見出し画像

2023重賞的予言・桜花賞

先週の大阪杯は軽視したジャックドールが1着。皆さん仰ってますが、あの絶妙の後傾ラップは素晴らしかったし、武豊の騎乗を称えたい。一方で◎マリアエレーナは積極さに欠ける騎乗で惨敗。同じ負け方を2回繰り返されたので、正直ガッカリ。気を取り直していこう。

2023.4.9 桜花賞

G1予想はしっかり分析します。まずは過去10年のタイム分析から。

ソダシの1.31.1は何度見ても異次元。先行して残ってるし、これぞ名牝。

ポイントは以下。

  • 5年中4年は「魔の桜花賞ペース」、4F46秒台通過で高速決着も多い。

  • 2015、2019以外の8年はミドルペース以上。前傾ラップ実績が欲しい。

  • 厳しいペースなので差しが有利。先行馬は能力上位か、展開に恵まれるかの+αが必要。

今年の前哨戦はハイペースが多かったため、かなり前が流れる競馬になりそう。目立った逃げ馬はいなくとも、全体的に速いミドル~ハイペースと考えたい。

次に過去5年の1~3着馬分析。

ディープインパクトとキングカメハメハが2強だが、SS系は全般的に強い。

ポイントは以下。

  • ディープインパクト系、キングカメハメハ系などの日本の主流血統が強い。またDeputy Minister系、Storm Cat系、Bold Ruler系も強い。

  • 阪神マイル外回りは基本的に内枠有利で、穴も内枠から出る。外枠は能力のある差し馬のみマークは必要。

最後にステップレース分析。

ステップレースは多いが、レベルの高かったレースは2つだけ。

フラワーSは参考外。特殊馬場なので成績は直結はしないだろう。

アネモネSは例年並み。勝ち時計は過去最速だが、勝ち馬は全くロスのない競馬。今年も直結はしないだろう。

フィリーズRは例年並み。2022年よりも時計ひとつ遅い走破時計。ラップ【33.2-56.9-35.8】という前傾ラップも桜花賞とは違うバランス。桜花賞を目指す馬が使うステップレースではなく、今年も直結はしないだろう。

チューリップ賞は低レベル。ラップ【35.2-59.9-34.1】だが、5F通過が過去5年で最も遅いスローペースとなった。勝ったモズメイメイは恵まれており、今回は逃げることができないだろう。むしろ差し損ねた馬の方に注意が必要。

クイーンカップはハイレベル。ラップ【34.5-58.0-35.1】だが、テンが速いのに最後まで止まっていない。走破時計は過去10年で2位。しかも稍重馬場。今回の桜花賞のラップバランスにも近いので、この組はハーパー、ドゥアイズとも要注意だろう。

シンザン記念は低レベル。ラップ【34.8-58.1-35.6】で走破時計は例年並みだが、少頭数でロスのない競馬だったことを考えれば、ラスト35.6は正直遅い。ただ裏を返せば、ライトクオンタムは消耗していないことになるので、安易に消すこともないか。

阪神JFはややハイレベル。ラップ【33.7-57.0-36.1】、テン3F・5Fとも過去最速で引っ張った結果、時計も速い。勝ったリバティアイランドは全くロスのないコース取りで楽勝だったが、歴代の女傑と比べて抜けて強い、という感じはない。むしろロスがあった差し馬の方に妙味を感じる。

以下をまとめるとポイントは以下。

  • ペースは早めに流れる。前傾ラップ実績があるとよい。

  • ディープインパクト系、キングカメハメハ系などの日本の主流血統が強い。またDeputy Minister系、Storm Cat系、Bold Ruler系も強い。

  • クイーンCと阪神JFのレベルが高く、この組を中心視したい。

2022桜花賞。この年はインの馬場がよく、インに密集していた。だが例年は外差しもそんなに悪くない。

はい結論。

◎ドゥアイズ

ルーラーシップ×ディープインパクト×Grand Lodge。日本の主流血統が集まっており、速い流れに強い血統。阪神JFでは出遅れて、直線のロスも大きく3着だったが、最後までしっかり伸びていた。内枠もいいし、クイーンC好走も直結しやすい。

○リバティアイランド

ドゥラメンテ×All American×Xaar。母が豪州の短距離血統、桜花賞向きではない。阪神JFでは中枠を引けて、有力馬で1頭だけ不利のない競馬ができたが、今回は3番枠でマンマークを受けるのは確実。能力上位は認めるものの、本命視するにはリスクも高い。

▲コナコースト

キタサンブラック×キングカメハメハ×フレンチデピュティ。血統的にはドンピシャ。前傾ラップ実績こそないが、エンジンのかかりが遅く、最後に伸びてくる差し馬だけに、ペースアップで差しやすくはなるはず。

△ラヴェル

キタサンブラック×ダイワメジャー×フレンチデピュティ。血統はかなり良いし、能力的にも上位クラス。この馬は体力に不安があるので、連戦だった阪神JFよりも桜花賞の方が買いやすい。大外枠の距離ロスは不安材料だが、ハイペースかつ内がゴチャつく流れになればチャンスはある。

◎から馬連ワイド3連複。2倍つくなら◎の複勝もあり。

予言がお役に立ったときに、よろしければサポートお願いします!