とアナウンスがされ、会場が一体になる。
First Step以外でもだけど、メンバーから手を上げてほしい場面では仕草で誘導してくれるから盛り上がりと一体感が生まれる。
衣装チェンジの幕間に、BMSGスタジオの紹介VTRが流れ、これからスタジオでBMSGのアーティストで一緒に音楽を作っていくことへの未来についてコメントがあったりする中で、SHUNTOに対して一年前の自分に対してかける言葉を聞く場面が映る。
SHUNTOが答えたのは「怖くても進め」だった。
To The First
そこからのTTFのイントロ。
歌唱パートごとに一人づつ順に左右から出てくる。
いつになってもこの曲は原点だし、振り返るとき、また前を見るときに必ず背中を押す楽曲で、今回も歌唱、ダンスともにスタートから締めまで仕上がっていた。
Move On
ステージの照明が赤に染まると会場もMove Onと察した空気感に緊張感があって心地よい。
相変わらずSHUNTOのゲラーは空気震わせていたし、RYOKIの爆発力も最高だった。
今回が初BE:FIRSTという人もいたろうけど、Move Onのこの二人の生ゲラーやシラネーは「本物だー」感を感じられたんじゃないだろうか。
Befree
BE:FIRST TVぶりのパフォーマンスということもあり、声の語尾処理や息遣い、アレンジのライブパフォーマンスをライブ体感できて爽快だった。
特に印象に残ったのはRYOKIのラップでCome with me me me のところで、普段なら強めのme me meなんだけど、この日の昼は抑揚が平坦なme me meで力入ってない感がウケた。
口から音源の彼らが、いつもと少し違ったり(アレンジの意)感情の乗ったパフォーマンスが届くことが改めてライブの醍醐味だと感じた。
MCで大切な曲であるとのアナウンスがされ、メンバーがステージ上にセットされたソファや椅子に座り、静かなピアノの音で歌いだしたのはShining Oneのアコースティックバージョン。
全員が自身の声に全神経を注いだ歌唱は極上だった。
特筆してMANATOの歌い上げは過去一で自分を魅了してきた。
いつかの未来にソロ活動もする日があるだろうけど、これは日本が揺れる。
Kick Start
印象的だったのはステージを左右に移動しながらパフォーマンスするシーンでりゅうちゃんがぴょっこぴょこ移動していたところ。
バチバチに決めて、しなやかに揺れて、キュートさも持ち合わせていて、ほんとBESTYをほっとかせないよね。
Kick Startの定番、ボールをキックするフリではいつもRYOKIのフォームの綺麗さに感心する。
ちょっと関係ないけど、今まで参加したライブにおける初モノに遭遇していることが多いことに気づいた。
・スパソニでの初有人ライブパフォーマンス
・MTV LIVE MATCHでの初Kick Start
・TFFでのBG、BGB
・今回のBTG、SOピアノ
そして30日のビバラでオープニングで披露されるであろう新曲
そう、2ndワンマンの次はロック畑のVIVA LA ROCKに参加を控えている。
SKY-HIからBE:FIRSTに課された課題は
・歌で魅せるオープニング新曲
・MCで掴む
・最終的にお客さんを増やす
今回のワンマンではSOTAのMCに感動した。
『絶対にみんなで世界に行きましょう』とSOTAが言うとどんな誰よりも現実感と推進力が伝わってきて、心がグッと掴まれて動かされた。
彼らの中で燃えている中身を、情熱を持って発すればそこに絶対に火は灯ると思う。
JUNONに関しては『それぞれのペースで応援してくれたら本望です』とBESTYへの配慮と愛を感じた。
Bye Good Bye
ラストだけど、いつまでもコンディションが落ちるどころか輝きを放ち続ける。
急な新曲発表に放心してたTFFと違い、頬杖コンコンコン等ダンスもじっくり見られた。
ライブ最後になる曲はTTFもSOもGiftedもBGBもどれでも行けるレパートリーの多さと層の厚さを再認識した。
さいごに
マイクレスの地声でラスト7人が手を繋いで『ありがとうございました!』と発し、ステージ後ろから消えていき終演を迎えた。
客席に電気が灯ると、隣に居た小1くらいの女の子がこんなことを言っていた。
『将来BE:FIRSTの会社の人になるんだ!』
こうして多くの人の未来に夢を与えているということを彼らに届けたいと改めて思った。
5月30日のビバラは彼らにとって大きな試練になると思うけど、そこにはチャレンジしなかったら決して手に入らないナニカがあるだろうし、それと、会場で感じられるうねりをこの身で体感してこようと思う。
緊張感すら楽しみに変えて、伝説を目撃してきます。
それではまたビバラのレポで。
ここまで長文・駄文を読んでいただきありがとうございました!
【ライブレポート】BE:FIRST、2ndワンマンで魅せた進化 https://t.co/5hGTFO4k5T#BEFIRST
— BARKS編集部 (@barks_news) April 25, 2022
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