2022POG的予言・ダノントルネード
今回はデビューが近い「ダノックスの高額馬」を予言します。ダノックスはセレクトセールで高額馬の大人買いをするため、注目度は高くPOGでも人気するのだが、一方でズル滑る馬もかなり多い。しっかり対策して、各人で地雷回避能力を上げていく必要があるだろう。
ダノントルネード
父ハーツクライ×母シーウィルレイン、牡、中内田
【血統分析】
ハーツクライ×Manhattan Rain×Charge Forwardの血統。母の血統は馴染みが薄いが、要するにオーストラリア血統であり、早熟、短距離が得意分野。実際に母シーウィルレインも1000~1200mしか走っていない。血統を見ると、Fairy King、Nijinsky、Red Ransomをはじめとする米欧スタミナ血統マシマシで、ズブくて重くていかにも短距離な構成。とても日本の芝中距離を走れる血統ではない。これに米欧混血ハーツクライをつけたことで、さらに重さに拍車がかかっている。またスピード血統が少ないので、芝で走れても短距離の特殊条件、恐らく主戦場はダート中距離になるだろう。
【個体分析】
早生まれで順調に進められており、6月に入厩済。夏デビューが見えているのはいい。ただあまりにも血統にキズがあるため、動きによっぽどの裏付けがないと芝では厳しいと見る。また中内田厩舎に触れておくと、基本的には芝向きの馬を集めて、ダートはあまり使わないため相性も微妙。ちなみに黄本を見た方、NF空港場長のコメントに違和感を感じなかっただろうか。「このお母さんということもあり"2歳チャンピオン"を目指します」の部分だが、不自然に"2歳チャンピオン"とカッコ書きになっている。牧場側はダート馬と知りながら、オーナーに配慮して伏せた結果が"2歳チャンピオン"になったのではなかろうか。
【結論】
特大地雷と予想。芝では重くて走れない。ダート未勝利に行ってどこまで。
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