2024POG的預言・コナブリュワーズの22(マジックサンズ)
今回は須貝厩舎の速攻系で一本。キズナは牝馬の方が走ると言われているが、牡馬はどう評価すべきなのかにも注目。
マジックサンズ
父キズナ×母コナブリュワーズ 牡 栗東 須貝尚介
【血統分析】
キズナ×キングカメハメハ×フレンチデピュティの配合。母母アンブロワーズは函館2歳Sを勝っており、一族総じて仕上がりが早いのが特徴。母コナブリュワーズの産駒も3頭が2歳6-8月に勝ち上がっている。また母は短距離を中心に4勝しているが、血統的には欧州スタミナを豊富に持っており、中距離をこなせる素養がある繁殖といえる。
今回の父はキズナ。母が持つフレンチデピュティとは相性が良く、筋肉質かつ早熟な米血を強調できている。また母が持つ欧州スタミナに父父ディープインパクトが反応するため、中長距離をこなすスタミナもある。ただし米欧混血で中距離向きのキレはなく、父母の相性がそこまで良いわけではないので、G1を取れるほどのポテンシャルはない。適正距離は1800-2600m、先行してパワーで押す競馬で強い。阪神内回りが最も得意で、中山、ローカルも合う一方、高速馬場や上がり勝負は合わない。ダートもこなせる。
【個体分析】
4月初旬の時点で入厩目前、6月デビューもありそう。早熟血統が順調に来ており、速攻系として期待が高い点は大幅プラス。また先行力のある中距離型牡馬なので、夏のローカルが向く点もプラス。2歳戦に強い須貝厩舎もプラスで、確実に勝ち上がって2歳重賞まで計算できるし、京都2歳Sや京成杯など、得意条件であれば重賞勝ちまで期待できそう。速攻系のポイントゲッターとして、上位指名候補に値するのでは。
【結論】
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